米証券取引委員会(SEC)が、グレイスケールのビットコインスポットETFの転換訴訟に控訴しないという決断を下したと、ロイターが報じている。
SECのゲイリー・ゲンスラー委員長は金曜日の記者会見でこの訴訟に関してのコメントを控えていた。
SECは控訴せず
SECがグレイスケールとの訴訟に対して控訴しないことを決定した。
この訴訟は仮想通貨資産運用会社のグレイスケールが、同社の投資信託であるGBTCをビットコインスポットETFに転換する申請を行った際にSECに却下され、裁判所に不服を申し立てた。
8月には裁判所がグレースケールの再審査申請を認め、SECの申請の却下を無効とするよう命じていた。
今回の控訴の見送りによってビットコインスポットETFの実現に一歩近づいたという期待感もある一方で、この決定でSECが承認することを確約するものではない。
これまでSECは一貫して、市場操作から投資家を保護する十分な対策を行っていないという理由で、グレイスケールを含む全てのビットコインスポットETFの申請を却下してきた。
また、シンクタンクのケイトー研究所の金融規制研究部長であるジェニファー・シュルプ氏は、前向きな兆候であるが、別の訴訟が始まる可能性も示唆している。
承認がすぐに得られるという意味ではなく、SECが再審査して別の理由で否認し、この法廷闘争を最初からやり直す可能性があることを考えると、まだ確実ではありません。
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この記事はCryptoSlateの「SEC will not appeal Grayscale decision, bringing spot Bitcoin ETFs closer to reality」を参考にして作られています。