イーサリアムとは?

イーサリアム(Ethereum/ETH)は、2015年にヴィタリック・ブテリン氏によって開発された、スマートコントラクト機能を備えた分散型ブロックチェーンプラットフォームです。
このプラットフォーム上で使用される暗号資産の略称が「イーサ(ETH)」であり、ビットコインに次ぐ時価総額を誇ります。
イーサリアム(Ethereum/ETH)は、分散型アプリケーション(DApps)や分散型金融(DeFi)、非代替性トークン(NFT)など、多岐にわたる用途で活用されています。

イーサリアム(Ethereum/ETH)の特徴

スマートコントラクト

スマートコントラクトとは、あらかじめ定められた条件に基づいて自動的に契約を実行するプログラムのことです。
イーサリアム(Ethereum/ETH)は、このスマートコントラクトをブロックチェーン上で実行できる初のプラットフォームとして注目を集めました。
仲介者を介さずに信頼性の高い取引や契約が可能となり、金融、保険、不動産などの分野で革新的なサービスが展開されています。

分散型アプリケーション(DApps)

イーサリアム(Ethereum/ETH)上では、誰でも分散型アプリケーション(DApps)を開発・提供できます。
DAppsは中央集権的なサーバーに依存せず、ブロックチェーン上で動作するため、耐検閲性や高いセキュリティを備えています。
DAppsを利用することでゲーム、SNS、マーケットプレイスなど、さまざまな分野で新しいアプリケーションが生まれています。

イーサリアム(Ethereum/ETH)のトークン発行とERC規格

イーサリアム(Ethereum/ETH)は、独自のトークンを簡単に発行できる仕組みを提供しています。
特にERC-20やERC-721といったトークン規格は、多くのプロジェクトで採用されており、ICO(Initial Coin Offering)やNFTの発行に利用されています。
これにより、資金調達やデジタル資産の管理が容易になりました。

イーサリアム(Ethereum/ETH)をガス代とするブロックチェーン

イーサリアム(Ethereum/ETH)は、自身のブロックチェーンだけでなく、他のブロックチェーンの基盤としても機能しています。
多くのプロジェクトがイーサリアム(Ethereum/ETH)をベースにしたレイヤー2ソリューション(例:Base、Optimism、Arbitrum)を開発し、イーサリアム(Ethereum/ETH)をガス代として活用しています。
これにより、スケーラビリティの向上や手数料の削減が可能となり、より多くのユーザーがブロックチェーン技術を活用できる環境が整っています。

イーサリアム(Ethereum/ETH)の仕組み

コンセンサスアルゴリズム

イーサリアム(Ethereum/ETH)は当初プルーフ・オブ・ワーク(PoW)というコンセンサスアルゴリズムを採用していましたが、2022年9月の「The Merge(マージ)」と呼ばれるアップデートにより、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)へ移行しました。
これにより、エネルギー消費の大幅な削減や、ネットワークのセキュリティとスケーラビリティの向上が期待されています。

ガス(手数料)

イーサリアム(Ethereum/ETH)上でトランザクションやスマートコントラクトを実行する際には、「ガス」と呼ばれる手数料が必要です。
ガスは、ネットワークのリソース使用量に応じて設定され、イーサリアム(Ethereum/ETH)で支払われます。
ガス料金は、ネットワークの混雑状況や処理の複雑さによって変動します。

イーサリアム(Ethereum)の歴史と注目のプロジェクト

イーサリアム(Ethereum)は、スマートコントラクトを活用した分散型アプリケーション(DApps)を実行できる画期的なブロックチェーンプラットフォームです。
そのネイティブトークンであるETH(イーサ)は、ネットワークのガス代(手数料)として機能し、ユーザーや開発者がトランザクションを実行する際に必要となります。
特に、近年注目されているレイヤー2(L2)ソリューションでもETHがガス代として活用されるケースが増えています。
レイヤー2は、イーサリアム本体(レイヤー1)のスケーラビリティ問題を解決するための技術であり、Arbitrum、Optimism、Polygon、zkSync などが代表的なプロジェクトです。
これらのL2では、トランザクション処理をオフチェーンまたはロールアップ技術で最適化し、手数料の削減と高速化を実現しています。
それでも、最終的な決済(セキュリティ確保)はイーサリアムL1で行われるため、ETHは依然としてネットワーク全体の基盤として不可欠な存在です。

