高校生がウィルスでモナコインを不正入手
江戸川区の男性(31)から170MONA(盗まれた当時のレートで約1万5千円)をコンピューターウィルスを使って不正に入手したとして、大阪府貝塚市在住の高校生(17)が不正指令電磁的記録作成・同供用容疑で逮捕されました。
容疑者の少年は送金に必要なパスワードを感染したPCから入手するウィルスを作成し、「最新相場が表示されるプログラム」を装ってインターネット掲示板「Ask mona」で配布していました。
事件が発覚したのは2017年の10月10日ごろで、この事件は愛知県警に通報されたことによって発覚しました。
モナコインのシステム自体に欠陥があるわけではない
この事件について一番理解しておいて欲しいのは、このMONAの盗難は決してモナコイン自体の欠陥によるものではないということです。
この盗難事件は他の暗号資産(仮想通貨)でも起こり得ますし、なんなら同じような手口でクレジットカードの情報などが盗まれることもあります。
なので、このニュースだけ読んで「モナコインって盗まれるリスク高いんだ・・・」と、判断するのはあまりよろしくないです。
MONAへの影響は?コインパートナーの見解
この事件を受けて、今年に入ってから暗号資産(仮想通貨)の投資に参入してきたようなまだ暗号資産(仮想通貨)に詳しくない層がMONAを敬遠してしまうということは十分に考えられます。特に、つい先日CoincheckがGOXし、盗まれたNEMをはじめ暗号資産(仮想通貨)がダダ下がりしたばかりです。
ただでさえ下降トレンドのMONAには踏んだり蹴ったりではないでしょうか。
ただし、モナコインはコミュニティがかなり大規模に発達しておりファンの多い通貨なので、このまま草コインに逆戻り・・・というようなことは考えづらいです。
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盗まれない仮想通貨の保管方法!
さて、この事件はもともとなぜ起こったのか考えて見ましょう。その原因は大きく分けて2点あります。
一つは、「インターネット掲示板に転がっている怪しげなプログラムを疑いもせずインストールした」こと、もう一つは「ウォレットの強度が低かった」ことです。
特に、二つの要因は他の暗号資産(仮想通貨)盗難においても共通していることです。
一つ目の原因については、信頼できないプログラムをインストールしないよう心がけるなど各々で注意するほかありません。
ですが、二つ目の問題はコールドウォレットの導入で解決可能です。特に、ハードウェアウォレットが物理的にも、サイバー的にも強度が高いので興味のある方はぜひこちらの記事をご覧ください。
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