韓国大手分散型ファイナンス、230万ドルの資金調達|仮想通貨業界への影響に注目
分散型ファイナンスプロトコルKokoaが、「Klaytn」でDeFi機能を構築するためのベンチャーキャピタル投資を確保したことが明らかになった。
「Klaytn」とは、韓国最大のメッセージングアプリKakaoによって立ち上げられたブロックチェーンで、同アプリは日本国内のユーザーも多く抱えていることからより今後の動向に注目が集まっている。KakaoTalk及びKlipウォレットの統合により、主に韓国市場をターゲットとして2019年に発売された「Klaytn」は、韓国国内での採用増加と急速な成長により、時価総額は40億ドル規模にまで増大している。
昨日、Kokoa Financeは、シリコンバレーのブロックチェーンベンチャー企業Hashedが主導するシード投資ラウンドで「230万ドル」の調達に成功したことを報告。今回の資金調達には、スカイビジョンキャピタルやA41ベンチャーズ業界でも有名なVC等が関わっている。
今回調達した資金を活用することで、Kokoa Financeは「Klaytn」でのDeFi採用加速を目指す。具体的には、ステーブルコイン「Kokoa Stable Dollar(KSD)」の構築によってDeFi機能拡大を図るという。
韓国といえば、先日金融当局の取り組みによって、国内拠点の仮想通貨取引所の多くに対して閉鎖措置を講じたばかり。この一連の措置が仮想通貨業界に及ぼす影響が不安視されているところ、今回の分散型ファイナンス「Kokoa」のポジティブな動きは業界にいかなる影響を及ぼすか——引き続き同国の動向に注目が集まる。
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この記事は「https://beincrypto.com/kokoa-finance-raises-2-3m-build-defi-klaytn/」を参考にしています。