オーストラリア、2023年に仮想通貨サービスプロバイダに係るライセンスや規制枠組みを確立へ
オーストラリアが、2023年に仮想通貨サービスプロバイダに係るライセンス及び規制のためのフレームワークを確立する予定であることが明らかになった。
より具体的には、「いかなるデジタル資産が金融サービス法の対象となるべきか、及び消費者を保護するためにどのような規則が適切であるか」を定義することを目指していく方針だ。
今回の動きについて、Minister for Financial Servicesとの共同リリースにおいて、以下のように説明されている。
「政府で進行中の「トークンマッピング」作業の次のステップには、金融サービス法によっていかなるデジタル資産を規制する必要があるかを通知するための2023年初頭の協議文書のリリース、及び消費者を保護するための適切な保管とライセンス設定の開発が含まれています。」
これまでもオーストラリア政府は、同国の決済システム及び金融市場インフラを強化し、これらに関する規制枠組みの確立も目指しているほか、2022年から2023年にかけての国家予算発表に際して、「デジタル資産は外貨としてではなく、税制に関する資産クラスとして認識される」との見解を公表したことでも注目を集めた。オーストラリア政府による、仮想通貨を含む決済領域における積極的な動向に引き続き注目していきたい。
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この記事は「Australia plans framework for crypto service-provider regulation in 2023」を参考にしています。