「Liquidって新しい取引所?」

そのように思っている方も多いのではないでしょうか。

2018年9月に、QUOINEX(コインエクスチェンジ)という取引所が仮想通貨取引プラットフォームであるLiquid by Quoine(リキッドバイコイン)へとリニューアルしました。

今回はローンチされたばかりのLiquid by Quoineがどんな取引所(厳密には仮想通貨取引プラットフォーム)なのかを説明していきます。

この記事を読めば取引所としてのメリット・デメリット、旧QUOINEXから新たに追加される機能などがわかります。

Liquid by Quoineで仮想通貨取引をしようと思っていた方のお役に立てれば幸いです。

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Liquid by Quoineとは​

QUOINEX(コインエクスチェンジ)を簡単におさらい

QUOINEX(コインエクスチェンジ)は、2014年にローンチされた国内の仮想通貨取引所(金融庁認可済み)です。まずは、QUOINEXを運営しているQUOINE株式会社の概要を説明します。

社名​QUOINE株式会社​
​設立日​2014年11月
​本社所在地​東京都千代田区平河町2-7-3
​資本金​20 億円(資本準備金を含む)
​代表取締役​栢森 加里矢​​
​URLhttps://www.liquid.com/ja/

QUOINE株式会社は2014年11月に設立されたアジア全体で仮想通貨系のフィンテックビジネスを展開している会社です。シンガポールにグローバル事業開発部を置いており、QUOINEX以外に、もう一つQRYPTOS(クリプトス)という取引所も運営しています。


QUOINEXは日本での知名度はあまり高くはありませんでしたが、実はアジア圏最大級のビットコイン取引所と言われるほど規模が大きく、年間120憶ドルを超える取引が行われていました。


Liquidの前のQUOINEXがどんな取引所であったか、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!

QUOINEXはQUOINE社が運営する取引所で、ICO通貨QASHの上場やビットコイン取引手数料が無料なことで、着々と存在感を強めています。この記事を読めば、QUOINEXの取引所の特徴や使い方から、QASHのことまで丸わかりです!

 

ICOとしてのLiquidを簡単におさらい

​それでは次に、新たな仮想通貨取引プラットフォームLiquid by Quoineの名前の一部になっているLiquidについて簡単に説明します。

ワールドブック


上の図で、中央にある青色の台帳のようなものがワールドブックです。では、Liquidの中核であるワールドブックとはどのようなものなのでしょうか。

そもそも​Liquidとは、QUOINE株式会社が開発している仮想通貨取引プラットフォームで、「仮想通貨界のインターバンク」のようなものだと言えます。

仮想通貨はFXや株式とは異なり、取引所ごとに板が違い、その価格も違います。この状態では、機関投資家などが数億円単位の大口の取引を行うことができません。すなわち、仮想通貨全体の「流動性」が低いと言えます。

そこでLiquidは、世界中に分散している取引所の板をワールドブックに集めることで、大きな額での取引や、最も良いレートを提示する取引所での取引選択した法定通貨での取引を可能にするのです。

ロードマップ

Liquidプロジェクトのロードマップは次のようになっています。

2018年9月現在では、上のロードマップの2018年Q2の段階である「QUOINE LIQUID公式開始」にあたります。今後予定されている進歩も楽しみですね!

QUOINEX(コインエクスチェンジ)からLiquid by QUOINEへ​

2018年9月4日に、QUOINEXは新たな機能を追加したLiquid by QUOINEへとサービスを移行することを決めました。これは単なる取引所の名称変更ではなく、新たな機能も追加されています。QUOINEXから引き継がれているLiquid by QUOINEの特徴やメリット・デメリット、そして気になる新機能まで解説していきます。 

なお、以下の記事中ではLiquid by Quoineでは少し長いので、シンプルにLiquidとして表記します。​

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Liquidの特徴 ​

手数料がお得!

