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取引所の口座ををいちいち国内と海外で作るのめんどくさい・・・
暗号資産(仮想通貨)が全体的に流動性が低くて思うように取引ができない・・・
なんて思っていませんか?
QASHはそんな問題を解決しちゃう「LIQUID」プラットフォームの代表通貨です!
この記事ではQASHやLIQUIDの細かい仕組みからメリット、デメリットまでホワイトペーパーよりわかりやすく解説しています!
目次
QASHとは、QUOINE株式会社が発行する暗号資産(仮想通貨)で同社が提供する通貨取引プラットフォーム「LIQUID」を代表するものです。2017年11月6日AM1:00から9日AM00:59までの3日間ICOが行われました。当初は11月の1ヶ月ほどICOを実施する予定だったのですが、同月中盤に予定されていたビットコインのSegwit2x実装が暗号資産(仮想通貨)界に大きなダメージをもたらすとされていたため、運営が投資家たちのことを考慮して3日間に短縮されました。
1QASH=0.001ETHというレートで始まったICOは開始からすぐ投資家が殺到し、この短期間で約134億円が集まっています。この投資家たちの中の1人には中国でマイニング企業を率いるジハン・ウー氏もいました。
2018年2月21日現在
上が日本円建てのQASHのチャートです。昨年11月末にQUOINEXに上場した直後は、ICO時からの期待感から、ICOで買うことができなかった層が一気に流れ込み3倍にまで高騰しました。利確下げが起こった後、12月1日にBitfinexに上場したのですが、これは以前から宣言されていたからか価格の上昇にはつながっていません。取引所への上場のニュースは必ずしも価格の上昇をもたらすわけではないので注意しましょう。とは言うものの、今年1月の初旬には、Binanceへ上場するのではないかとの噂が広まり価格が高騰しました(実際は上場していません)。Binanceへの上場ニュースは価格が高騰する傾向にあると思います。
現在は暗号資産(仮想通貨)市場全体の不調でピーク時の半額以下の130円前後を推移しています。
プラットフォームLIQUIDは現在の法定通貨為替取引市場も巻き込んだ壮大な計画です。現状ほとんどの国の政府は暗号資産(仮想通貨)界に対して厳しい態度を取っています。ゆえに、非常に大きい為替取引市場を全てLIQUIDに取り込む難易度はとても高く、時間もかかると思われます。運営のQUOINE社は長い間多くの銀行とコネを作り関係を築き上げてきたと発表しているので、注目したいところです。
スマートオーダールーティング(後述)の過程で複数の取引所をまたがって通貨の交換が行われた場合、取引所ごとにスプレッドや手数料がかさんでしまうのではないか、という問題が現時点考えられます。この懸念どおりに手数料がいくつも取られてしまうということになると、LIQUIDの普及において大きな足かせとなるでしょう。この問題はQASHブロックチェーンが解決してくれるのではないかと期待しています。
プラットフォームが完成したら暗号資産(仮想通貨)界にとって大きな変革を起こすことになります。全ての暗号資産(仮想通貨)ユーザーがLIQUIDを利用することとなり、また暗号資産(仮想通貨)の投機的な側面は弱くなり実用性が上がると考えられます。QASHを持つことでこのプラットフォームにおいて優先的にその恩恵を受けることができるので、需要はとても高まり価格も高騰すると考えられます。
通貨名 | QASH |
通貨単位 | QASH |
発行総数 | 1,000,000,000枚 |
運営 | QUOINE(公式サイト) |
備考 | ERC20トークン※ |
※2019年第二四半期にQASH独自のブロックチェーンへ移行する予定です
↓↓コインパートナーがERC20トークンを解説↓↓
暗号資産(仮想通貨)について投資をはじめ、調べているうちに、「ICOにも投資してみたい!でも、このERC20って何?」となった方も多いはず!ERC20って暗号資産(仮想通貨)なの?どうして使われているの?どうやって使うの?コインパートナーが解決します!
