CoinbaseのCEO、ブライアン・アームストロング氏は、仮想通貨業界の過去10年間を振り返り、当初は決済が仮想通貨の主要な応用分野になると予想していたが、実際には取引が市場の主力となったと述べた。
今後10年間にわたり、アームストロング氏は仮想通貨決済の成長に楽観的であり、ステーブルコインやレイヤー2技術、より簡単なオンボーディングプロセスが成長の原動力になると指摘している。
仮想通貨業界の進化を振り返る
CoinbaseのCEOであるブライアン・アームストロング氏は、月曜日にソーシャルメディアプラットフォームXで、仮想通貨業界の過去10年間の進化についての見解を共有した。
アームストロング氏は、仮想通貨の初期には決済が主要なアプリケーションになると予想していたが、実際には取引が主流となったと振り返っている。
「決済が仮想通貨の最初のキラーアプリになると思っていたのに、最初の10年間は取引が仮想通貨業界で最高のビジネスとなったのを振り返るのは面白い」と述べている。
仮想通貨決済の未来に向けた楽観的な見通し
今後に関して、アームストロング氏は仮想通貨決済の未来に楽観的であり、「次の10年で決済が本格化するだろう」と述べた。
また、仮想通貨決済のインフラが着実に改善されており、採用がすでに始まっていることを強調し、ステーブルコイン(USDC)の決済量の増加がその証拠であると説明した。
同氏は「現在、ステーブルコイン(USDC)、レイヤー2(Base)、人間が読みやすい名前(ENS)、そしてより簡単なオンボーディング(スマートウォレット)が揃っており、すでに始まっている。ステーブルコインの決済量を見れば明らかだ」と述べている。
さらに、アームストロング氏は、仮想通貨の分野で学び、進化し続けることの重要性を強調し、「行動が情報を生む」という姿勢が重要であると強調した。
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