このように、ETHは単なる仮想通貨ではなく、レイヤー1とレイヤー2の両方において機能する重要な資産であり、その進化とともにエコシステムの成長を支えています。
では、イーサリアムの歴史を振り返りながら、その進化と注目プロジェクトについて詳しく見ていきましょう。

イーサリアムの歴史:進化とアップグレードの軌跡

2013年
ヴィタリック・ブテリン氏がイーサリアムの構想を発表しました。
2014年
クラウドセールを実施し、約18億円相当のビットコインを調達しました。
2015年7月
最初のベータ版「Frontier」をリリースし、メインネットが稼働開始しました。
2016年3月
「Homestead」アップグレードを実施し、ネットワークの安定性とユーザビリティが向上しました。
2020年
DeFi(分散型金融)のブームが到来し、イーサリアム上でUniswapやAaveなどが爆発的に普及しました。
イーサリアム上の取引量が急増し、ガス代の高騰が問題視されました。
2021年
NFT(非代替性トークン)がブームとなり、OpenSeaやAxie Infinityなどのプラットフォームが台頭した結果イーサリアムの利用がさらに拡大しました。
2022年9月
コンセンサスアルゴリズムをProof of Work(PoW)からProof of Stake(PoS)へと移行する「The Merge」を完了しました。
2023年以降
L2の発展とともにETHがガス代としての需要をさらに高め、ブロックチェーンの基盤としての役割を強化しています。

注目のプロジェクト

イーサリアムエコシステム内には、多くの革新的なプロジェクトが存在します。以下は、その中でも特に注目されるプロジェクトの一部です。

Polygon(ポリゴン)
イーサリアムのスケーラビリティを向上させるレイヤー2ソリューションであり、zkロールアップとProof-of-Stakeコンセンサスメカニズムを活用しています。
これにより、より高速な取引と低いガス手数料を実現しています。
EigenLayer(アイゲンレイヤー)
イーサリアムの「リステーキング(Restake)」という新しいコンセプトを導入したプロジェクトであり、ステーキング済みのETHを再利用して、複数のプロジェクトのセキュリティを提供できる仕組みを提供しています。
MIND of Pepe(マインド・オブ・ペペ)
AIと分散型金融(DeFi)を融合させたプロジェクトであり、膨大な仮想通貨データを分析するAIエージェントを中心に、リアルタイムで市場の洞察を提供しています。
Uniswap(ユニスワップ)
Uniswapは、イーサリアム上で動作する最も人気のあるDEXです。
スマートコントラクトを活用した自動マーケットメーカー(AMM)方式を採用し、流動性提供者に報酬を与える仕組みです。
Arbitrum と Optimism 
ArbitrumとOptimismは、トランザクション処理を効率化するロールアップ技術を採用 したレイヤー2ソリューションです。
これにより、ユーザーは低コストかつ高速な取引を実現でき、DeFiやNFTプロジェクトにとって理想的な環境が整いました。

イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2とは

イーサリアムは、スケーラビリティ問題を解決するためにレイヤー2(L2)ソリューションの開発を進めてきました。
その中でも特に注目を集めているのが、OptimismArbitrum です。
これらはどちらも「ロールアップ技術」を活用したL2ですが、登場時期や成長の過程に違いがあります。

 Optimism(オプティミズム)

Optimismは、2021年1月にメインネットをローンチ し、最初の本格的なOptimistic Rollup を採用したレイヤー2として話題になりました。
Optimistic Rollupとは、トランザクションをまとめてL1(イーサリアム)に送ることで、取引コストを削減しつつ高速処理を可能にする技術です。

