グレイスケール、SECにビットコインETF転換に係る今後の方向性について会議要請


kenta
ニュース仮想通貨ニュースビットコインニュースブロックチェーンニュース

グレイスケール、SECにビットコインETF転換に係る今後の方向性について会議要請

グレイスケールが、SECに対し、ビットコインETF転換に係る「今後の方向性」について会議を要請し、「資産運用会社のビットコインの取引を阻止する法的根拠は残存していない」などと主張した。

9月5日、グレイスケールの弁護士はSECに書簡を送り、グレイスケール・ビットコイン・トラスト(GBTC)の転換に関する規制当局の法廷での敗訴を受けて、次のステップについて話し合うための会議に着手することを要請した。

「控訴裁判所の発言により、スポットビットコインETPを拒否する際に欧州委員会が以前に採用した法的分析に基づいて、ビットコイン先物ETPとスポットビットコインETPを区別する利用可能な理論的根拠は存在しないと考えています。」

そしてグレイスケールは、SECGBTCを「委員会が以前に承認した」ビットコイン先物ETFと異なる扱いをする「根拠はない」と結論づけるべきだと付け加えた。

先月29日、米国控訴裁判所は、GBTCをスポットビットコインETFに転換するというグレイスケールの申請に対するSECの却下に対して判決を下しているところ、グレイスケールは、規則は「詐欺的で操作的な行為や慣行を防止するように設計されているという証取法の要件以外に転換を拒否する理由があるとすれば、それはすでに明らかになっていただろう」と説明している。

また、グレイスケールは、資金転換申請がSECの規則で定められた期間の3倍近くも保留されているとも言及したほか、「我々はトラストの約100万人の投資家ができるだけ早くこの公正な競争の場に値すると信じている」と締めくくった。

なお、裁判所による上記判決以来、GBTCディスカウントは19.9%まで低下しており、今後の動きに注目が集まる。

トレード戦略や投資の最新情報をサロン内にて配信中!!

>>オンラインサロンの詳細を見る >>Discordから入会する

この記事は「Grayscale asks SEC to meet on 'way forward' for Bitcoin ETF conversion」を参考にしています。

投稿日時: 2023/09/06 15:37
著者: CoinPartner編集部 kenta

関連記事一覧