他の取引所のスプレッドと比べて、ビットフライヤー(bitFlyer)ってお得なのかな?

そのような疑問を感じているユーザーはいませんか?

規模も知名度も国内随一の規模を誇るビットフライヤー(bitFlyer)で、取引もお得だったらまさに鬼に金棒ですよね。

そこで、今回はコインパートナー編集部がスプレッドに注目してビットフライヤー(bitFlyer)での取引が果たしてお得なのかどうかを調べてみました!

ビットフライヤー(bitFlyer)が取り扱っている9種類の暗号資産(仮想通貨)のスプレッドを、国内でも特に人気となっているコインチェック、GMOコイン、DMM Bitcoinのスプレッドと徹底的に比較しています。

ビットフライヤー(bitFlyer)のスプレッドに関する評判も合わせて真相に迫っていきましょう。

スプレッドとは?簡単におさらい 

​いざビットフライヤー(bitFlyer)で取引を始めよう!といったときに注意しなければならないのがスプレッドです。

ビットフライヤー(bitFlyer)ではビットコインをはじめとした暗号資産(仮想通貨)の売買手数料が無料なのですが、このお得な仕組みの裏にはスプレッドという手数料が存在しています。

スプレッドとは販売所取引(ユーザーが取引所と暗号資産(仮想通貨)を売買する取引)において生じる購入価格と売却価格の価格差のことです。

この仕組みを知らないと含み損、つまりは買った瞬間に大きな損失を生んでいることに気づかないままになってしまう可能性があります。

ビットフライヤー(bitFlyer)のスプレッドを他の取引所と徹底比較​

​それではビットフライヤー(bitFlyer)の取引所は他の取引所と比べて広いのでしょうか?

今回はビットフライヤー(bitFlyer)で取り扱っている15種類の銘柄について調べつつ、最後に他の国内大手取引所と比較することで調査して見たいと思います!

(調査:2020.07.21)