Optimismの特徴
ガス代の大幅削減
Optimismを利用することで、ETHのガス代が最大100倍以上安く なることもある。
高いEVM互換性
イーサリアムの既存のDAppsと互換性があり、開発者が容易に移行可能です。
Gitcoinなどのプロジェクトに採用
早期に分散型ガバナンスの仕組みを取り入れ、多くのDAppsが移行しました。
Optimismの成長と課題
2021年~2022年
UniswapやSynthetixといった大手DeFiプロジェクトがOptimismに移行し、エコシステムが拡大しました。
2023年以降:ベース(Base)というCoinbaseが開発するL2もOptimismの技術を採用し、さらなる成長が期待されました。
課題
Optimistic Rollupでは「チャレンジ期間(約7日間)」が必要なため、資金の引き出しに時間がかかるという点が指摘されています。

Arbitrum(アービトラム)

Optimismに続き、2021年9月にArbitrum Oneがローンチ されました。
ArbitrumもOptimistic Rollupを採用していますが、トランザクションの処理方法がより最適化 されており、ガス代がOptimismよりも低いことが特徴です。

Arbitrumの特徴
ガス代のさらなる最適化
Optimismと比べてもさらにコスト削減が可能で、ユーザーにとってより安価な環境を提供しています。
EVMとの高い互換性
開発者が容易にDAppsを移行できるため、多くのDeFiプロジェクトがArbitrumへ参入しています。Arbitrum Nitroの実装(2022年8月)
トランザクションの圧縮技術を強化し、処理能力が向上しました。

Arbitrumの成長と課題
2022年~2023年
GMX(永久先物取引プラットフォーム)などの大型プロジェクトがArbitrumに展開され、TVL(Total Value Locked)が急成長しました。
2023年3月
ガバナンストークン「ARB」を発行し、分散型ガバナンスへ移行。エコシステムの独立性を高めました。
課題
現在はOptimistic Rollupを採用しているが、長期的にはZK-Rollupの技術導入も検討されています。

OptimismとArbitrumの比較と今後の展望

下記にて2つのチェーンを比較しました。

項目 Optimism Arbitrum
メインネット開始 2021年1月 2021年9月
主な技術 Optimistic Rollup Optimistic Rollup
(Arbitrum Nitro)
ガバナンス

Optimism Collective 、
OPトークン

ARBトークンによる
DAOガバナンス
強み EVM互換性が高く、
Coinbaseの「Base」などが採用
DeFiエコシステムが強く、
GMXなどが成功
課題 資金引き出しの遅延(7日間) さらなるスケーラビリティの向上

両者ともにL2市場で重要な役割を果たしており、今後もEthereumの発展とともに成長を続けることが期待されています。
OptimismはすでにBase(Coinbaseが開発) などの大型L2プロジェクトに採用されることでさらに影響力を増しており、ArbitrumはDeFiエコシステムの拡大 によってイーサリアムの金融インフラの中心的な役割を担っています。
今後、これらのL2がどのように進化していくのか、ZK-Rollup(ゼロ知識証明技術)との競争も含めて注目されます。

仮想通貨ETHの過去の主要な価格変動と関連する出来事

イーサリアム(ETH)の価格変動とその要因となった主要な出来事を時系列で振り返ります。

2015年:創設と成長

出来事
イーサリアムのメインネットが2015年7月30日に正式ローンチしました。
価格
約0.75ドル(ローンチ時)。
背景
ETHは2014年のICO(Initial Coin Offering)で約1800万ドルを調達し、イーサリアムの開発資金として活用されました。

2017年:ICOブームと急騰

出来事
イーサリアム上で多数のICOプロジェクトが誕生し、投資家がETHを購入して新規トークンを取得しました。
価格
2017年1月 約8ドル → 2017年6月 約400ドル。
背景
スマートコントラクトの活用が拡大し、ICO市場が加熱。多くのプロジェクトが資金調達をETH建てで行ったことで、需要が急増しました。

