「暗号資産(仮想通貨)のレバレッジ取引ってどんなものだろう?」
なんて考えている方も多いのではないでしょうか?
レバレッジ取引は一気に利益を上げられる可能性が非常に高い手法ですが、同時にリスクがあることも知っておかなければなりません。
この記事では、暗号資産(仮想通貨)のレバレッジ取引の「メリット・デメリット」「儲けるためのポイント」さらには「おすすめの取引所」まで網羅して紹介しています!
この記事を読んで十分に理解を深めてから、レバレッジ取引を始めるかどうか検討してみてください!
レバレッジ取引をするならココ!
レバレッジを日本語にすると、「てこ」です。
てこの原理は、小さい力で大きなものを動かすことです。
レバレッジ取引も同じ要領で、自分の元手(=小さい力)でその何倍ものお金(=大きなもの)を取引で動かすことができます。
証拠金とは、レバレッジ取引を行うために取引所に預け入れるお金です。上の例でいうならば、小さい力のことです。
必要な証拠金は取引所ごとに定められています。
たとえば、仮に証拠金が10%必要と定められているとすると、100万円分のビットコインをレバレッジ取引したいとき、10万円が証拠金として必要となります。
レバレッジ取引では、証拠金として預けた元手を担保として、取引所から一時的にお金を借ります。
そのため、万が一損失が生じた場合、証拠金で損失分の決済が行われます。
では、レバレッジ取引でお金をいくらまで増やすことができるのでしょうか?
これは、取引所ごとでレバレッジ倍率を設定しているので、一概には言えません。
レバレッジ倍率とは、証拠金の何倍まで取引で使う金額を増やすか、ということです。
レバレッジ倍率は取引所によって異なりますが、日本国内の取引所では最大2倍が原則となっています。
暗号資産(仮想通貨)の取引方法は大きく分けて、レバレッジ取引と現物取引の2つがあります。
実際に取引を行う際、その差が曖昧にならないようきちんと理解しましょう!
現物取引では、暗号資産(仮想通貨)を買って、「売った時との差額」が利益になります。売りから入ることはできません。
一方でレバレッジ取引は、まず暗号資産(仮想通貨)を売買したと仮定して、「決済する際の差額」が利益になります。
レバレッジ取引では、暗号資産の「買い」から始めるだけでなく、「売り」から始めることもできるということです。
「売りから始める」とはどういうことなのでしょうか?
例を挙げて説明していきます。
【証拠金5万円×倍率5倍で25万円分のレバレッジ取引をする場合】
暗号資産(仮想通貨)が25万円の時に「売り」注文をしたところ、数日後に価値が下がって20万円になりました。
ここで「買い」注文を出すと、5万円分の差額が生まれますよね。
レバレッジ取引では、この5万円分が自分の利益となります!
暗号資産(仮想通貨)は売買したと「仮定して」いるだけなので、取引終了時に取引所に返却し、自分の手元には利益の5万円が残る仕組みとなっています。
レバレッジ取引と暗号資産(仮想通貨)FXの違いについて解説します。
レバレッジ取引の中に、暗号資産(仮想通貨)FX・信用取引・先物取引があり、暗号資産(仮想通貨)FXはレバレッジ取引の分類の一つです!
