9月15日にイーサリアムがプルーフ・オブ・ワーク(PoW)からプルーフ・オブ・ステーク(PoS)に移行した後、ブロックチェーン・ネットワークの取引手数料はマージ前の10日間に比べて大幅に低くなっている。
およそ4カ月前の2022年5月13日、高優先度のイーサの取引は1回あたり68グワイ、2.97ドル(約425円)かかる可能性があったが、現在0.18ドル(約26円)と、高優先度のイーサ取引は93%安くなっている。
マージ後もイーサリアムの手数料は低水準にとどまる
etherscan.ioのガストラッカーによると、2022年9月17日の高優先度取引は8gweiまたは0.18ドル(約26円)程度であり、イーサリアムネットワークでの取引コストはマージ後、より安価になっていることが明らかにされている。
12日前の9月5日には、高優先度のETH送金は1件あたり14gweiまたは0.47ドル(約67円)だった。
今日のETHの取引手数料は12日前に比べて61%以上安くなっていることが分かる。
Ycharts.comの統計によると、5月13日の平均手数料は1.37ドル(約196円)だった。
現在の平均手数料は0.58ドル(約83円)で、57.66%も低くなっていることが分かる。
イーサ手数料は着実に低下
etherscan.ioのガストラッカーによると、Openseaの売却は0.61ドル(約87円)で、4カ月前は28.58ドル(約4090円)だった。
Uniswap分散型取引所(dex)のスワップは9月17日に1.58ドル(約226円)かかるが、5月13日にはおよそ26.07ドル(約3730円)だった。
2022年に何度も報じられたように、イーサリアムのデータ手数料は5月中旬以降、着実に下がっている。
マージ後の余波のデータは、オンチェーンETH手数料が低水準で推移していることを示している。
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