2018年:バブル崩壊と低迷期

出来事
規制強化、ICO詐欺の増加、仮想通貨市場全体の暴落がありました。
価格
2018年1月 約1,400ドル → 2018年12月 約80ドル。
背景
2017年末の仮想通貨バブルが崩壊し、多くのICOプロジェクトが資金難に陥りETHを売却しました。
さらに、中国をはじめとする各国の規制強化が価格下落を加速しました。

2020年:DeFi(分散型金融)の台頭

出来事
DeFi(分散型金融)ブームにより、イーサリアムネットワークの需要が急増しました。
価格
2020年1月 約130ドル → 2020年12月 約750ドル。
背景
Uniswap、Compound、AaveなどのDeFiプロジェクトが人気を集め、流動性マイニング(Yield Farming)が活発化しました。

2021年:NFTブームとATH更新

出来事
NFT市場の急成長、イーサリアムのEIP-1559アップグレードしました。
価格
2021年1月 約1,000ドル → 2021年11月 約4,800ドル(史上最高値)。
背景
OpenSeaをはじめとするNFTマーケットプレイスの拡大、EIP-1559導入によるETHのバーン(供給量減少)などが影響しました。

2022年:暗号資産市場の暴落

出来事
Terra(LUNA)崩壊、FTX破綻、世界的な金融引き締めがありました。
価格
2022年1月 約3,800ドル → 2022年12月 約1,200ドル。
背景
ステーブルコインUSTの崩壊による市場不安、FTXの破綻による信用不安、米国の金利引き上げによるリスク資産全体の売り圧がありました。

2023年:ETH2.0(The Merge)と価格回復

出来事
PoW(プルーフ・オブ・ワーク)からPoS(プルーフ・オブ・ステーク)への移行が完了しました。
価格
2023年1月 約1,200ドル → 2023年12月 約2,400ドル。
背景:ETHの環境負荷削減、ステーキングによる新たな需要が増加しました。

2024年

5月:ETH現物ETFの承認
出来事
米国証券取引委員会(SEC)がイーサリアムの現物ETFを承認しました。
これにより機関投資家の参入が加速しました。
価格
約3,500ドル → 4,200ドル(急騰)
背景
これまでビットコインの現物ETFは承認されていたが、ETHのETF承認は未定でした。
SECの決定により、機関投資家の参入が増加し、価格が大幅に上昇しました。
11月:米大統領選でトランプ氏再選
出来事
米大統領選挙でドナルド・トランプ氏が勝利しました。
仮想通貨に友好的な政策への期待が高まりました。
価格
約3,800ドル → 4,100ドル(上昇)
背景
トランプ氏は選挙期間中に仮想通貨規制の緩和を示唆しました。
市場がポジティブに反応し、価格が上昇しました。

2025年

1月27日:AIスタートアップの台頭による市場下落
出来事
中国のAIスタートアップ「DeepSeek」が台頭し、資金がAI関連市場へ流れました。
仮想通貨市場全体が影響を受けました。
背景
投資家の資金がAI関連株やプロジェクトに移動し、仮想通貨市場が資金流出により下落しました。
2月21日:SECがコインベース訴訟を取り下げ
出来事
SECが米大手取引所コインベースへの訴訟を取り下げるとの報道が流れ、一時急騰しました。
背景
仮想通貨業界への規制緩和の兆しとして受け取られ、市場に安心感が広がりました。

2月22日:Bybitのハッキング事件

出来事
海外大手取引所Bybitがハッカー攻撃を受け、約401,346 ETH(約14億ドル相当)が流出し、急落しました。
背景
セキュリティリスクが懸念され、一時的に市場心理が悪化しました。
仮想通貨全体にも影響を及ぼしました。

イーサリアム(Ethereum/ETH)の将来性

イーサリアム(Ethereum/ETH)は、さらなるスケーラビリティの向上や手数料の低減を目指して、継続的なアップデートが計画されています。
特に、シャーディング技術の導入や、レイヤー2ソリューションの普及が期待されています。
これにより、より多くのユーザーや開発者がイーサリアム(Ethereum/ETH)を活用し、新たなサービスやビジネスモデルが生まれることでしょう。

