大手仮想通貨取引所バイナンスで幹部の流出が続く＝2ヶ月で10名に達する

大手仮想通貨取引所バイナンスで幹部クラスの人材の退職が続いている。
同取引所では7月6日の退職を皮きりに、約2ヶ月で10名の幹部が去っていった。

バイナンスで幹部の退職が続く

世界最大の仮想通貨取引所バイナンスが当局からの規制調査に続いて、人材流出の波に直面している。
ここ2ヶ月の退職の始まりは、7月6日に発生した。
同日、法律顧問のHan Ng氏、最高戦略責任者のPatrick Hillman氏、マーケティングおよびコミュニケーション担当バイスプレジデントのSteve Milton氏、国際調査およびインテリジェンスディレクターのMatthew Price氏の4名が退職した。

また、7月7日にコンプライアンス責任者のSteven Christie氏、8月31日にはアジア太平洋地域責任者のLeon Foong氏が離職。
Steven Christie氏が退職した際には、これまでの幹部の退職の理由が、当局からの調査に対するバイナンスの対応に懸念を抱いたためだと報じられた。
これに対してCEOのChangpend Zhao氏は、この噂がFUD(恐怖、不確実性、疑念)であると批判していた。

しかし今月に入ってからも、9月4日にプロダクト担当責任者のMayur Kamit氏、6日には副社長兼グローバル法定通貨事業責任者のHelen Hai氏、ロシア担当マネージャーのVladimir Smerkis氏、東欧およびロシア担当責任者のGleb Kostarev氏が辞任した。

バイナンスは先月、ロシア人への海外送金を支援していたとして、米当局が調査していると報じられていたが、ロシア担当であった2名の退職理由は明らかとなっていない。

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この記事はCryipto Brieifingの「Binance Loses 10 Key Execs Over Past 2 Months Amid Regulatory Pressure」を参考にして作られています。