大手仮想通貨取引所バイナンスの豪州部門であるバイナンス・オーストラリアがオーストラリア証券投資委員会(ASIC)から家宅捜索を受けたとブルームバーグが報じた。
同取引所は今年4月に当局からデリバティブ事業のライセンスを取り消されている。
バイナンスオーストラリアを捜索
オーストラリア証券投資委員会(ASIC)が、バイナンス・オーストラリアの現地オフィスで捜索を行ったと報じられた。
情報筋によると、今回の捜索は今年4月に当局がライセンスを取り消したデリバティブ事業に関する調査の一環だという。
バイナンス・オーストラリアの担当者は当局と協力し、現地の基準を満たしていると強調している。
我々は現地当局と協力しており、バイナンスはオーストラリアのユーザーに完全に準拠した形でサービスを提供するため、現地の規制基準を満たすことに注力しています。
同取引所では今年に入ってから苦難が続いており、今回のデリバティブ事業の他にも5月に決済プロバイダーのサービス停止によって銀行から豪ドルが入金できないというトラブルが発生した。
また、バイナンス自体も米商品先物取引委員会からデリバティブの規制に違反したとして提訴されており、米証券取引委員会からは未登録の取引所運営の疑いなどで訴えられている。
さらにフランスでも違法にサービスを提供したとして当局からの捜査対象になっていると報じられるなど、厳しい状況となっている。
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この記事はDecryptの「Binance Australia Says It’s ‘Cooperating’ With Authorities Amid Regulatory Scrutiny」を参考にして作られています。