HashKey Capital、シンガポールでのファンド管理に係るライセンス確保


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HashKey Capital、シンガポールでのファンド管理に係るライセンス確保

香港に本拠を置くデジタル資産会社HashKeyのシンガポール部門が、規制当局から資本市場サービスの完全ライセンスを付与されたことが明らかになった。

HashKeyは、2021年後半にシンガポール金融管理局(MAS)に対し、ライセンス取得を求めた。同社によれば、規制ファンドを設立し、資本市場商品を地元顧客に提供する意向があるという。

MAS CMSライセンスでは、HashKeyが認可されたファンド管理会社(LFMC)として認められており、この大きな進歩により、HashKeyのシンガポール部門は、主に資本市場商品に関して規制された資金管理サービスをシンガポール本社から提供できるようになりる。

また、当該ライセンスにより、同社シンガポール部門は地元のブロックチェーンコミュニティに多大な貢献をすることができるとみられており、ブロックチェーン関連の資本市場の商品や投資を主流の機関利用に近づけるという同社の取り組みにおいて重要な一歩を踏み出したことになる。

今回の動きについて、HashKeyシンガポール部門の責任者であるDeng Chao氏は、以下のように述べた。

「MASからCMSライセンスを確保することは、HashKey Capital とシンガポールの活気に満ちたWeb3.0環境にとって決定的な瞬間を表します。認可を受けたファンド管理会社として、当社は地元のブロックチェーンコミュニティに貢献し、その未来を形作る役割を果たすことに尽力しています。」

「シンガポールの革新的な精神は私たちの使命と一致しており、ブロックチェーン関連の資本市場の商品や投資をさらに主流に推し進め、機関投資家や認定投資家に新たな可能性を提供できることに興奮しています。」

HashKeyは、設立以来10億ドルを超える顧客資産を扱い、500を超えるインフラストラクチャ、ツール、アプリケーション プロジェクトに投資してきた。新たに取得した資本市場サービスライセンスによると、仮想通貨事業体は、特にブロックチェーン関連の投資に焦点を当て、ファンド管理分野での範囲を拡大する準備ができているという。

なお、このライセンスは、シンガポール金融管理局が定めた法的要件の範囲内で、特定の会社が資金管理サービスを実行するために必要な規制枠組みを確立するものである。今回のHashKeyシンガポール部門への当該ライセンス付与が、国内の仮想通貨業界にいかなる影響を及ぼすかと併せて引き続き同社の動向に注目していきたい。

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この記事は「HASHKEY CAPITAL SECURES REGULATORY APPROVAL FOR FUND MANAGEMENT OPERATIONS IN SINGAPORE」を参考にしています。

投稿日時: 2023/12/21 12:20
著者: CoinPartner編集部 kenta

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