​取引手数料

​取引手数料とは仮想通貨を売買するときにかかる手数料のことです。Liquidでは現物取引とFX取引の2種類の取引を行うことができます。

現物取引は自分の持っている資金の範囲内で取引することを言います。逆に、レバレッジをかけて自分の持っている資金を超えて行う取引はFX取引や先物取引と言われています。

ポジション料とは、FX取引において、ポジションを建てた際に支払われる手数料のことを言います。

​手数料対象取引​ベース通貨ペア​​ノンベース通貨ペア
​取引手数料​現物取引
FX取引
​無料​約定金額の0.25%
​ポジション料​FX取引​0.025%/日​0.025%/日

​※ベース通貨はBTC/JPYです。

LiquidではBTC(ビットコイン)の取引では手数料無料、その他の通貨ペアの取引では約定金額の0.25%の手数料がかかります。

また、ポジション料は通貨ペアに寄らず0.025%/日の手数料がかかります。


入出金手数料

入出金手数料とは日本円や仮想通貨を入金または出金するときにかかる手数料です。

​手数料法定通貨​​仮想通貨
​入金手数料​無料
※銀行手数料は自己負担
​無料
​出金手数料​500円
※銀行手数料は自己負担
​無料

​Liquidでは入金手数料は基本的に無料です。ただし、銀行からLiquidの口座に振り込む場合は手数料は自己負担です。

また、出金手数料は法定通貨に関しては一律で500円がかかる上に、自己負担の銀行手数料がかかります。なお、仮想通貨を外部へ出金する場合の手数料は無料です。

スプレッドが狭い!

スプレッドとは販売所取引における売値と買値の差のことです。

売値と買値は販売所が自由に決められるので、販売所によって特徴があります。

スプレッドは次期や通貨ごとによって変動してしまうので、正確な数値を出すことはできません。

Liquidではベース通貨(BTC/JPY)の取引手数料は無料ですので、スプレッドが実質の手数料となっています。​

Liquidのスプレッドは国内取引所の中でも最も狭い水準です。

スプレッドについては以下の記事で詳しく解説しています。

「取引手数料無料」という一文に魅力を感じて仮想通貨の取引を始めようと考えている人は多いのではないでしょうか。株やFXだと何かと手数料を取られて最終的には残金が大きく下回っているなんてことはよくありますが、仮想通貨ではそういった心配がないのは魅力的ですよね。しかし、よく考えてみると仮想通貨だけこんなおいしい仕組みになっているのはおかしいと思いませんか?今回は手数料無料の影に隠れているスプレッドという仕組みについて紹介します!この記事を読んで仮想通貨にまつわる市場原理について詳しくなりましょう!目次スプレッドとはなぜスプレッドは発生するの? 現物取引をするにはどこがいいの?各取引所のスプレッドを徹底比較! 仮想通貨のスプレッドと税金 仮想通貨スプレッドに関する気になるQ&A 仮想通貨スプレッドまとめスプレッドとはスプレッドとは「買値と売値の差額」のこと!仮想通貨取引所について調べた時に、誰しもが「手数料無料!」という宣伝をみたことがあるのではないでしょうか。株やFXでは通常入金や出金、さらには売買などあらゆる手数料が発生するのに対して仮想通貨ではそれらが一切無料というのだからとても魅力的ですよね。手数料が無料であることは私たちユーザーにとっては非常にお得なシステムですが、あまりにも虫が良すぎる話だとは思いませんか?重要な収入源であるはずの手数料が全くないとしたら取引所はどこから利益を得ているのでしょうか。ここで重要となるのがスプレッドという考えです。スプレッドとは販売所取引の際に生ずる売値と買値の差のことを言います。上の画像はbitFlyerの取引画面ですが、ここでは1BTCを購入するのに738,562JPYが必要で、売却するには721,174JPYが必要であることがわかります。購入金額が売却価格よりも高いことから「購入するには値段が高く、売却するには値段が安い」という構図ができていることが読み取れるでしょう。この二つの価格差738,562-721,174=17,388JPYのことをスプレッドと言います。そしてこのスプレッドについて理解しておかないと思わぬ損を生むことがあるのです。スプレッドが広いと損をする可能性が高い! 

 

​業界最多の52種類の通貨ペア!

​​取扱通貨はBTC、ETH、BCH、QASH、XRPの5種類、

​法定通貨はJPY、USD、EUR、AUD、HKD、SGD、CNY、PHP、IDRの9種類です。

取扱通貨と法定通貨のペアがなんと52種類もあります。これは業界最多です!

ほとんどの方はJPYでの取引で十分かと思いますが、海外に行ったときなどに役に立つかもしれませんね!