ビットフライヤーのビットコイン(BTC)スプレッド比較

ビットコイン現物のスプレッド比較

ビットコインのスプレッドは1BTCの現物取引の場合、30,101円となっています。

より身近な数値として0.1BTCの場合を考えると、3,010.1円となっており、他の国内取引所に比べると比較的狭いことがわかります。

bitFlyer Coincheck GMOコイン DMM Bitcoin
30,101円 44,070円 40,140円 5,821円

ビットコインFXのスプレッド比較

​BTCFXのスプレッドはbitFlyer Lightningから見ることができるのですが、2020年7月21日時点では0.01〜0.07%を推移していました。

GMOコインの0.05%とはあまり変化はないと言えますが、日や時間帯によってはこれより高いこともあるので取引のタイミングを見誤らないようにしましょう。

​bitFlyer GMOコイン​
0.01〜0.07% 0.05%

ビットフライヤーのイーサリアム(ETH)スプレッド比較

​ETHのスプレッドは1ETHあたり5,311円となっています。

他の取引所が3,000円以内に抑えているのに対し、ビットフライヤー(bitFlyer)はかなり広い幅であると言えます。

bitFlyer Coincheck GMOコイン DMM Bitcoin
5,311円 1,462円 1,000円 2,410円

ビットフライヤーのリップル(XRP)スプレッド比較

XRPのスプレッドは2.1円となっています。

GMOコインやCoincheckと比べると少しスプレッドが広いですが、DMM Bitcoinよりは少し狭いと言えるでしょう。

bitFlyer Coincheck GMOコイン DMM Bitcoin
2.10円 1.81円 1.30円 2.60円

ビットフライヤーのイーサリアムクラシック(ETC)スプレッド比較

ETCのスプレッドは73円です。​

Coincheckのスプレッドと比較すると少し広い程度であることが分かりますね。

また、DMM BitcoinのFX取引におけるスプレッドは7.5円でした。

bitFlyer Coincheck DMM Bitcoin
73円 69.41円 7.5円

ビットフライヤーのライトコイン(LTC)スプレッド比較

LTCのスプレッドは463円です。

他の取引所に比べるとスプレッドは広いと言えます。

また、DMM BitcoinのFX取引においてはスプレッドは47円でした。

bitFlyer Coincheck GMOコイン DMM Bitcoin
487円 355.8円 310円 47円

ビットフライヤーのビットコインキャッシュ(BCH)スプレッド比較

BCHのスプレッドは2,466円です。

こちらはCoincheckと比べると同じような幅ですが、GMOコインと比べるとかなり広いと言えるでしょう。

DMM BitcoinにおけるFX取引のスプレッドは247円です。

bitFlyer Coincheck GMOコイン DMM Bitcoin
2,466円 2,367円 746円 247円

ビットフライヤーのモナコイン(MONA)スプレッド比較

​MONAのスプレッドは20.352円です。

FX取引のスプレッドであるとは言え、DMM Bitcoinに比べると2倍近く差があります。

​​bitFlyer​ DMM Bitcoin
20.352円 10.92円

ビットフライヤーのリスク(LSK)スプレッド比較

LSKのスプレッドは16円です。

たった9円の差ですが、取引額が大きくなればそれだけ差も大きくなりますから、お世辞にも小さな差とは言えません。

​​bitFlyer​ Coincheck
16円 7​円

ビットフライヤーのベーシックアテンショントークン(BAT)

BATのスプレッドは2.36円です。

こちらは他の国内取引所とはあまり変わらないスプレッドとなっていますね。

bitFlyer GMOコイン DMM Bitcoin
2.36円 2.765円 2.185円

なお、2020年7月21日よりCoincheckにおいてもBATの取り扱いが開始されました。

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ビットフライヤー(bitFlyer)取扱通貨9種のスプレッド比較一覧表

通貨名 bitFlyer Coincheck GMOコイン DMM Bitcoin
BTC(現物) 30,101円 44,070円 40,140円 5,821円
BTC(FX) 0.01〜0.07% 0.05%
ETH 5,311円 1,461円 1,000円 2,410円
XRP 2.10円 1.81円 1.30円 2.60円
ETC 73.00円 69.41円 7.50円*
LTC 487.0円 355.8円 310.0円 47.0円*
BCH 2,466円 2,367円 746円 247円*
MONA 20.352円 10.92円*
LSK 16円 7円
BAT 2.360円 2.765円 2.185円*

*FX取引におけるスプレッド

それぞれの銘柄で一番狭かった取引所のスプレッドが赤文字で表示されています。

ビットフライヤー(bitFlyer)は、ビットコインFXのスプレッドは狭い時も見られるものの、その他の現物取引においてはスプレッドはそこそこ広いということが分かりました。

一方で、FX取引の場合ではありますがDMM Bitcoinにおいてアルトコインのスプレッドがかなり狭いことがわかると思います。FX取引の場合は現物取引に比べるとスプレッドは狭い傾向が見られますが、DMM Bitcoinは豊富なアルトコインの取り扱いに加えスプレッドも低く抑えられています。

そのためビットコインFXを行いたい場合はbitFlyerを利用し、アルトコインでFX取引を行いたい場合はDMM Bitcoinを利用することをおすすめします!

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ビットフライヤー(bitFlyer)のスプレッドに関する評判・口コミ

ビットフライヤーのスプレッドが広い

やはりビットフライヤー(bitFlyer)のスプレッドはあまり評判が良くないようですね。

確かに手数料を多く取られてしまうのは投資で利益を上げていく上で、かなり致命的ですから当然の反応と言えます。

ビットフライヤーのセキュリティは強い

一方でセキュリティの高さや取引量などはかなり高評価を受けているようです。

スプレッドが広いにも関わらず多くのユーザーが利用している理由は、ビットフライヤー(bitFlyer)のセキュリティの高さにあるのかもしれません。

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ビットフライヤー(bitFlyer)のスプレッドは高すぎる?使うメリットは??