QUOINE社が作ろうとしているLIQUIDプラットフォームとは、簡潔に言うと世界のあらゆる取引所にバラバラになっている暗号資産(仮想通貨)の流動性をひとつに束ねるものです。これだけではよくわからないと思うので、以下に詳細とそれを作る仕組みを記述していきます。
ワールドブックとは、世界中の取引所における通貨の取引や価格をひとつのオーダーブック(日本語で言うところの、板)にしたもののことです。現状暗号資産(仮想通貨)界では、世界中に散らばっている取引所ごとにオーダーブックがあり、その中でだけ、しかも限られた通貨建てのみでしか取引することができませんでした。しかしワールドブックはそれによる問題、弊害を解決します。
暗号資産(仮想通貨)取引所はその多くがメジャーな通貨建て(ドルや円、ユーロなど)での取引しか扱っていません。なので、マイナーな通貨(カナダドルなど非常に多くの通貨)圏の人々にとってはメジャーな通貨に両替してからでなければ市場に参加することができませんでした。しかしワールドブック上では彼らのマイナーな通貨を含めたあらゆる通貨建てでオーダーブックを見ることができ、また取引を注文をすることができます。さらにLIQUID上ではひとつの取引所に口座があれば全ての取引を行うことができます。これを完全に正しいわけではありませんがわかりやすく言うと、全世界のあらゆる投資家がBittrexを使っていて、彼らが各々の好きな通貨建てで取引をできるような状態です(各取引所がなくなるわけではありません)。
これにより、各取引所内で閉鎖的に広がっていた暗号資産(仮想通貨)の流動性が一気に解き放たれ、ひとつになります。
こうなることで、これまでは通らなかった大口の注文も通るようになり、大きめの取引がある取引所の中で起こることでそのひとつだけでその取引所内で対象の通貨の値段が変動してしまったり、取引所間で同じ通貨の価格が違ったりということを防ぐことができます。
スマート・オーダー・ルーティングとは複数の取引所の中から注文に応じた最適な価格の取引を見つけ出し取引を成立させるものです。この技術がワールドブック上のあらゆる通貨による取引を可能にしています。LIQUIDのスマート・オーダー・ルーティングを支える重要な技術は2つあります。
ひとつはマッチングエンジン(ME)です。これは1秒の間に数百万件もの取引を処理し強力な注文管理システムを作っています。
もうひとつはクロスカレンシー換算エンジン(CCCE)です。法定通貨、暗号資産(仮想通貨)関係なく全ての通貨の換算を瞬間的そして自動的に行います。
これらの技術によってスマート・オーダー・ルーティングが可能となります。ホワイトペーパーの載っている取引例を見てみましょう。
ホワイトペーパーより
上の図を説明すると、SGD(シンガポールドル)でETH(イーサリアム)を買うための交換ルートがピンク、赤、青、緑の4つ考えられて、どのルートが一番注文の値と見合った取引ができるかを即時にMEが判断して取引が確定されます。緑のルートであれば、②③④の通貨交換でCCCEの素早い換算が生きている、というわけです。電車の乗換案内のようなイメージをしてくれればわかりやすいかと思います。
これらの強固な技術によって、LIQUIDのシステムは支えられています。
現在はイーサリアムのブロックチェーンを使ったERC20トークンであるQASHですが、2019年Q2(第二四半期)にQASH独自のブロックチェーンが完成し、LIQUIDなどQUOINEのすべてのサービスがこのブロックチェーン上に移行するとのロードマップが発表されています。
LIQUIDのユーザーはそのカウンターパーティーとしてQUOINEを使えばそれで事足りるうえ、それは日本の金融庁の管轄下にあるので安心です。
公式サイトを見ればわかるのですが、チームのメンバーは金融業界の大手であるゴールドマン・サックス、メリルリンチやソフトバンクグループ、IT業界で経験を積んできたような優秀な人たちばかりです。またCEOのマイク栢森氏は東大法学法学士、ハーバードでMBAを取得している超エリートです。
ICOはその多くがプロダクトの開発が進んでない状態で行われ、資金調達後は開発が順調に進むのだろうか?という懸念が残ってしまうが、QASHの場合、ICO時点ですでにコアプロダクトの開発が完了しています。今後、開発の進捗を心配する必要はありません。
運営のQUOINE社及び取引所QUOINEXは金融庁の認可を受け登録を2017年9月という早い段階で済ませています。コインチェック騒動などで揺れる暗号資産(仮想通貨)業界ですが、政府に認められている会社のもとでの開発、通貨の発行は安心感が違います。
LIQUID実装後のQASHを持っていることによるインセンティブのひとつにこれがあります。QUOINEが今後提供する新しいサービスへの優先的なアクセスや新しいICOへの優先的投資機会をQASH所持者は得ることができるとされています。QASHもQUOINE社もまだそれほど有名でないうちに手に入れておくと、将来QUOINE社のプロジェクトが大成功した時に大きく有利になるでしょう!
