​トークンセールってなに???よく聞くICOってどうやって参加すればいいの?と疑問をお持ちではないでしょうか?

トークンセールでうまくいけば大きな利益を上げることができ、自分の資産をどんどん増やすことができます。トークンセールで成功するにはまずトークンについて詳しく知ることが大事です。

実はトークンと暗号資産(仮想通貨)って違うものなんです!

​この記事ではトークンとはなんなのか、トークンセールに参加しトークンを買うにはどうすればよいのか、トークンセールのメリット、問題点を詳しく解説していきます!

この記事を読んでわかること

  • トークンセールとICOについて
  • トークンとは?暗号資産(仮想通貨)とは違うの?
  • トークンセールのデメリット


​トークンセール(ICO)とは

トークンを使った資金調達方法 

​トークンセールとは事業を進めたい会社もしくは人が事業資金を集めるために新しいオリジナルトークンを発行してそれを購入してもらいお金を集める資金調達方法です。ICO(Initial Coin Offering​)とトークンセールは同じ意味です。

トークンセールはプレセールクラウドセールの二つの期間に分かれていて、トークンを購入するにはこの期間のどちらかで参加しなければなりません。

プレセールとは

プレセールはクラウドセールの前に行われるトークンセールで、早くトークンを入手することができます。また、クラウドセールより安くトークンを入手できるという利点があります。しかしその事業がどのように行われるか、実際に成功するのかの情報が少ない期間になるので、見極めがとても難しいという欠点があります。

プレセールをまとめると

  • 早くトークンを入手できる。
  • 安くトークンを入手できる。
  • しかし、情報が少ない分リスクが高い。

クラウドセールとは

​クラウドセールはプレセールの後に行われるトークンセールほとんどの投資家はクラウドセールで参加します。今時価総額がビットコインに続いて二位であるイーサリアムも初期の開発費用を調達するためにクラウドセールで16億円分ものビットコインを調達しています。なのでクラウドセールはトークンセールのメインと言えるでしょう。また、事業の情報も増え見極めはしやすくなり投資のハードルは下がります。しかし、プレセールの後に行われるので価格は高くなってしまいます。

クラウドセールをまとめると

  • ほとんどの投資家の参加方法。
  • 情報が確立しリスクは低い。
  • プレセールより価格は高くなってしまう​。

IPOとの違いは? 

​IPOとは新規公開株のことで事業を進めたい会社が事業資金を集めるために証券会社の監査を通して株を売り出しそれを購入してもらいお金を集める資金調達方法です。新規公開株の様に新規トークンを発行します。

トークンセールでは投資家はトークンを買うのに対し、IPOは株を買います。またIPOとは違って証券会社などの監査する機関がなく明確な基準がないため、どんな会社でもどんな人でもトークンセールすることができます。なので投資先としての安全面ではトークンセールはIPOに比べ高リスクになってしまいます。

ICOとIPOの違い

  • トークンセールはトークン、IPOは株を売る
  • トークンセールは管理者がいない。IPOは証券会社が監査する
  • トークンセールは明確な基準がない。IPOは明確な基準がある

 トークンセールのトークンってなに?

そもそもトークンとは?

​トークンとは既存の暗号資産(仮想通貨)(ビットコインやイーサリアムなど)​のブロックチェーン上で発行される独自データで、そこに付加価値を付与したものです。付加価値とはトークンによって違いますが、サービスを利用する権利や収益獲得権を証明するものです。この付加価値のついた独自データをトークンといいます。

例えばTポイントはトークンの1種で1ポイント=1円でネットショッピングや店頭での決済に使用できます。この決済に使用できることが付加価値であり、この付加価値がないとトークンは無価値になってしまいます。

トークンは暗号資産(仮想通貨)と同じように送金や取引を行えますが、トークンは既存の暗号資産(仮想通貨)のブロックチェーン上で発行されるものなので暗号資産(仮想通貨)とは言えません。

トークンと暗号資産(仮想通貨)は違うの?

