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GameCreditsとは、その名の通りオンラインゲームで使うことのできる暗号資産(仮想通貨)です。暗号資産(仮想通貨)自体としての利用にとどまらず、GameCredits Storeでのゲーム購入やゲーム内でのアイテム購入などに使うことができ、ゲーム界、特に課金ゲームの成長と共にまだまだ成長していく可能性があります。
Gamecreditsはそのプロジェクト全体を指す場合と通貨としてのGamecreditsを指す場合がありますが、ここでは通貨の場合はGAMEと表記します。
そんなGameCreditsには、既存のゲーム界を変えうる革新的なアイディアが含まれているんです!
2017年12月19日取得のGAMEのチャートです。GAMEは2014年9月1日にローンチされ、徐々に注目を集めていきました。当時は0.001円程度で取引されていました。
特筆すべきは2017年に入ってからの急騰でしょう。5月にかけて高騰したのは、アルトコイン全体の上昇と半減期が訪れたことが理由でしょう。一気に400円までいきましたが、その反動で一気に下がります。
6月に2つの山が見えますが、これは関連暗号資産(仮想通貨)であるMobileGoのリリースに伴う期待増が考えられます。7月のGamecredits Storeのリリースや8月の公式サイトリニューアルなどに伴って価格の高騰と下落を繰り返しました。
9月には開発概要が発表されましたが、思ったほど価格は上がらずじまいでした。12月現在も価格が高騰していますが、これは暗号資産(仮想通貨)界全体の上昇に伴うものでしょう。
ローンチ当初の価格から考えると、現在は40万倍の価格を付けているわけですから、相当注目を集めていることがわかると思います!開発の情報にキャッチアップしていくためにも公式サイト、公式twitterや暗号資産(仮想通貨)ニュースサイトのチェックは怠らないようにしましょう。
これはどう考えても問題点です。公式サイトを見ると「◯◯ (Coming Soon)」のようなプロジェクトがあまりに多いです。また説明も具体性を欠いていて、感想としては「そりゃできたらいいけど…」といったところです。詳細なプランや今どのような開発を行っているかについての情報などをしっかりと配信してもらいたいものです。
これは関連プロジェクトであるMobileGoにも共通して言えることですが、開発が遅いです。上述のようにホワイトペーパーがないので、具体的な日程が載っていなかったり、Gamecredits Storeのリリースに関しては何度か延期が行われています。
チャートを見てもわかるように、2017年に入ってやっと多くの開発が進展しましたが、それまでは正直大きなニュースもなく来ていました。せっかくGAMEを買ったのに開発が進まないのでは、革新的なアイディアも実現されませんし、少しこれからが心配です…
詳しいことはメリットの点で述べますが、GameCreditsとその関連プロジェクトが成功すれば既存のAppleやGoogleといったスマホゲーム界の重鎮を倒すことも可能かもしれないんです!
そのためにまず必要なことは、具体的な時期を決めて開発のプランニングを提示し、その期日までに開発を進展させていくことでしょう。また、世界的に見てもまだ知名度はそこまで高くないでしょう。開発を進めて、しっかりとアイディアをマーケティングしていくことで知名度を上げれば、GameCreditまだ価値が上昇することは間違いないと言えると思います!
ここではGameCreditsの技術的側面についてコインパートナーが説明します!
通貨名 | GAME |
公開日 | 2014年9月 |
承認アルゴリズム | Proof of Work |
ハッシュアルゴリズム | Scrypt |
発行上限 | 8400万GAME |
ブロック生成速度 | 約1分半 |
ブロック報酬 | 12.5GAME |
公式サイト | https://gamecredits.com |
上がGameCreditsの概要になりますが、通貨の技術自体で特筆すべきことは正直ないです…そのため注目すべきはプロジェクト全体ということになります。
マイニングプールとは、簡単に言えば「一人でマイニングするのは限界があるから、みんなで集まってマイニングする」場所です。GameCreditsには5ヶ所あります!
マイニングプールについて詳しく知りたい方はコインパートナーの記事を読んでみてください!
(マイニングプールの記事リンク)
みなさんも課金したことがあるかどうかは別として、一度くらいはスマホゲームをやったことがあると思います!例えば有名なパズドラを例に取れば、「魔法石」がゲーム内通貨に当たります。当たり前に使われている魔法石ですが、こうしたゲーム内通貨のシステムを作るには、AppleやGoogleを通して買えるようにしなければならないので、非常に労力とコストがかかります…
しかし、GameCreditsは異なるゲーム間の共通通貨を目指しているので、開発者はシステム開発の手間が省けますし、ゲーマーはゲームごとに違う通貨を買う手間が省けます!