そのため証拠金取引には変わりはなく、レバレッジをかけて自分の持っている以上の資金で取引を行います。
つまり、元手の額よりも大きな取引を行うことができるという点はレバレッジ取引と同じです。
暗号資産(仮想通貨)FXの特徴は差額決済を行なっているという点です。
一度買って売るという現物を介した取引ではなく、結果としての資金の利益・損失のみが移動する仕組みとなっています。
暗号資産(仮想通貨)FX、信用取引、先物取引では、主に取引期限が異なります。
取引種類 | 取引期限 | 備考 |
---|---|---|
暗号資産(仮想通貨)FX | なし | レバレッジ手数料(スワップポイント)がかかるため、 取引期間は短い方が好ましい。 |
信用取引 | あり | 取引期限が切れると再借り入れをしての継続となる。 |
先物取引 | あり | ある先の日を指定して取引をすると約束する方法。 特定の日(限月)が来たら自動的に決済される。 |
大きな金額を取引することができれば、当然、得られる利益も大きくなります。
※下の図の数値は参考例です。
【レバレッジ取引で10万円を証拠金として預けた場合】10万円の証拠金にレバレッジ10倍をかけると、100万円分の資金を取引することができます。
そのときに1BTC=100万円だとすると、1BTCまで購入できます。
そして1BTC=110万円に値上すれば差額の10万円はすべて利益になります。
もし現物取引でこの利益を上げる場合、100万円を用意しなければなりません。
しかし、レバレッジ取引なら10万円しか用意していなくても100万円分の取引が可能になります。
このように少ない資金で大きなリターンを得ることができる点がレバレッジ取引の最大のメリットでしょう。
レバレッジ取引では、売りの注文から取引を始めることができます。
つまりコインの価格が下がっているときでも利益を生み出すことができるということです。
これは「買い」から始めることしかできない現物取引との大きな違いです。
現物取引では相場が下落しているときは、取引に参加しても必ず損をするので、基本的に参加することはしません。
しかし、レバレッジ取引は「売り」注文からでも取引に参加できるので、コインの価格が下落中でも利益を狙うことができるのです。
レバレッジ取引では、取引所が「証拠金維持率」や「追証ゼロ」といった仕組みが用意されています。
これらによって、基本的に証拠金として預けている金額以上に損失が出ることはありません。
では一体、「証拠金維持率」と「追証ゼロ」とは何なのでしょうか?
証拠金維持率とは、「レバレッジ取引を行うのに必要な証拠金に対して、純資産がどれだけの割合を占めているのか」を表しています。
この証拠金維持率を下回ると、取引が自動的にストップします。
【100万円のレバレッジ取引に必要な証拠金が10%、つまり10万円必要な場合】
その証拠金に対して、証拠金維持率が仮に80%と設定されていたら、損失が20%(=2万円)でると、自動的に取引ができなくなります。
この証拠金維持率が高いと、早いうちに大きな損失を回避することができますし、証拠金以上の損失を生み出すことはありません。
追証(おいしょう)とは、取引で損失が出た時に取引所から支払いを要求される追加の証拠金のことを表します。
この追証を期日までに追加で支払うと、証拠金維持率が上がるので取引を再開することができます。
支払わなかった場合、取引は強制的に決済(=ロスカット)されてしまいます。
この追証を取引所から要求される場面は2つのパターンがあります。
①の場合ですと、追証のある取引所は期限までに追加の証拠金を払うよう請求されます。
逆に追証のない取引所は、そのような請求をされることはありません。
②ですが、このパターンは相場が急激に動き、ロスカットができない場面で起こってしまいます。
これらの事例はTLでも頻繁に見ましたね
— mineCC (@ETHxCC) October 19, 2018
> ロスカットが機能しない
> ネット上で注文ボタンを押すタイミングから実際に注文が完了する時点までに乖離がある
> 暗号資産(仮想通貨)の価格低下局面等で注文が殺到する等した場合、システムが落ち注文できない pic.twitter.com/FBmE2zWSZA
この場合は追証のあるなしに関わらず、証拠金を超えた分の損失を払うよう請求されます。
そのため、証拠金維持率が高い取引所を選べば借金のリスクは低いと言えます。
大きなお金を動かすため利益を出しやすいレバレッジ取引ですが、注意点もあります。
レバレッジをかけると利益が何倍にもなる反面、当然のことながら損失も大きくなってしまいます。
【1BTC=100万円のビットコインが、1BTC=90万円まで価格が下がった場合】
このとき、Aさん(100万円を使って現物取引した人)とBさん(100万円をレバレッジ5倍で取引をした人)では、損失が変わってきます。
Aさん:100万円分のコインを100万円で購入→10万円の損失
Bさん:500万円分のコインを100万円で購入→50万円の損失
確かに、2人とも借金はしていませんが、損失に大きな差があるのが分かると思います。
ここから言えることは、レバレッジ取引は現物取引と比べて、損失が膨らみやすいということです。
レバレッジ取引が長期取引に向かない理由は「スワップポイント」と呼ばれる手数料にあります。
スワップポイントは日にちをまたいでポジションを保有すると発生する仕組みとなっています。
1日の内で取引を完了させてしまえば、この手数料は払わなくて済みます。
ところが、長期的に保有すると毎日手数料がかかるので、レバレッジ取引においてコインの長期保有は向いていません。
取引所によって手数料は変わりますが、おおよそ0.04%/日のところが多いです。
【取引所の比較一覧】
GMOコインは国内大手のGMOインターネットが運営している暗号資産(仮想通貨)取引所です。
レバレッジ取引には、ビットコイン・イーサリアム・ビットコインキャッシュ・ライトコイン・リップル・ネム・ステラルーメン・ベーシックアテンショントークン・オーエムジーの9種類の暗号資産(仮想通貨)が対応しています。
GMOコイン最大の特徴は、その使いやすさです。
これは実際のGMOコインの取引画面です。
シンプルなデザインでとても見やすい上に、操作が非常に簡単です!