トークンと暗号資産(仮想通貨)は違います。先ほど説明したようにトークンは既存の暗号資産(仮想通貨)のブロックチェーン上で発行されるものなので独自ブロックチェーンを持っておらず、既存の暗号資産(仮想通貨)に性能は依存します。逆に独自ブロックチェーンと性能を持っているものを暗号資産(仮想通貨)といいます。

​暗号資産(仮想通貨)について詳しく知りたい方は下記をご覧ください!

「暗号資産(仮想通貨)やビットコインって最近よく耳にするけど、実際どういうものなのか分からないし、なんだか危なそう…」そうお考えではありませんか? 実はブロックチェーンなどの仕組みについて理解すれば、暗号資産(仮想通貨)が意外と安全なものだと分かります。なぜなら、暗号資産(仮想通貨)の背景には様々な高度な技術が関わっているからです。 この記事では、円や電子マネーとどう違うのかなど、仕組みについての説明から始めて、デメリット、投資のしかた、税金の話まで暗号資産(仮想通貨)についてのありとあらゆる事柄について解説しちゃいます! これを読めばあなたも明日から暗号資産(仮想通貨)マスター!暗号資産(仮想通貨)を購入する取引所のおすすめランキングはこちら!!この記事を読むと分かること暗号資産(仮想通貨)が円や電子マネーとはどう違うのかビットコインの仕組みはどうなっているのか暗号資産(仮想通貨)を購入するのにおすすめの取引所暗号資産(仮想通貨)投資のしかた 目次暗号資産(仮想通貨)とは?暗号資産(仮想通貨)はやっぱり危ないの…?暗号資産(仮想通貨)はどうして安全?初心者に分かりやすく仕組みを説明!暗号資産(仮想通貨)の危険・デメリットとは…?暗号資産(仮想通貨)のメリットは?暗号資産(仮想通貨)はビットコインだけではない!暗号資産(仮想通貨)を買うには?取引所選びの基準を知ろう!暗号資産(仮想通貨)のおすすめ取引所3選 暗号資産(仮想通貨)投資のしかたは?暗号資産(仮想通貨)に税金はかかるの?まとめ 暗号資産(仮想通貨)とは? 暗号資産(仮想通貨)とは、ブロックチェーンや電子署名といった暗号技術を組み合わせて成立する、国家による価値の保証を持たない電子的な通貨のことを指します。ナカモトサトシという正体不明の経済学者によって投稿された論文において初めてその具体的な形が示され、最初の暗号資産(仮想通貨)「ビットコイン」が誕生しました。 資金決済法で金融庁にも認められている! 暗号資産(仮想通貨)は日本政府によっても定義がなされており、資金決済に関する法律の第2条5項において、以下のように定義されています。 一

 

2018/6/28日現在、時価総額11位のTRONは元々イーサリアムのブロックチェーン上で発行されたトークンでしたが6/25日に独自のブロックチェーンに移行し、イーサリアムのブロックチェーンから独立しました。これによってTRONはトークンから暗号資産(仮想通貨)になりました。

暗号資産(仮想通貨)ではなくトークンを発行するメリットの1番は独自ブロックチェーンを開発しなくて良いことです。これによってブロックチェーンやそのウォレットの開発をする必要がないので開発コストが抑えられますし、既存のマイナーがいるので新たにマイナーを確保する必要もありません。

しかし、送金速度やコスト、そのトークンの性能自体が暗号資産(仮想通貨)に大きく依存してしまうため自由度が低くなってしまうことはデメリットです。

トークンの種類

​トークンを発行する主体は投資家にトークンを買ってもらえなければ資金調達をすることができません。なのでトークンにさまざまな付加価値をつけ、投資家にアピールします。トークンの種類は下記の暗号資産(仮想通貨)型トークン、ペイメント型トークン、配当型トークン、プラットフォーム型トークンの4種類に分類されます。

