著名なレイヤー1ブロックチェーンであり、イーサリアム(ETH)のライバルであるアバランチ(AVAX)が5時間のネットワーク停止に見舞われた。
仮想通貨AVAX、5時間のネットワーク停止に陥る
アバランチのデータ追跡プラットフォーム「アバランチ・ステータス」によると、アバランチのブロックチェーンは、プライマリ・ネットワークでブロックが受け付けられなくなる障害を経験したという。
「コミュニティ全体の開発者は現在、プライマリネットワーク上でブロックが受け入れられるのを妨げているブロック最終化の停止を調査している。問題が調査され次第、最新情報がここに掲載される予定だ。」
しかし、その後、アップデートにより金曜日の時点でこの問題は解決している。
Ava Labsのプラットフォーム・エンジニアリング担当副社長であるパトリック・オグレディ氏によると、AvalancheGo v1.11.1にアップグレードすることで、ノードのバリデータが過剰に通信することに起因していた問題が解決したとのことだ。
「ノードをAvalancheGo v1.11.1にアップグレードしてご利用をお願いする。このリリースでは、v1.10.18で追加された、バリデータが互いに過剰な量のゴシップを送信する原因となるロジックを無効にしている。アバランチバリデーターは、各ピアに対してステーク加重の帯域幅割り当てを提供するが、このバグのあるロジックにより、各ノードが無駄なトランザクションゴシップで割り当てを飽和させていた。このダイナミックな現象により、バリデータが発行したプルクエリがタイムリーに処理されず、(ポールが処理されないため)コンセンサスの停滞につながった。」
この障害はAVAXの価格にはほとんど影響を与えず、記事執筆時点では35.55ドル(約5,350円)で取引されている。
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