次期大型アップグレードPectraとは

イーサリアム(Ethereum)は、2025年に予定されている大型アップグレード「Pectra(ペクトラ)」を通じて、ネットワークの効率性とスケーラビリティの向上を目指しています。

Pectraアップグレードの概要
Pectraは、2025年に2回に分けて実施される予定です。
第1段階は2025年3月に予定されており、以下の主要な改良が含まれます。
ウォレットのユーザーエクスペリエンス向上
EIP-7702の導入により、ウォレットの使いやすさが改善されます。
バリデーターの最大ステーク量の引き上げ
現在の32ETHから2,048ETHに増加し、機関投資家や大口ステーキング者の参加が容易になります。
Layer-2データシャーディング容量の拡大
データシャーディング(blob)容量が3から6に増加し、ネットワークの混雑を緩和し、取引コストの削減が期待されます。
アカウント抽象化の導入
ユーザーが安定したコイン(DAIやUSDCなど)でガス料金を支払うことが可能となり、取引の柔軟性が向上します。
第2段階は2025年末から2026年初頭に予定されており、PeerDASやVerkle Treesなどの技術が導入され、データストレージの効率化とネットワーク全体の性能向上が図られます。
Pectraアップグレードの影響
これらの改良により、イーサリアムのスケーラビリティとユーザーエクスペリエンスが大幅に向上し、DeFiやNFTなどの分野での利用拡大が期待されます。

競争環境と課題:イーサリアムは勝ち残れるのか?

イーサリアムはブロックチェーン業界のリーダーである一方で、競争も激化しています。
特に、Solana、Sui、Aptos などの高性能なL1(レイヤー1)ブロックチェーンが台頭しており、以下のような競争が発生しています。

項目 イーサリアム(ETH) Solana(SOL) Sui(SUI)
コンセンサス PoS(Proof of Stake) PoH + PoS
(Proof of History)
PoS + Move言語
TPS(処理速度) ~100(L2なし) 50,000以上 10,000以上
ガス代 高め(L2で低減) 安価 安価

SolanaやSuiはイーサリアムよりも処理速度が速く、ガス代も安い という強みを持っていますが、一方でネットワークの安定性やセキュリティの面ではイーサリアムに軍配が上がる点も多いです。
イーサリアムが今後もトップの座を維持するには、レイヤー2の発展シャーディングの実装 によってスケーラビリティ問題を解決することが鍵となるでしょう。

まとめ

イーサリアム(Ethereum/ETH)は、スマートコントラクトやDAppsの普及により、ブロックチェーン技術の可能性を大きく広げました。
今後も技術的な進化とともに、多様な分野での活用が進むと考えられます。
しかし、競合するブロックチェーンプラットフォームの台頭や、規制の動向など注意すべき課題も存在します。
これらを踏まえイーサリアム(Ethereum/ETH)の動向を注視し、適切な情報収集と判断が求められます。
イーサリアム(Ethereum/ETH)の詳細や最新情報についてはこちらのクリック先の→イーサリアム(Ethereum/ETH)公式サイトをご参照ください。

仮想通貨ETHの購入について国内取引所bitbankでの購入手順を知りたい方はこちらをクリック

いわゆる億り人のような資産を作りたい方は、将来性のあるコインに投資するのがベストです。

国内取引所bitbankでの購入手順

今回は国内取引所のbitbankでETHの購入する方法を紹介していきます。

  1. 国内取引所のbitbankで口座開設します。
  2. 日本円を入金します。
    ※必ず入金の際は自分名義宛の口座に、自分名義の口座から振込する必要が有ります。
  3. bitbankでETH/JPYからETHを購入します。

基本的に、どの国内仮想通貨取引所でもETHの購入方法は同じです。
今回は bitbankでの手順を紹介します。

1.口座開設をする

まずは、仮想通貨取引所で口座開設をしましょう。
bitbankの登録はこちらから
多くの取引所は、最短10分で本人確認を含む口座開設申請の手続きが完了するので、必要な書類とメールアドレス、そしてその取引所用のパスワードを用意して開設しましょう。
口座開設の手順は、以下の通りです。