暗号資産(仮想通貨)型トークン

​暗号資産(仮想通貨)型トークンは暗号資産(仮想通貨)のように送金や決済機能を持ち、一般的に広く通貨として使われるようになることを目指したトークンです。投資家がこのトークンをトークンセールで買うメリットは、一般的に広く使われるようになり需要が上がればトークンの価値はどんどん上昇し、その差益分の儲けを得ることができます。しかし、普及しないと価値がなくなってしまういうデメリットもあります。

基本的にほとんどのトークンは送金や決済機能を持っているので暗号資産(仮想通貨)型トークンといえます。

ペイメント型トークン 

​ペイメント型トークンは事業をしている会社もしくは人のサービスや商品を提供してもらう権利を付与されたトークンです。投資家はこのトークンを使いその事業のサービスや商品を購入することができるようになります。トークンの購入価格よりも高いサービスや商品が提供されるため、その分投資家は利益を得ることができます。

取引所のBinanceが発行しているBNBトークンは持っていると最大で50%の手数料割引のサービスを受けることができ、ペイメント型トークンの代表例です。BNBトークンについて詳しく知りたい方はこちら!

この記事ではBNB(バイナンスコイン)について解説しています。暗号資産(仮想通貨)取引所Binanceに興味のある方はこちらの記事をご覧ください。Binanceとは?今絶対に知っておくべき暗号資産(仮想通貨)取引所の今後や特徴を解説!2017年7月の設立以降、驚異的なスピードで成長する暗号資産(仮想通貨)取引所Binance。どんな取引所?今後は大丈夫?メリットデメリットと登録方法、使い方は?この記事を読めばBinanceに関する知識はバッチリ!続きを読む目次BNB(Binance coin、バイナンスコイン)とはBNBのチャート!相場から見る最新価格推移BNBの問題点と将来性BNBの仕組み BNBのメリット BNBのデメリットBNBの取引所紹介 BNBのウォレット紹介 BNBについてのQ&A BNBまとめBNB(Binance coin、バイナンスコイン)とはBNBとは、2017年7月1日にICOが開始された暗号資産(仮想通貨)取引所BinanceのICOトークンです。Binance内での各種手数料を支払ったり、新規上場通貨を選ぶための人気投票に使用されます。BNBのチャート!相場から見る最新価格推移BNB/USDのチャートを見ていきましょう。(2017年12月8日~2018年2月2日)12月の終わりごろ、草コインが暗号資産(仮想通貨)市場で注目され始めると急激に高騰していることがわかりますね。その後、バイナンスが中国政府から規制圧力をかけられているという噂が広まったため、1月半ばごろにBTCと共に暴落し始めました。現在も中国リスクが取り沙汰されているため、しばらくは下落傾向が続くのではないでしょうか。BNBの問題点と将来性世界一の取引所Binanceとリンクした暗号資産(仮想通貨) 

 

配当型トークン 

​配当型トークンは事業で利益を出した時にトークンの保有数の割合に応じて収益を受け取ることができるトークンです。株式の配当の仕組みと似ていることから配当型トークンと言われています。配当型トークンをたくさん持っていれば持っているほど多くの収益を受け取ることができます。投資家はその事業が利益を出すことができるかどうかしっかり吟味し購入するかの判断が必要です。

中国で発行されたNEOは中国のイーサリアムと呼ばれ、持っているだけでGASというトークンが配当されます。NEOについての詳しい解説は下記をご覧ください!

