エルサルバドルブケレ大統領、AIや通信ハードウェア開発にかかる税を廃止する法案を提出へ

エルサルバドルブケレ大統領、AIや通信ハードウェア開発にかかる税を廃止する法案を提出へ

エルサルバドルのブケレ大統領が、技術革新・人工知能(AI)開発・コンピューティング・通信ハードウェア製造に対する税を廃止する法案を議会に提出する計画を発表した。

ブケレ氏によると、その対象には、コーディング・ソフトウェアプログラミング・AI 開発などの技術革新等に対する輸入関税が含まれるという。その他、以下のように説明している。

「来週、ソフトウェアプログラミング、コーディング、アプリ、AI 開発などの技術革新に対するすべての税金(所得、財産、キャピタル ゲイン、輸入関税)を撤廃するための法案を議会に提出する計画を立てています。コンピューティング及び通信ハードウェアの製造も同様です。」

このイニシアチブは、国の経済を近代化し、農業や製造業などの伝統産業への依存を減らすためのブケレ政権のより広範な取り組みの一環である。政府は、インフラストラクチャ、教育、起業家精神プログラムに投資して、さまざまな分野でイノベーションとデジタル化を促進している。

上記法案が承認されれば、エルサルバドルは中米での存在感を確立しようとしているテクノロジー企業や新興企業にとって魅力的な目的地になる可能性があるところ、その動向に注目していきたい。

この記事は「President of El Salvador readies bill to remove taxes on AI and tech innovations」を参考にしています。