  1. bitbankにアクセスし、「口座開設」をクリックします
  2. メールアドレスとパスワードを入力して、アカウントを作成
  3. 本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)をアップロード

2.日本円を入金する

①入金を選択します。
②JPYが日本円を入金するときに選択する項目なので、JPYを選択。
③対応する銀行名や口座番号、自身の名前等が一致しているかを画面をみて確認しながら、振込入力をしてください。
※取引所に入金する際は必ず自身の名前と送金元の振込の名義が一致しているかを確認して振込をしてください。
誤入力や他人名義からの振込をしてしまった場合は取り消し手数料がかかります。

口座開設が完了したら、取引所に日本円を入金します。ホームページ右上にある「資産管理」より「日本円入金」をクリックしましょう。
入金方法は、取引所によって異なりますが、bitbankでは日本円の入金は銀行振込のみ受け付けています。
bitbank指定の銀行口座(GMOあおぞら銀行または住信SBIネット銀行)宛に送金する必要があります。

3.取引所でETHトークンを購入

入金が確認できたら、トークンを購入しましょう。取引所の「現物取引」または「販売所」からETH/JPYを選択し、希望する購入額または購入数量を入力して注文を確定させます。
注文方法には、「成行注文」と「指値注文」があります。
成行注文
その時点の市場価格で即座に購入する方法です。
指値注文
指定した価格で購入する方法です。

購入の際には、通貨により取引手数料がかかる場合があります。
事前に取引所の手数料体系を確認しておきましょう。
購入が完了すると、取引所のウォレットにトークンが反映されます。
長期的に投資したい人は、ステーキングを行なったり、貸出暗号資産サービスを使って、利益を増やすのがおすすめです。

仮想通貨ETHの購入について海外取引所Bybitで購入手順やメリットについて詳しくはこちらをクリック

海外取引所を併用するメリットについて

取引所毎にお得なキャンペーンが行われていたり、口座を開設して入金するだけでボーナス・ポジションが得られたりして
その時に行われているキャンペーン次第では実質ノーリスクでトレードを楽しむことも可能です。
今回紹介するBybitでは、下記のURLにてお得な期間限定キャンペーンを行っていますので、ご確認ください。
まだ登録をしたことがない方は詳しくは下記のURLにて期間限定キャンペーンを行っていますのでご確認下さい。
【300名限定!総額約2300万円相当!】BYBITポジションエアドロップキャンペーンとは? 【今だけ新規登録スタートダッシュ 🚀 】 | CoinPartner(コインパートナー)

国内取引所vs海外取引所:ETHトレードメリット比較

イーサリアム(ETH)の取引を行う際、多くのトレーダーは「国内取引所と海外取引所のどちらを利用するべきか?」という疑問を抱きます。国内取引所と海外取引所(例:Binance、Bybit、OKX)では、それぞれ特徴やメリットが異なります。
ここでは海外取引所でETHをトレードする様々なメリット に焦点を当て、国内取引所との違いを比較しながら解説します。

取引手数料の安さ

国内取引所の手数料

国内取引所では、取引手数料に加えて「スプレッド」と呼ばれる隠れたコストが発生することが多く、特に販売所形式での取引は手数料が割高になる傾向があります。

  • 例:販売所でETHを購入すると、スプレッドが3%〜5%発生することもある。
  • 取引所形式では手数料が0.1%〜0.15%程度に抑えられるものの、選択肢が限られる。

海外取引所の手数料

海外取引所は、取引所形式(オーダーブック)でのETH取引が主流であり、スプレッドは最小限です。また、取引手数料も低く抑えられています。

  • Binance:Maker 0.1%、Taker 0.1%(BNB利用で割引あり)
  • Bybit:Maker 0.02%、Taker 0.055%(VIPレベルでさらに割引)
  • OKX:Maker 0.08%、Taker 0.1%(トークン保有で割引あり)

