ビットコインETFって一体何?

そう考えているのではないですか?

仮想通貨関連のニュース記事で​最近よく目にするようになった"ビットコインETF"に興味を持っている方は多いと思います。

そこで今回は、話題のビットコインETFの概要から2020年現在の現状についても解説していきます。

この記事を読めば、「ビットコインETF」についての基礎知識を全て理解できるようになり、小難しいニュースの内容もすらすらと耳に入ってくるようになるでしょう。

ビットコインETFとは?

そもそもETF(上場投資信託)とは?

ETF(Exchange-Traded Fund)とは上場投資信託のことを指し、その名の通り証券取引所に上場している投資信託のことを言います。

分かりやすく言うと、一般の投資家が自分の資産をプロの投資家に預けて代わりに運用をしてもらうことです。

運用して得た利益は元の投資家に分配されるという、投資信託の上場バージョンというイメージです。​

ETFと一般的な投資信託の違い

  ETF
(上場投資信託)
一般的な投資信託
上場 している していない
購入
価格
リアルタイムで変動 1日1回算出
購入
方法
証券取引所で購入 郵便局・銀行などの
販売会社を通じて購入
売却
可能期間
取引所の
営業時間内
ファンドによって
制限あり

ETFは証券取引所に上場するための厳しい審査をクリアする必要があるため、一般的な投資信託と比べて信頼性が高いという特徴があります。

価格や購入方法、売却可能期間にも違いがあり、ETFの方が自由度が高いため流動性も良いです。

投資家の側からしてみるとETFは高い透明性と流動性の担保された投資信託と言うことができます。

ビットコインETF申請の動き

ビットコインを対象としたETFのことを「ビットコインETF」と言います。

近年では、金融関係の企業がビットコインETFを米証券取引委員会(SEC)に申請する動きが活発になっています。

そのため、「ビットコインETF」に関するニュースが多く発信されるようになったのですね。

ビットコインETFはSECに認められなければ上場をすることができません。

もしこれが承認されれば、ビットコインも株式と同様に証券取引所などでやり取りをされることになります。

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ビットコインETF承認の影響・メリット

ビットコインETF影響・メリットまとめ

  • 仮想通貨への信用が高まる
  • 仮想通貨市場が活性化する
  • 税制上のメリットがある

仮想通貨への信用が高まる

​ビットコインETFが承認されると、まず仮想通貨への信用が高まることが期待されます

権威のある証券取引所で扱われる​ということは、ビットコインが正式に「金融商品」と認められたという証になるからです。

現在は、詐欺やハッキングなど様々な被害が報じられ、リスクが高い投機商品として考えている人も多い仮想通貨ですが、ビットコインETFが承認されることによってこのような悪いイメージが改善されることに繋がるでしょう。

仮想通貨取引所のハッキング事件についてまとめた記事はこちら!

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仮想通貨市場が活性化する

​続いて、ビットコインETFの承認がもたらすインパクトとしては、市場の活性化が挙げられるでしょう。

ビットコインETFが認められビットコインへの信用が高まれば、これまで仮想通貨単体への投資を懸念していた機関投資家の莫大な資金が流入してくることが予想されます

投資家から集めた大きなお金を動かすプロの機関投資家たちは、フィデューシャリー・デューティー(個々の投資家たちの信任に応えるという義務)の観点から、安全性に問題のある仮想通貨への投資は行ってきませんでした。

しかし、ビットコインETFが承認されれば、仮想通貨取引の安全性、透明性が高まることでビットコインの金融商品としての魅力が高まり、ビットコインへの投資に参入してくると言われています。

このように、ビットコインETF承認による機関投資家の参入により、仮想通貨の市場が活性化することが見込まれているのです。

税制上のメリットがある

​現在日本では、仮想通貨取引による利益は雑所得として扱われており、最大で利益の45%もの税金を払わなければならない仕組みとなっています。

ところが、ビットコインがETFと見なされるようになると、証券に対する課税と同様になるため税率が約20%程度まで下がることになります

仮想通貨の税金についてはこちらの記事をご覧ください。

【2019年度最新】仮想通貨・ビットコインに税金がどのくらいかかるか理解していないと、知らないうちに損をしているかもしれません!この記事では、たくさんの例を用いながら税金のかかる条件や計算方法、さらに税金対策まで紹介しているので、誰でも簡単にイメージしながら理解できます!
 