ビットフライヤーのメリット

他の取引所にに比べ比較的スプレッドが広いビットフライヤー(bitFlyer)ですが、それでも人気を博し続ける理由は数多くあります。

ここではそんなビットフライヤーの3つのメリットについてみていきましょう。

ビットコインの取引高日本一

ビットフライヤー(bitFlyer)は、取引高が日本一となった実績を持っています。
※Bitcoin日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における2021年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む) 

取引高が多いということはより多くのユーザーが取引を行っており、注文も通りやすいことが言えます。

暗号資産(仮想通貨)取引において価格は随時変動しているため、取引量が少ない取引所では注文が通りにくく取引のタイミングを逃してしまいます。

ビットフライヤーはユーザー数も取引量も多いので注文も通りやすく、ストレスなく取引することができます。

セキュリティが世界一に輝いた実績

ビットフライヤー(bitFlyer)は強固なセキュリティで抜群の安心感を維持し続けていることからも高い支持を集めています。

以前ビットフライヤーはセキュリティアプリのサービス展開を行うSqreenから世界一のセキュリティを持つ取引所として認定されました。

ハッキング事件などで何かと話題になりがちな暗号資産(仮想通貨)取引所ですが、その中でもビットフライヤーは抜群のセキュリティを誇っており、これが信頼性の向上にもつながっているようです。

超大手企業が株主で信頼感抜群

ビットフライヤー(bitFlyer)はSMBCベンチャーキャピタルやみずほキャピタルを始め、数多くの大手企業から出資を受けています。

そのため資本力も高く、倒産リスクの抑制や安定した運営に大きく貢献しています。

大手株主の出資のもと、初心者でも安心して取引を始めることができる取引所であると言えるでしょう。

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広いスプレッドへの3つの対策方法

他の取引所にもまさる長所を数多く持っているビットヒライヤー(bitFlyer)はぜひ有効に活用したいものですが、これまででみてきたようなスプレッドの問題にうまく対処しながら上手に利用したいですよね。

ここでは、広いスプレッドにうまく対処しながらビットフライヤー(bitFlyer)を利用する方法について具体的に3つみていきましょう。

頻繁な取引はしないで中長期保有をする

販売所取引を続けたい!というユーザーに有用な方法です。

スプレッドは一回の売買にかかってしまう手数料なので何度も取引するとその度にスプレッドが負担になります。

そのため利便性にはややかけますが、一回の取引での金額を大きくして売買の回数を少なくすることがスプレッドや手数料を抑えることに繋がります。

販売所ではなく取引所形式を使う

とにかく余計な手数料をかけずに安く取引したい!というユーザーにオススメの方法です。​

取引所は取引の場を提供する役割でしかないため手数料としてのスプレッドが存在しません!

板取引はユーザー同士の取引であり、ユーザーが自由に価格を設定することができます。

そのため販売所よりも取引所形式の板取引の方が手数料を節約することができるでしょう。

板取引について分かりやすく解説している記事はこちら!

複数の取引所を用途別に使い分ける

​販売所取引を中心に取引をしたい!というユーザーは用途に応じて複数の取引所を使い分けるようにしましょう。

その際は銘柄ごとに利用する取引所を変えたり、海外の取引所を利用するといった方法がオススメです。

海外取引所なら手数料が最も安く取引できるBybit(バイビット)がおすすめです!

また、スプレッドはその時の相場によって日々変化しているため、ビットフライヤー(bitFlyer)のスプレッドが狭くなってくる可能性も十分に考えられます。

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ビットフライヤー(bitFlyer)のスプレッドまとめ​

bitFlyerスプレッドまとめ

  • 国内取引所の中では広い
  • BTCに比べてアルトコインのスプレッドが特に広い
  • スプレッドは広いがセキュリティ・信頼性は抜群
  • 対策法としては板取引や海外の取引所を利用する

これまで見てきたスプレッドの比較などを踏まえるとビットフライヤー(bitFlyer)での販売所取引はあまりオススメできません。

しかし取引量やセキュリティで世界一の実績を持つなど、それ以外に優れた面を数多く持ち合わせていることがビットフライヤー(bitFlyer)の人気の秘密でもあると言えるでしょう。

また、今後bitFlyerのスプレッドが狭くなっていく可能性も十分に考えられるので、あらかじめ登録しておいて複数の取引所と使い分けるといいでしょう。

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