Binanceが人民元ペアを廃止・中国へのサービス終了へ|DEX銘柄dydxは1時間で10%の上昇


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仮想通貨取引所Binanceが中国から撤退

人民元ペアの廃止

大手仮想通貨取引所Binanceは、中国市場から徐々に撤退していくことを表明した。

内容としては、2021年12月31日に中国人民元(CNY)ペアの仮想通貨OTC取引、並びにその取引エリアから撤収するとのこと。

さらに中国本土ユーザーと判断した場合、ポジションは強制的に解消され出金のみしか行えなり、中国ID認証のユーザーは全て退会となるようだ。

今回の撤収は「昨今の中国の仮想通貨規制」を重く受けてとめてのことであると、Binanceの発表には記載があった。

コンプライアンスを重視する傾向が強まっているBinanceの今後の撤収状況にも注目が集まる。

Binance Chinaからの声明

デリバティブDEXのdydxトークンが急上昇

この報道を受けてデリバティブ特化の分散型取引所DYDXのトークンdydxが急上昇。1時間足ベースで10%以上の大幅上昇を記録している。

このDYDXが注目され始めたのは、中国での規制が強化されてからだ。9月26日にはCoinbaseの36億1,000万ドル(約3971億円)を上回る368,000万ドル(約4,048億円)の取引高を記録するほど、DEXの中で注目を集めている。

分散型取引所は、顧客のKYCポリシー(Know Your Customer = 顧客の個人情報)を強制しないため、中国のトレーダーにとって、、現時点での最良の選択肢となっているのが原因と関g萎えられる。分散型取引所の持つ特性は、今中国のユーザーにとって重要な鍵となりそうだ。

 

投稿日時: 2021/10/13 15:08
著者: CoinPartner編集部 CoinPartner

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