ビットコインETFの問題点

ビットコインETFの問題点まとめ

  • 公正な価値評価ができない
  • 流動性が低い
  • 詐欺や価格操作の危険性が高い

それでは、現時点ではビットコインがETFとして認められていない理由は何なのでしょうか?

米証券取引委員会(SEC)​は、公正な価格評価の困難さ ・流動性の低さ ・詐欺や価格操作の危険性の高さ​​などを主な理由として指摘しています。

それでは、これらのポイントについて詳しく見ていきましょう。

公正な価値評価ができない

ビットコインの価値評価はまだ難しい。

まず、SECはファンドがビットコインに対する公正な価値評価が​できないことを非承認の理由として挙げています。

ETFでは、ファンドが総資産額を出すために毎営業日に資産評価を行う必要があります。

しかし、現状では適切な価値設定を行うことができるだけのビットコインの情報やその関連商品の情報が十分にないことが指摘されているのです。

流動性が低い

他の金融商品と比べて、ビットコインの流動性は低い。

さらに、SECからは仮想通貨市場の流動性が低いことも問題視されています。

仮想通貨は非常に新しい市場であり、株などの他の金融商品に比べてまだ取引量が少ないのが現状です。

それに対し、基本的にETFはいつでも売買できるような流動性の高さが特徴として挙げられます。

このようなETFの流動性を担保するには、ビットコインの取引量は少なすぎるというのがSECの見解のようです。

詐欺や価格操作の危険性が高い

ETFに求められる安全性に達していない。

SECのもう一つの懸念点として述べられているのが、仮想通貨市場は詐欺や価格操作の影響を受ける危険性が高い、という点です。

仮想通貨に対する国際的な規制や法整備はまだまだ未発達であり、詐欺の被害なども相次いで発生しています。

このような状況を受けて、SECはビットコインETFを承認するに至らなかったと言えるでしょう。

仮想通貨の危険性についてまとめた記事はこちら!

ビットコインETFに関するニュースを総まとめ

ビットコインETFに関するニュースをまとめてみた

それでは、これまでに起きてきたビットコインETF関連のニュースについて表でおさらいしてみましょう。

​日付 出来事
​2017/3​ ​・ウィンクルボス兄弟(仮想通貨投資で億り人になったことで有名)が
ビットコインETF​の上場を申請するも、 SECにより否決
・SolidX Bitcoin Trustの上場申請否決
2017/4​ ​・SECがウィンクルボス兄弟の申請について
再審査を行うことを発表
​2017/7 ​・LedgerXが米商品先物取引委員会(CFTC)に
仮想通貨の先物業者として認可
2018/1​ ・SECがビットコインの安全性などへの懸念を書簡で表明​
​2018/7 ​・VanEck・SolidX・CBOEの3社が
ビットコインETFを申請
・SECが​ウィンクルボス兄弟による
ビットコインETFの再申請を拒否
​2018/9 ・VanEck版のビットコインETF承認可否判断を12月まで延期
2018/12 ・SECがVanEck版の申請を
翌年2月まで延期(二度目)
2019/1 ・ビットワイズ社がビットコインETFを申請
・CBOE(VanEck版)が申請を取り下げ
2019/2 ・VanEck・SolidX・CBOEがビットコインETFを再申請
2019/3 ・SECがビットワイズ・VanEck版の申請の可否判断を5月に延期
2019/5 ・SECがビットワイズ・VanEck版の申請の可否判断を8月に再延期
・Wilshire Phoenix社がビットコインETFを申請
2019/8 ・SECがビットワイズ・VanEck版の申請の可否判断を
10月に延期
2019/9 ・VanEck版ビットコインETFの申請が取り下げ
2019/10 ・SECがビットワイズの申請を非承認
2019/11 ・SECがビットワイズのビットコインETF申請の再審査を発表
2019/12 ・Wilshire Phoenix社の申請に関する可否判断を翌年2月に延期 ​

