米国のトップ仮想通貨取引所コインベースは、イーサリアム(ETH)のライバルのエコシステムが加熱する中、新たにソラナベース(SOL)のアルトコインRender (RNDR)を上場する。
コインベース、仮想通貨Render (RNDR)を上場ロードマップに掲載
コインベースは新たな発表の中で、Render (RNDR)を「上場ロードマップ」に追加すると述べている。
これは取引所が近々特定の資産のサポートを追加する可能性があることを顧客に通知するものである。
Renderは分散型GPU(Graphics Processing Unit)コンピュータで構成される画像合成エコシステムである。
「このネットワークは、コストを削減し規模を拡大しながら、アーティストのレンダリング速度を向上させるモデルを可能にする。アイドル状態のGPUコンピュート能力を活用し、GPUプロバイダーに報酬を与えることで、資本効率を向上させる。また、レンダリングやレンダリング関連ソフトウェアのプロバイダーが増加する中、オープンアクセスの機会を創出する。」と、Renderは述べている。
コインベースは、透明性を高め、投資家が新たな取引サポートの発表を先行させる可能性を減らす手段として、2022年に上場ロードマップを作成した。
RNDRは本稿執筆時点で4.55ドル(約670円)で取引されており、過去7日間で17%以上上昇している。
昨年、Renderはイーサリアム(ETH)のエコシステムからソラナに移行した。
Render ネットワークの創設者であるジュール・アーバック氏は当時、次のように述べている。
「Renderのコアインフラストラクチャをソラナに移行することは、リアルタイムストリーミングやダイナミックNFTのような主要な新機能を解き放つ分水嶺となる瞬間だ。ソラナの驚異的なトランザクション速度、低コスト、ウェブスケールアーキテクチャへのコミットメントは、スケーラブルで分散型のメタバースインフラストラクチャを構築し続けるRender Networkに完璧にフィットする。」
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