仮想通貨での支払いが3,000万以上の加盟店で可能

世界シェアNo.2を誇る国際ブランドのMasterCardは仮想通貨での支払いが今後可能になることを発表した。
これまでMasterCardはWirexやBitPayなどの仮想通貨決済企業と協力して仮想通貨での支払いに取り組んできたが、今回はマスターカード独自のネットワークを使って仮想通貨取引に取り組むようだ。

2月10日に発表されたMasterCardの公式文書によると、2021年の後半に仮想通貨での支払いが許可される予定だという。
まだどの仮想通貨が使えるようになるかは明らかにされていないが、許可が下りた暁には3,000万を超える加盟店で仮想通貨を使った支払いができるようになるだろう

MasterCardのライバル企業であり世界シェアNo.1を誇るVisaは、1月28日に行われた第一四半期決算で仮想通貨決済と法定通貨のオンランプ(法定通貨と仮想通貨を交換するサービス)への取り組みについて再び言及。
米大手決済企業のPayPalは、2月3日に公開された2020年の最終四半期および通期決算レポートで、現在アメリカ国内限定で提供している仮想通貨決済サービスを2021年中に全世界の提携先小売店2,900万店舗で利用可能にする予定だと発表するなど、仮想通貨がさらに身近な存在へとなりつつあることは間違いないだろう。

ビットコインは過去最高の512万円超

また、先日Tesla社によって15億ドルを超えるビットコインが購入されたことや、Twitter社がビットコインをバランスシートに採用するか検討している、といったように世界のトップ企業は仮想通貨への関心を高めている

その影響が、数ある仮想通貨の中で最も有名で価値のあるビットコインに表れている。
今日(2月12日)の9時に、ビットコインは一時512万円を超え史上最高値を更新した。

(参考:Trading View BTCJPY 1時間足)

MasterCardやVisaだけでなくJCBやAmerican Express ,Diners Clubの国際ブランドが仮想通貨による決済サービスを発表すれば、仮想通貨市場はさらに盛り上がりるだろう。
続報に期待だ。

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この記事は、ZyCryptoの「MasterCard To Support Cryptocurrency Payments Across Its Consumer And Merchant Network In 2021」を参考にして作成されています。