QASHトークンが買える!

​QASHとは、QUOINE社が発行するICOトークンです。

ここでICOとは簡単に言えば、企業が自社のプロジェクトを達成するために仮想通貨を売って資金集めをすることです。つまりQASHはICOとしてのLiquidの資金集めのために発行された仮想通貨ということになります。

2017年11月6日からQUOINEXで販売が開始され、Liquidと共に注目を集め、これとともにQUOINEXの登録者も増加しました。

現在QASHを買うことができるのは国内だとLiquidだけで、海外では香港の取引所Bitfinexでも扱っています。

QASH保有者には様々なメリットをもたらします。例えば、取引手数料の割引やレンディングによる利息収入が可能になります。

※残念ながら日本在住の人は現時点では利用できないそうです。

 QASHについて、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

取引所の口座ををいちいち国内と海外で作るのめんどくさい・・・仮想通貨が全体的に流動性が低くて思うように取引ができない・・・なんて思っていませんか?QASHはそんな問題を解決しちゃう「LIQUID」プラットフォームの代表通貨です!この記事ではQASHやLIQUIDの細かい仕組みからメリット、デメリットまでホワイトペーパーよりわかりやすく解説しています!QASHを買うならQUOINEX!目次QASH(キャッシュ)とは?ICOが大成功?QASHのJPY建てチャート!!上場後の価格(price)変動を解説!QASHの問題点と将来性!QASHの仕組み!ホワイトペーパーからわかることQASHのメリット!QASHのデメリット【QASHの入手方法】オススメ取引所3選【QASHの保管方法】オススメWallet3選QASHに関する気になるQ&AまとめQASH(キャッシュ)とは?ICOが大成功?QASHとは、QUOINE株式会社が発行する仮想通貨で同社が提供する通貨取引プラットフォーム「LIQUID」を代表するものです。2017年11月6日AM1:00から9日AM00:59までの3日間ICOが行われました。当初は11月の1ヶ月ほどICOを実施する予定だったのですが、同月中盤に予定されていたビットコインのSegwit2x実装が仮想通貨界に大きなダメージをもたらすとされていたため、運営が投資家たちのことを考慮して3日間に短縮されました。1QASH=0

 

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Liquidのメリット ​

レバレッジ倍率最大25倍!

​LiquidではBTC(ビットコイン)のレバレッジ取引が可能です。

2倍、4倍、5倍、10倍、そして国内取引所最大タイの25倍のレバレッジ倍率をかけることができます。

レバレッジを大きくすれば、得られる利益は大きくなりますが、同時に損失も大きくなってしまう可能性もあるので注意が必要です。

セキュリティが強い!

Liquidでは​顧客の資産を100%コールドウォレットで管理しているので、ハッキング等により資産が盗まれることはまずありません!

また、マルチシグに対応しているのでセキュリティはさらに強固です。


マルチシグについてはこちらの記事をご覧ください!

目次マルチシグとは?仕組みについてマルチシグの利点・メリットマルチシグの欠点・デメリットマルチシグ対応デジタルウォレット2選マルチシグの実用例マルチシグはセキュリティ対策で必須! マルチシグとは?仕組みについて マルチシグとは、マルチシグネチャーの略称でトランザクションの署名に複数の秘密鍵を必要とする技術のことです。一つの秘密鍵で署名を行う通常のシングルシグに比べセキュリティが高い、秘密鍵紛失時に対応しやすいなどのメリットがあり、取引所やマルチシグウォレットなどで採用されています。 マルチシグアドレスの定義としては、2つ以上の公開鍵を登録していて、それに対応する一部もしくは全部の秘密鍵による署名によりトランザクションが出来るものです。例えば公開鍵が2つ登録されていて2つの秘密鍵を必要とするものもあれば、公開鍵は3つ登録されていてそのうちの2つの秘密鍵があればトランザクションができるものもあります。この場合前者を2of2、後者を2of3のマルチシグと呼びます。 普通のアドレスが1から始まるのに対して、マルチシグアドレスは3から始まります。 セキュリティ対策をするうえで今後必ず理解していなければならない話題なので、ここでしっかり学んでおきましょう!※1月26日のコインチェックのハッキング事件では、5億XEMものNEMが盗まれましたが、これは、コインチェックがマルチシグを導入していなかったことも一因になっているようです。コインチェックのハッキング騒動や今後、自分で出来る対応について知りたい方は以下の記事を読んでみてください! コインチェックが580億円の仮想通貨ハッキング被害。あなたのお金を守る2つの対策法コインチェックがハッキング被害にあったらしいけど仮想通貨はもうおしまい!?まったくそんなことはありません!事件の内容と対応策を勉強してしっかりと自分の頭で今回の事件を理解しましょう。チャートに与えた影響も要チェック!続きを読む マルチシグの利点・メリット マルチシグの大きいメリットとしてはセキュリティが向上することと、秘密鍵の紛失時のリスクヘッジとなることです。 セキュリティーが向上