ある通貨の取引所間の価格差を利用して利益を出すのがアービトラージという手法ですが、LIQUIDプラットフォームが完成するとひとつの通貨の取引所間の価格差がなくなるので、この手法が完全に使えなくなってしまいます。
↓↓ビットコインのアービトラージを解説↓↓
アービトラージとは、取引所間で生じる価格差を利用して利益を出す投資手法で、近年はビットコインでこの手法を使うことに注目が集まっています。初心者でもリスク無しに利益を出せるという噂ですが、果たして本当にそうなのか、検証します。
現時点、QASHを決済に使うことはできません。QASHのバリューは、決済手段というよりは持っていることでLIQUID実装後にこのプラットフォームで有利になる、というところにあるとコインパートナーは考えています。ですが、QASHを決済通貨として活用できるようにしていきたいというのがQUOINE社の考えのようです。
QUOINEXは、QASHと同じQUOINEが運営する取引所です。QASHを取り扱っている数少ない取引所である上、多くの法定通貨建てで取引をすることができるのが最大の特徴です。
登録申し込みが殺到すると新規登録が停止する可能性があるので、早めの登録をおすすめします。
こちらは中国の取引所です。銘柄が多く日本語にも対応しているのが特長です。Binanceが日本語対応をやめてしまったので、日本語に対応した海外取引所を使いたいという方にオススメかと思います。
Bitfinexは香港に拠点を置く取引所です。IOTAを取り扱う数少ない取引所として有名です。しかし、2018年2月1日現在新規口座の受付を停止しています。Bitfinex公式サイトへ
※コインチェック騒動の影響で、コールドウォレットの需要が急速に高まっています!!資産の管理は自己責任ですので、しっかりと行うようにしましょう。
↓↓コインパートナーによるコールドウォレットの解説↓↓
暗号資産(仮想通貨)をもっと安全に保管してみませんか?オフライン式のコールドウォレットなら、ハッキングのリスクを最小限に抑えることができます。ペーパーウォレットの作り方、おすすめのハードウェアウォレットをこのページで紹介!
Ledger Nano Sは利用者が最も多いハードウェアウォレットのひとつで、ERC20トークン全てに対応している他、リップルにも対応している数少ないハードウェアウォレットです。価格は約10,000円ほどですが、生涯使うことができるのでお得です。
こちらも最もメジャーなハードウェアウォレットのひとつです。Ledger Nano Sが対応していないDash、Z-cash、ライトコインに対応しています。価格は約16,000円ほどです。
MyEtherWalletは上の2つとは違ってペーパーウォレットとして使うことができます。ペーパーウォレットとは、アドレスとパスワードを紙に書いておくという極めてアナログなウォレットです。ただ、出金や入金を頻繁に行う人にとってはあまり向いていません。ですが、上の2つでイーサリアム系のトークンを管理する際にはMyEtherWalletとの連携が不可欠です!MyEtherWallet公式サイトへ
↓↓MyEtherWalletに関して詳しくはこちらをお読みください↓↓
Ethereum用ウォレットでもっとも有名なMyEtherWallet。ブラウザを経由して手軽に利用できるこのウォレットの仕組みや使い方など人気の理由を解説します!この記事を読んでMyEtherWalletを使いましょう!
QUOINEはQASHを発行する会社であると同時に、暗号資産(仮想通貨)取引所QUOINEXを運営する会社でもあります。日本、シンガポール、ベトナムに拠点を置きます。同社は、「すべての顧客が金融サービスを利用できる世界最大のブロックチェーンを基盤とするフィンテックカンパニーになるために。(※)」という理念の下活動しています。
(※)公式サイトより引用
QASHを取り扱っている取引所に口座登録をしましょう!QASHと運営会社が同じQUOINEXが将来性もあっておすすめです!ICOは2017年11月に終わっています。
QASHは以上にまとめたように、しっかりとした技術、仕組みに支えられていて、将来の展望もしっかりしている通貨です!2018年Q2に予定されているLIQUIDプラットフォームの完成は暗号資産(仮想通貨)への多くの新規投資家の流入や、流動性問題が解決されたスムーズでフェアな取引を意味する一大事です。今年最も注目したい通貨のひとつです!