ここではGameCreditsとそのプロジェクトのメリットについて説明します!
これは暗号資産(仮想通貨)全体のメリットとも言えますが、ブロックチェーンのメリットとして安全性が高いということが挙げられます。取引が暗号化されていることによる匿名性に加え、過去の取引データが全てブロックチェーン上にあることによりデータの改ざんが出来なくなっています。
従来のように企業に依存した形では、個人情報やクレジットカード情報の流失などが発生していましたが、GAMEではこうした事件が起こる確率が非常に低いと言えるでしょう。これは開発者とゲーマーの両者にとって、無駄なコストを使わずに済むので大きなメリットでしょう。
ブロックチェーンについて詳しく知りたい方はコインパートナーの記事をご覧ください!
ブロックチェーンの仕組みを知っていますか?ビットコインをはじめとした暗号資産(仮想通貨)で広く用いられているのに、きちんと知っている人は意外と少ないです。初心者向けの簡単な説明から始めて、他のサイトではなかなか教えてくれない細かい仕組みまで教えます!
Gamecreditsは異なるゲーム間の共通通貨なので、ゲーマー側としては、事前に買っておいたGAMEでゲーム内支払いが可能ですし、他のゲーム用に買ったGAMEが併用できて非常に利便性が高いです。これは仮に一つのゲームがサービスを終了しても、他のゲーム内での使用や投資先として保有することが可能です。また、ユーザー間でゲーム内アイテムを現金で売買するRMT (Real Money Trade)も行われやすくなることも考えられます。
開発者側としては、課金システムのAPIが公開されているので、課金システムの開発に力をいれないで済みます。現在のようにゲームごとに課金システムを開発するようでは圧倒的に時間がかかりますが、GAMEの導入でその手間が省けます。これにより、ゲーム自体のクオリティ向上に費やせるリソースが増えると考えることもできます。
また、現在では課金制限のあるゲームも存在しますが、Gamecreditsではそういった制限なく課金が行えるようにもなっており、課金したいゲーマーと利益を得たい開発者側の双方にメリットがあります。
GAMEの支払いシステムはビッグデータ向けの処理基板を用いているので、数千万人のデータを同時に処理可能です。これにより、ゲーマー側は快適なゲームライフを楽しめますし、開発者側としてはシステムトラブルに割く時間とコストを節約することができますので、相互にメリットがあるといえるでしょう。
開発者がAppleやGoogleのストアにゲームをリリースするにあたっては利益の30%をAppleやGoogleに支払いますが、Gamecreditsでは10%で済みます。また売上は60時間以内に手に入ると謳っていますし、上述のように課金制限がなくシステム構築の手間もないので、従来より利益を上げやすいといえるでしょう。
これにより、ゲーム自体の開発により力が入れられるようになり、ゲームのクオリティが上昇していくと考えられます。また、Gamecreditsのシステムを導入したゲーム間では相互に自分のゲームを広告可能なので、ゲーマーを取り込みやすくなっています。
これは前に言ったとおりですが、開発があまり進んでいないのが現状です。 また、ウェブウォレットがアップデートされる前までは、ウェブウォレットからFINAL FANTASY零式やFIFAといった有名なゲームをSteam上で、GAMEで買うことが出来たようなのですが、12月24日現在の新しいウェブウォレットでは購入できないようです…
また、新たに出来たGamecreditsのストア"G Store"にアクセスしてみても、下のように正直全然面白くなさそうなゲームばかりです…
このようなラインナップでは既存のAppleやGoogleに太刀打ちすることはできないでしょう。
今現在GAMEを手に入れることができるのは、基本的に海外の取引所のみです。海外の取引所は基本的に英語ですし、一旦日本の取引所で口座を登録してから、海外の取引所にビットコイン等の暗号資産(仮想通貨)を送金して、暗号資産(仮想通貨)建てで新たな暗号資産(仮想通貨)を購入することになり、少々煩雑です。暗号資産(仮想通貨)初心者の方にはオススメできません。
上に書いたように、海外の取引所のみで購入が可能です。コインパートナーのオススメは…
今世界中で一番勢いがある取引所と言っても過言ではないでしょう。取引量も圧倒的に多く、アルトコインの数も200以上あり非常に豊富です。アメリカに本社を置いておりサポートもしっかりしている印象です。
また詳しい情報や登録方法などで知りたいことがある方は、コインパートナーの記事をご覧ください!