Liquidのデメリット ​

取り扱い通貨数が少ない

Liquidの取扱通貨はBTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、BCH(ビットコインキャッシュ)、QASH(キャッシュ)、XRP(リップル)の5種類です。

時価総額が高くて人気のある仮想通貨はしっかり扱っていますが、coincheckの13種類やZaifの15種類に比べると、物足りないです。

アルトコインの数が投資にオプションを増やし、利益につながる可能性を高めるのは言うまでもありません。

今後、仮想通貨が盛り上がる中でLiquidが扱うアルトコインが増えていくことを期待しましょう!


入出金に手間がかかる

Liquidは他の取引所とは異なり、入出金の際の事前の「入金依頼」や「出金依頼」を行わないといけません。

例えば入金をしようとする場合、

①振込元の銀行口座情報の登録→②銀行口座の確認書類をアップロード→③入金依頼を作成→④「入金IDと振込名義」を記入して入金

という4段階のステップがあります。これは、意図しない入出金を未然に防ぐという点では先ほどメリットとして挙げた「セキュリティの高さ」とも言えますが、さすがに面倒です。

ちなみに、先ほども記述しましたが、仮想通貨の入出金にかかる手数料は無料です!外部ウォレットに資金を移動する際はおすすめです!

​Liquidに今後追加される機能​

​Multi Market Orders(MMOs)

世界各国の各仮想通貨取引所でのMMOを実装すれば、世界中で単一のオーダーブックを見ながら注文することが可能になり、仮想通貨の課題であった流動性の問題やスプレッドの幅を大幅に解決します。

現段階では、法定通貨とビットコインのペアだけでの搭載ですが、今後他の通貨ペアへの対応が予定されています。

仮想通貨Lending App

​仮想通貨Lending App機能はまだ追加されていません。

顧客が保有している仮想通貨を有償で貸付(Lending)できる機能です。

仮想通貨レンディングは国内取引所のbitbank.cc(ビットバンク)とGMOコインで既にサービスが開始されています。

仮想通貨を長期保有しようとしている方におすすめの機能です。

QASHユーティリティ

​QASHユーティリティ機能もまだ追加されていません。

QASHを持っている人は取引手数料が割引されたり、Liquidコミュニティ内投票などに利用できるようになります!

QUOINEXでのQASHは特に使い道はありませんでしたが、今後はますます使い道が増えていくことが期待できそうです。

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Liquidに関するQ&A​

QUOINEX(コインエクスチェンジ)はどうなるの? 

​現在、QUOINEXに口座を持っている方は自動でLiquidにサービスが移行されることになるので心配ないです。

スマホアプリはありますか?

現在は多機能な「QUOINEX Pro版」アプリと簡単操作が売りの「QUOINEX ライト版」の2種類のスマホアプリがあります。

「QUOINEX Pro版」の方がLiquid移行に伴いサービス終了となり、従来の「QUOINEX ライト版」が「Liquid by Quoine ライト版」へと名称が変更します。

Liquid by Quoine ライト版(iPhone)のダウンロードはこちらから

Liquid by Quoine ライト版(Android)のダウンロードはこちらから

まとめ​

いかがでしたか?

今回は、QUOINEXからサービスが移行されたLiquidという取引所についてまとめました。

基本的な特徴はQUOINEXと​ほとんど同じですが、新たに追加される機能もあります。

新機能がいつから使えるようになるのか、取引所として知名度が未熟なLiquidがどれだけ人気を集めるか、今後の展開から目が離せませんね!

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