ビットコインは通貨ではない

今月10日に世界シェアNo.2を誇る国際ブランドのMasterCardは仮想通貨での支払いが今後可能になることを発表した。

まだどの通貨が使えるようになるかは明らかにされていないが、ビットコインはボラティリティが高すぎるため通貨には向いていないとMasterCard副会長のアン・ケアンズ氏は考えているようだ。
ケアンズ氏は、ビットコインのボラティリティが高すぎること取引に時間がかかりすぎてしまうことを憂慮しているようだ。

ビットコインは支払い手段のようには振る舞いません。なぜなら、ボラティリティが高すぎることや取引に時間がかかりすぎることが挙げられます。例えば、あなたと私が一杯のコーヒーを飲みに行き、ビットコインで支払うことにしたとしましょう。私たちのコーヒーは、提供されるまでに40%多く(コストが)かかるかもしれません。実際に決済を完了するのにも10分かかるでしょう

したがって、ビットコインは通貨としての有用性は低いとケアンズ氏は考えている。

ビットコインは価値の保存手段

反対に、ビットコインは価値の保存手段としての有用性は高いとケインズ氏は述べている
また、JPモルガンも「仮想通貨は投資対象であり、調達通貨ではない」との見解を示し、ポートフォリオにビットコインを追加することを提唱している。

以上のように、ビットコインを価値の保存手段として見なしている人は増えつつある。
我々もリスクヘッジ先の一つとしてビットコインの導入を検討してみてもいいのではないだろうか。

\無料アプリを使って/

暗号資産(仮想通貨)のニュースを逃さずチェック

この記事は、ZyCryptoの「‘Bitcoin Doesn’t Behave Like A Payment Instrument’, Says Mastercard’s Vice-Chair」を参考にして作成されています。