Bittrex(ビットレックス)とはアメリカに本社がある暗号資産(仮想通貨)取引所です。Bittrexの特徴は?強みは?取扱通貨数が世界一?絶対に知っておきたい情報、コインパートナーが全部教えます!
こちらも有名な海外の取引所です。勢いはBittrexに負けますが、アルトコインも70種類ほどあり豊富です。こちらはサポートなどが弱いように感じますが、暗号資産(仮想通貨)に慣れている人は使っている人が多い印象です。
また詳しい情報や登録方法などで知りたいことがある方は、コインパートナーの記事をご覧ください!
ポロニエックスは、グローバルで使われている世界最大級の暗号資産(仮想通貨)取引所の1つで、日本でも上級者がよく使っていると言われています。そんなポロニエックスの概要や、メリットデメリット、使い方などについてまとめました。
「え、BTCBOXって日本の取引所じゃないの?」と思った方もいるかもしれません。実はGAMEを取り扱っているBTC BOXは国際版の方の取引所で、中国語と英語に対応していますが、表記などでわかりづらいところも多いので、上の2つよりオススメ度は劣ります。日本のBTCBOXに慣れていて、海外も使ってみようという方は、登録してみるのもありだと思います。
日本のBTC BOXについて知りたい方はコインパートナーの記事をご覧ください!
BTCボックスについて知りたいけど調べてもよくわからない!そんなあなたのためのこの記事、3秒前に暗号資産(仮想通貨)に手を出し始めた人でもわかるように堅苦しい用語を解説しつつ、取引所としての長所短所、特徴をまとめました!
ウォレットは正直「絶大な信頼をおける!」というものがないのですが、3つを紹介しておきます。
Gamescreditsが公式に出しているデスクトップウォレットがあります。パソコン自体をネットから切り離しておけばハッキングされる心配がありませんし、Gamecreditsの入出金に際してオリジナルのパスコードを設定できるので、安心です。ただ2段階認証がないので、万が一ハッキングされてしまったときに対処できません。
G Walletという名称で、登録自体も容易で、非常にシンプルなUIで、使いやすいです。ただこちらはウェブ上に暗号資産(仮想通貨)を置いておくことになり、ハッキングされる危険がデスクトップウォレットより高い上、2段階認証も設定できません。正直心配過ぎます。
言わずもがなこれが一番危険です。マウントゴックス事件のように会社が全て私達の資産を持ち逃げする可能性もありますし、取引所がハッキングされてしまう可能性すらあります。できるだけデスクトップウォレットに移動させておくことをおすすめします。
MobileGoの使いみちは
のためであり、別物の暗号資産(仮想通貨)ですが、価格変動などは連動しやすいのでどちらの情報も追いかけるべきだと思います。
Final Fantasy Type-0 can be purchased with GAME from our web wallet. Buy it here: https://t.co/WIZBzmOUR8 #gaming #cryptocurrency pic.twitter.com/v9elKMNgnM
— GameCredits (@gamecredits) May 16, 2017
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— GameCredits (@gamecredits) June 7, 2017
このように「どんなゲームが買えるようになったか」など目を離せない情報もツイートされますので、Gamecreditsを手に入れた方はフォローしておくことをおすすめします。
2chは言わずと知れた日本最大級の掲示板ですね。2ちゃんねらーの中にはネットや暗号資産(仮想通貨)、ゲームに精通している人も多く新たな知見が得られることもありますが、基本的にはガセネタや適当に発言されたものが混じっていることを忘れてはいけません。ネットリテラシーが大切です。
いままで見てきたようにGamecreditsというプロジェクトはGAMEを軸として、ゲーマーと開発者の相互に利益をもたらすのは明らかです。将来性はこれからゲームの購入だけでなく、「有名ゲーム内の通貨としてGAMEが採用されるかどうか」にかかっており、そのためにも開発やプロジェクト全体を進展させ、知名度を上げていくことが必要だと思います。
コインパートナーとしてはアイディアはAppleやGoogle、ひいてはPlaystationなどを超えていくことのできるプロジェクトだと考えているので、これから是非注目してみてください!