海外取引所はETHの取引コストが大幅に低いため、短期トレードやアクティブな売買を行う場合に有利です。

豊富な取引ペアと流動性の高さ

国内取引所の取引ペア

国内取引所では、ETH/JPYのような法定通貨建てのペアが中心で、ETHをUSDTやBTCなどの他の仮想通貨と直接取引できる選択肢が少ない のが特徴です。

  • ETH/JPY、ETH/BTC などが一般的
  • DeFiやNFT関連のトークンとの取引が難しい

海外取引所の取引ペア

海外取引所では、ETH/USDTをはじめ、多種多様な取引ペアが用意されており、流動性も非常に高いです。

  • ETH/USDT、ETH/BUSD、ETH/USDC などのステーブルコイン建て が主流
  • ETHとDeFi系トークン(ETH/AAVE、ETH/LINK など)の取引が可能
  • 取引量が多いため、スリッページ(価格変動による影響)が少ない

レバレッジ取引の柔軟性

国内取引所のレバレッジ

国内取引所では、金融庁の規制により最大2倍 までのレバレッジ取引しか利用できません。

  • 2020年5月の改正資金決済法により、仮想通貨の証拠金取引のレバレッジは最大2倍 に制限。
  • 高レバレッジを希望するトレーダーには不向き。

海外取引所のレバレッジ

海外取引所では、ETHのレバレッジ取引が可能であり、最大50倍~100倍 までの取引が提供されていることが多いです。
ただし、ハイレバレッジの取引にはより高いリスクが伴う為、

  • Binance:最大50倍
  • Bybit:最大100倍
  • OKX:最大75倍

ステーキング&イールドサービスの充実

国内取引所のETHステーキング

国内取引所でもETHのステーキング等のサービスが提供されていますが、選択肢が限られている のが現状です。

  • bitFlyer:ETHステーキング(ETH2.0)対応
  • Coincheck:ETHステーキング未対応
  • bitbank:ETHレンディング対応

海外取引所のETHステーキング

海外取引所では、ステーキングの選択肢が豊富で、より高い利回りを得られることが多いです。

  • Binance:ETHステーキング、ETHの流動性ステーキング(ETH2.0ロックなし)
  • Bybit:ETHの柔軟ステーキング、ETH/BTCペアのファーミング可能
  • OKX:DeFiステーキング、ETHステーキング+追加報酬プログラム

 DeFiやNFT関連のアクセスの容易さ

国内取引所の制限

国内取引所では、DeFi(分散型金融)やNFT関連のプロジェクトに直接アクセスするのが難しい というデメリットがあります。

  • UniswapやCurveといったDeFiの利用にはETHを国内取引所からメタマスク等へ送る必要がある。
  • NFTマーケットプレイス(OpenSeaなど)でのETH決済は可能だが、取引手数料が割高。

海外取引所のメリット

海外取引所では、DeFiやNFT関連のトークンが取引可能なため、分散型アプリ(DApps)を利用するためのETHを簡単に入手できます。

  • Uniswap、SushiSwapのネイティブトークンとETHを直接取引可能。
  • OpenSeaやBlurといったNFTマーケットとの連携がスムーズ。
  • L2(Arbitrum、Optimism)向けのETH取引が可能。

まとめ:海外取引所でETHをトレードするメリット

項目 国内取引所 海外取引所
(Bybit)
取引手数料 割高(スプレッドあり) 低コスト
(Maker/Taker手数料)
取引ペア ETH/JPYが主流 ETH/USDT、
ETH/BTC、
ETH/DeFiトークン
レバレッジ 最大2倍 最大100倍
ステーキング 選択肢が少ない DeFi型や
流動性ステーキングも可能
DeFi/NFTへのアクセス 手間がかかる 直接トークン取引が可能

海外取引所は、取引コストの低さ、レバレッジの自由度、取引ペアの豊富さ、ステーキングやDeFiとの連携 という点で国内取引所よりも優れています。
特に、アクティブなトレードを行う投資家や、DeFi/NFTを活用するユーザーには海外取引所の方が適している でしょう。
ただし、海外取引所は日本の金融庁のライセンスを取得していないことと、ハイレバレッジ利用時等のリスク管理(資産管理やKYCの有無)には注意が必要 です。