これからレバレッジ取引を始める方は、まずGMOコインで取引を始めてみてください。
GMOコインの魅力をまとめると....
初めてのレバレッジ取引なら!
DMM Bitcoinは、超有名企業であるDMM.comが運営する暗号資産(仮想通貨)取引所です。
ユーザー数・取引量ともに日本最大級で、アプリは初心者でも簡単に操作できると評判がかなり高いです。
取り扱い銘柄数も非常に豊富で、11種類もの暗号資産(仮想通貨)でレバレッジ取引をすることができます。
ビットコイン以外の銘柄もレバレッジ取引したいという方にはDMM Bitcoinがおすすめです!
bitFlyer(ビットフライヤー)は2014年に誕生した国内初の暗号資産(仮想通貨)取引所です。
bitFlyerはビットコインの取引高が日本一の実績を持つほどの人気があります。
※Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2020年1月-4月の月間出来高(差金決済/先物取引を含む)
ビットコインのレバレッジ取引をしたい方にはbitFlyerを強くおすすめします!
↑↑↑デザインがとてもカッコ良い上に、プロトレーダーも愛用する高度な機能を備えています。
レバレッジ取引で本気で一攫千金を狙う方はbitFlyerを使ってみてください!
レバレッジ取引で儲けるポイント
「使いにくい取引所を利用していたら、操作ミスで財産ほとんど消えた、、、」
なんて笑えませんよね。
いろいろな取引所でレバレッジ取引を行うことは可能ですが、それぞれの取引所によって使える機能であったり、使いやすさ・サーバーの強さなどは異なります。
先ほど紹介したGMOコインは、使いやすさはもちろん、サーバー強度も申し分ありません!
取引所選びで迷っている初心者の方は、まずGMOコインを利用するのが良いでしょう。
レバレッジをかけて取引する際には日毎に手数料がかかります。多くの取引所はポジションに対して、0.04%/日となっています。
つまり、長期的に保有すればするほど、手数料が大きくなっていきます。
また、取引する金額によっても手数料は変化します。
このことを考えると、レバレッジをかけてトレードする際には短期的な売買を中心に取引する方が有利とと言えるでしょう!
レバレッジ取引ではトレードツールと言われる、高機能なシステムを使って取引を行っている方が多くいます。
例えば、トレーディングビューの有料版では、他のサービスにはない独自のテクニカル指標を利用することができます。
より使いやすく高性能なトレードツールを使いこなすことが、勝率アップにつながります。
レバレッジ取引に限らず投資というのは、どれだけ情報を集めて分析したかで結果が決まると言っても過言ではありません。
トレードに関する知識・暗号資産(仮想通貨)に関する知識は積極的に集めるようにしましょう。
情報収集には、コインパートナーが運営する『コインパートナーサロン』を利用してみてください。
【コインラーニングで出来ること】
レバレッジ取引をする上で情報が多いに越したことはありません。ぜひ利用してみてください!
今回はレバレッジ取引の詳しい仕組みから、レバレッジ取引で利益を出す方法までご説明しました。
レバレッジ取引を始めるにはリスクがあることを十分に理解することがとても重要です。
取引所選びで迷っている方は今回紹介した取引所を利用して、レバレッジ取引にチャレンジしてみてください!
初めてのレバレッジ取引なら!