デンマークに本社を置くサクソバンクが、金融監督庁(FSA)から保有する仮想通貨の処分を命じられた。
当局は銀行独自の仮想通貨取引は認められていないと述べている。

規制当局が仮想通貨の処分を命じる

デンマークの金融監督庁は水曜日、銀行による仮想通貨の保有は合法ではないとして、処分する命令を下した。
サクソバンクは現在、仮想通貨FXや仮想通貨ETFなどの商品を提供しており、サクソバンク自身も仮想通貨商品に関連する市場リスクを相殺するヘッジとして保有している。
しかし仮想通貨の保有は金融システムへの不信感を生み出す可能性があり、当局は取引を合法化するのは根拠がないと考えている。

サクソバンクによる自己勘定での仮想通貨の取引は、他の金融商品の提供に関連するリスクをヘッジするために行われています。
しかし、この行為自体がデンマーク金融業法第7条1項に基づき、銀行に対して認可されていないという事実は変わりません。

今回の件に対してサクソバンクの担当者は、「仮想通貨のポートフォリオは僅かなものでビジネスに与える影響は極めて限定的であり、顧客に影響することはない」と仮想通貨メディアのThe Blockに語っている。

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この記事はTHE BLOCKの「Saxo Bank ordered to liquidate its crypto holdings by Danish regulator」を参考にして作られています。