イーサリアム及び非イーサリアム互換チェーンにおける仮想通貨開発者の活動が大幅減少を記録

イーサリアム及び非イーサリアム互換チェーンにおける仮想通貨開発者の活動は、2022 年に大幅な減少を記録した。

The Blockのデータによると、非EVMチェーン、又はイーサリアムとの互換性が容易でないチェーンの毎週アクティブな開発者が最も大幅に減少している。イーサリアム及びイーサリアムとの互換性のあるチェーンも活動が低下傾向にあり、イーサリアム自体は依然としてすべての活動全体のうち大きなシェアを維持している。

(Source : theblock)

一般的に、開発者の活動は、ブロックチェーンエコシステムの健全性を測定するために使用される統計である。より具体的に、Electric Capitalなどは、「ユーザーに価値をもたらす「キラー・アプリケーション」を構築している開発者の指標として使用できる」と示している。
アクティビティが増加すると、より多くのユーザーが引き付けられ、その結果として、より多くの開発者が引き付けられることにつながり得る。

この点、The Blockのリサーチアナリストであるケビン・ペン氏は、「開発者の活動は一般的に、チェーン全体の活動と価格を反映している」と述べている。実際、エコシステムから資金が取り除かれると、新たなプロジェクトや開発者に提供される資金が減少することとなるほか、直ちに返品するインセンティブも小さくなる。

それでも、イーサリアムスケーリングプラットフォームArbitrumに展開された独自のコントラクトは、第4四半期に大幅に増加していることは注目に値する

The Blockのデータによると、これはArbitrumトークンのエアドロップに関する継続的な憶測が原因である可能性があり、これにより6月末にはチェーンのトランザクションコストが急上昇を記録。この際、デイリートランザクション値が過去最高にまで急増しているところ、引き続きイーサリアムに係る動向に注目が集まっていく。

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この記事は「Crypto developer activity falls in 2022, with Arbitrum an emerging bright spot」を参考にしています。