ヘッジファンド業界のベテランであり、元ホワイトハウス報道官でもあるアンソニー・スカラムーチ氏が、イーサリアム（ETH）の最大の競争相手であるソラナ（SOL）が、レイヤー1ブロックチェーンによる「金融革命」において大きな役割を果たすと語った。
ソラナが金融業界の「摩擦」を解消する
スカラムーチ氏は、2024年のソラナ・ブレイクポイントカンファレンスにおいて、証券および金融業界には無数の第三者が関わっており、それがユーザーにとって不要な摩擦を生んでいると指摘した。
彼によれば、ソラナはこの摩擦を解消する能力を持っており、その結果、7兆ドル（約1,001兆円）もの資本が経済に再投入され、有効活用される可能性があるという。
スカラムーチ氏は次のように述べている。
「証券業界の問題は、第三者が1つだけではなく、実際には7～8つの異なる関係者が関与していることだ。もし私の口座から株を購入した場合、それがあなたの口座に到達するまでに7つの異なる組織を経由する必要がある。35年前に業界に入ったときは、取引日は5日後（T+5）だったが、今では1日後（T+1）に短縮された。それでも依然として多くの摩擦が残っている」
トークン化による経済への大きな影響
スカラムーチ氏は、こうした摩擦を解消し、取引の解消が明確化されれば、このシステムは「ほぼ完璧」なものになると強調した。
また、「トークン化がソラナで行われることを願っている。私はソラナを大量に保有しており、これが現実になると信じている」と述べた。
さらに、世界的に取引の検証にかかる費用が7兆ドルに達している現状について触れ、クレジットカード業界や送金サービスなどの第三者を排除し、分散型ネットワークを利用して信頼関係を築くことができれば、この7兆ドルを経済に再投入できると述べている。
＼discordを使って／