海外取引所のBybitでETHを購入したい場合

  1. 国内取引所のbitbankで口座開設します。
  2. 日本円を入金します。
  3. 仮想通貨のETHをbitbankで購入します。
  4. 海外取引所のBybitで口座開設します
  5. BybitのETHの入金アドレスを確認します。
  6. bitbankで出金からETHを選択し、対応するチェーンを選び出金します。
  7. Bybitのウォレットに着金を確認したら、ETH/USDTでETHを売却してUSDTにします。
  8. ETH/USDTでETHを購入します。

1~3までは先述のETHを買う手順とほぼ同じなので説明を割愛します。
4。海外取引所のBybitの開設手順については以下の記事をご確認ください。
まだ登録をしたことがない方は詳しくは下記のURLにて期間限定キャンペーンを行っていますのでご確認下さい。
【300名限定!総額約2300万円相当!】BYBITポジションエアドロップキャンペーンとは? 【今だけ新規登録スタートダッシュ 🚀 】 | CoinPartner(コインパートナー)

5.BybitのETH入金アドレスを確認してコピーします。
自信のない方は画像を参考にしながら操作してみましょう。
まず画面右上の入金を選択して、入金画面に移動します。
①入金したい通貨を選ぶの赤枠を選択して、ETHを選びます。
②基本的にはBybitのETHのアドレスは全部共通で、bitbankで選べる送金チェーンは全て含まれている為、
どれをえらんでもこの時点では大丈夫ですが、例としてArbitrum Oneを選びます。
③チェーンを選ぶと、入金詳細を確認するの下にオレンジ色の確認しました。 ボタンが出現するので選択します。
④入金用のアドレスが表示されるので、コピーします。
6.bitbankの出金手順を①~⑲で説明します。
①人型アイコンを選択します。
②出金を選択します。
③ETHを入力します。
④ETHを選択します。
⑤アドレスにETHアドレスが無い場合はアドレス一覧を選択します。
⑥新規追加を選択します。
⑦ラベルには何を書いても問題ありませんが、おすすめはわかりやすくBybit ArbETHと名前をつけましょう。
⑧ネットワークは重要です。出金手数料に大きく関わってくるので、今回はArbitrumOneを選択して下さい。
⑨BybitでコピーしたETHアドレスを貼付してください。
⑩取引所・サービスを選択します。
⑪Bybit.com Global(バイビットグローバル)を選択します。
⑫本人にチェックを入れて下さい。
⑬入力済みの項目ですが、間違いの無いように確認してください。
⑭出金の目的にチェックを入れると、さらに出金目的の詳細を選択が出てきますので、今回は暗号資産の投資、運用にチェックを入れて、暗号資産の売買を選択します。
⑮「外国為替および外国貿易法(外為法)および「米国OFAC規制」に抵触する取引ではありません(リンク先の内容を確認してください。)」を選択してチェックを入れます。
⑯1~15が全て入力出来ていれば確認を選択できるようになるので、確認を選択します。
⑰出金する量を入力します。最大出金可能額は手数料を引いた額になります。
⑱全て確認できたら出金内容を確認を選択してください。
⑲18の次の画面で入力した全ての項目が表示されるので、確認後、確定を選択してください。
※チェーンによって出金手数料が異なりますので、注意してください。(下記画像がbitbankの2025/3/9現在の出金手数料です
EthereumチェーンとArbitrumチェーンでは11.9倍も手数料に違いがあるので注意してください。)
7.Bybitのウォレットに着金を確認したら、ETH/USDTでETHを売却しUSDTにします。
8.ETH/USDTでETHを購入します。
5'.Bybit入金通貨アドレス表示画面
6 .bitbank出金操作画面bitbankETH出金手数料比較(2025/3/9)

仮想通貨ETHは以下の取引所で購入できます!

買い方がわからない場合CoinpartnerではDiscordコミュニティでサポートしております。