以上のように、これまでの経緯を見てみるとSECへのビットコインETF申請はことごとく非承認とされてきていることが分かります。

シカゴオプション取引所による申請

シカゴオプション取引所(CBOE)はVanEck社とSolidX社と共にビットコインETFを申請していました。

CBOEは世界トップクラスの取引量を誇るアメリカのデリバティブ取引所で、SECと良好な関係を築いてたことから、この申請は承認される可能性が高いのではないかと多くの人々が注目していました。

CBOEは計2回のビットコインETF申請をしています。

1度目の申請は、可否判断が3度延期された後、最終判断を前にCBOEが申請を取り下げてしまいました。

当時、アメリカ政府が一ヶ月以上も一部期間を閉鎖していたことが影響したのではないかと考えられています。

その後、CBOEは2度目の申請を行いましたが、3度の延期がされた後、またもや申請を取り下げてしまいました。

このまま申請を続けても承認される可能性が低いと判断したためだと考えられます。

結果的に約1年に渡る審査が行われていたことになりますが、それでも承認までたどり着くことはできませんでした。

しかし、VanEck社のデジタル資産部門ディレクターのGabor Gurbacs氏は「ETFを市場に届けることは最優先事項のまま変わりはない」とツイートしているため、今後粘り強く申請を続けてETF承認を達成する可能性は高く期待ができます。

ビットワイズによる申請

ビットワイズ(Bitwise)は仮想通貨の資産運用会社です。

ビットワイズは2019年1月にビットコインETFの申請を行いました。

しかし、3月に1度目の延期、5月に2度目の延期、8月に3度目の延期がなされ、10月の最終判断ではSECにより非承認とされました。

理由としては、市場の価格操作などを防止するための対策案が不十分だったとしています。

ところがなんと2019年11月にSECが、ビットワイズのETF申請の再審査を行うことを発表しました!

VanEck版の申請が取り下げられた中、最後の希望と言われていたビットワイズの申請が非承認となったことで市場が絶望していた中、奇跡の復活を遂げたビットワイズの申請に再び注目が集まっています。

【注目】 ビットコインの重要ファンダとされるビットコインETFが再審議されることに。 許可を受けられれば多額の資金流入が見込まれるため、業界中の注目が注がれそうだ。
 

ビットコインETFが上場承認される可能性が高いのはいつ?

ビットコインETFが承認されるのはいつ頃?

「結局、ビットコインETFが認められるのはいつになるの?」と思った方も多いでしょう。

結論としては、「ビットコインETFは2020年中には上場承認される可能性が高い」でしょう。(あくまで予想です)

2019年ではいくつもの申請が度重なる延期の末に非承認とされてきました。

しかしこれは、SECがビットコインETFを承認するか否かをすぐに判断することができないほど、承認に近づいているとも捉えられます。

つまり、今後も申請を続けていけばSECがビットコインETF承認の決断を下す日もそう遠くはないでしょう。

現在審査を行なっているWilshire Phoenix社の審査結果が2020年2月に予定されているため、早ければその際に承認される可能性もあります。

ETF関連の最新ニュースをチェック!

ビットコインETF ​まとめ

この記事のまとめ

  • ビットコインETFとは、ビットコインが上場し株と同じように取引されることを指す
  • アメリカでは、ビットコインETF承認への動きが高まっている
  • ビットコインETFが近い将来に承認される可能性は高い

​今回はビットコインETFについて解説してきました。

ビットコインETFが承認されれば、ビットコインへの信頼度や期待値が高まり、価格の上昇に繋がることが予想されます。

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