こんにちは、コインパートナーです。5月12日週のビットコイン(BTC/USDT)相場分析と展望をお伝えしていきたいと思います。

ビットコインは過去1週間で10%上昇し105,000ドルタッチしました。5週連続で週足が陽線になるのは2023年11月が最後、1年半ぶりとなります。この上昇の背景にはビットコインETFからの資金流入ストラテジー社を代表とするビットコイン保有企業の買い集めがあります。1ヶ月近く明確な押し目を形成せず上昇し続けておりますが、今週もこのまま継続上昇する場合どこまで上昇する可能性があるか分析していきたいと思います。

ビットコインテクニカル分析

BTC/USDT日足チャート

BTC/USDT4時間足チャート

押し目買いポイント

先週のビットコインはあと3,000ドルの上昇でATH(過去最高値)に到達する価格帯まで強く上昇しました。押し目形成からのロングを想定していましたが「押し目待ちに押し目無し」状態で継続して上昇を続けています。過去のチャートを見ても5週連続で陽線が続くことは稀なため、このまま上昇を続ける場合、過去最高値到達後に一度大きな下落が来てもおかしくはありません。すでに最高値圏のため新規でロングし辛い状況のため、ロングする場合には一旦下落を待ちたい状況が続きます。

一方、日足のRSIは80近くに達しており日足で買われすぎな状態と言えます。過去に80近くに到達後は上昇一服により下落に転じることが多く、その場合のターゲットプライスは74,000ドルのボトムから引いたフィボナッチの0.236(98,000ドル)か0.382(94,000ドル)付近までが想定できます。もしそこまで下落した場合は積極的にビットコインやアルトコインを仕込んでいきたいと考えています。

今週の注目の注文ポイントについて解説します。

理想のロングシナリオ展開
  • エントリー
    98,000ドル買い注文
  • 利益確定
    117,000USDTで利確
  • 損切り
    90,000USDT

相場一言アドバイス

BTCトレードとメンタル管理:感情が損失を拡大させるメカニズム

ビットコイントレードで勝ち続けるためには、テクニカル分析や手法以上に「メンタル管理」が重要な鍵を握ります。相場の最大の敵は、実は自分自身の感情なのです。特にボラティリティの高いビットコインは、短期間で大きく価格が動くため、トレーダーの心理を激しく揺さぶります。

例えば、ポジションを取った直後に逆行したとき、「損切りしたくない」という恐怖から塩漬けにしてしまう人は多いです。逆に、含み益が出たときに「もっと上がるかも」と利確を引き延ばし、利益を逃すケースもあります。さらに、「今乗らなきゃ損だ」と焦ってエントリーするFOMO(乗り遅れ恐怖症)、連敗による焦燥感からの無謀なリベンジトレードなど、感情が冷静な判断を妨げる場面は多岐にわたります。

感情の暴走を防ぐには、まず自分の感情がどう動いているかを自覚することが大切です。そのうえで、事前に損切り・利確のルールを明確にし、ポジションを持った後はそれに従う機械的な判断を徹底しましょう。損失を1回の資金の1〜2%以内に抑えるだけでも、メンタルへのダメージは大幅に減らせます。

また、自分のトレードを日々記録し、どんな感情のときに失敗が起きやすいのかを振り返る習慣を持つことも有効です。感情を完全に消すことはできませんが、“揺れにくい土台”を作ることは可能です。

優れた手法を持っていても、感情に支配されていては相場で勝ち続けることはできません。テクニックと同じくらい、あるいはそれ以上に、心の整備が必要なのです。ビットコイントレードにおける本当の実力とは、「感情を乗りこなせる力」に他なりません。

Discordコミュニティではビットコインの注文通知を受け取れます!