目次NEOとはNEOのチャート分析。相場から見る最新価格推移暗号資産(仮想通貨)NEOの今後は?将来性と問題点NEOの仕組みNEOのメリットNEOのデメリットNEOはここで購入!オススメ暗号資産(仮想通貨)取引所NEOのウォレット紹介NEOについてのQ&ANEOまとめ NEOとは NEOとは、中国で開発されたICOコインです。もともとはAntShares(ANS)という名前でしたが、2017年6月に名称の変更がありました。 現在、中華圏を中心にひろく利用され、スマートコントラクト開発などが可能なことから、「中国版イーサリアム」と呼ばれることもあります。 <コインパートナーのオススメ記事> イーサリアム(Ethereum)とは?買い方やチャート分析や将来性を教えます!イーサリアム(Ethereum)は、時価総額第2位の暗号資産(仮想通貨)で、ビットコインを超えるほどのポテンシャルを持つかもしれないと言われています。イーサリアムの何が凄いのか、将来性はどのくらいあるのか、実際に買った方が良いのかを解説します!続きを読む NEOのチャート分析。相場から見る最新価格推移 こちらがNEO/JPYの現在(2017年11月10日)までのチャートです。 8月の半ばごろからICO通貨規制の雰囲気で徐々に値下がりし、9月4日の中国政府の公式アナウンスで一気に下がりました。やはり、中国の規制リスクは無視できませんね。 しかし、その後9月末に韓国の取引所で続けざまに上場が発表され、少し高騰してから今に至ります。 暗号資産(仮想通貨)NEOの今後は?将来性と問題点 中国当局からの規制リスクがある NEOの抱えている問題点のうち、これは最大と言っても良いでしょう。これまでにも中国当局は、国内の取引所閉鎖やICOコインの開発禁止など、自国の暗号資産(仮想通貨)市場にさまざまな圧力を加えてきました。今後も中国当局からの規制が行われる可能性があります。 そうなった場合、中国を主な流通圏とするNEOの価値は大幅に下落する可能性があります。 スケーラビリティに問題が生じる可能性がある NEOは、イーサリアムと同じく、一つのブロックチェーン上で全てのスマートコントラクトを動かしています。

 

プラットフォーム型トークン 

​上記のいずれとも異なり、ネットワークのプラットフォームを利用するために必要となるトークンです。例えばイーサリアムはネットワークの名称であり、"Ether"トークンがイーサリアムネットワークを利用するために必要となるトークンなのです。

(*イーサリアムは通貨の名前ではありません!通貨の名前はEther(イーサー)です。ですが一般的にEtherの事をイーサリアムと呼ぶ場合が多いです。)

イーサリアムネットワークにはスマートコントラクトという機能が実装されており、その利用や送金処理を行う際にEtherトークンが必要になります。スマートコントラクトについては下記の記事で詳しく解説しています。

目次スマートコントラクトとはスマートコントラクトのメリット スマートコントラクトの問題点・課題・脆弱性スマートコントラクトの将来性・活用事例スマートコントラクトの気になる疑問を解決!スマートコントラクトまとめ スマートコントラクトとは 一言で言うとスマートコントラクトとはプログラムに基いて自動的に実行される契約のことです。これだけだと具体的なイメージがわからないと思うので詳しく解説していきます。 ブロックチェーンを用いたスマートコントラクトの仕組み スマートコントラクトをブロックチェーンと組み合わせることで、当事者間の私的な取引をプログラムとしてブロックチェーン上で記載し、契約の執行条件が満たされたら自動的に契約が執行される仕組みを作ることができます。これにより取引に付随する様々な作業を自動で執行できるようになり不正取引が減ったり、世の中の仲介業者がやっていることを自動化できるなど、かなり画期的で、今後の世界を変える可能性を秘めています。 そもそも契約とは、 契約定義イベント発生価値の交換、契約執行決済 という4つでできていて、スマートコントラクトでは、2〜4を自動で行うことができます。 ですが、これでもまだイメージが掴めないと思うので身近な具体例を用いて考えてみましょう。 スマートコントラクトの身近な具体例 実はスマートコントラクトの概念は、ビットコインができるよりも昔からある概念です。1994年にNick Szaboというコンピューター科学者・法学者・暗号学者によって提唱されていて、初めに導入された例として自動販売機を上げています。自動販売機はお金を入れると商品が自動で出て来ます。これは人と人との間で売買の合意があるわけでもなく、何かの売買契約書を交わしたわけでもなく、機械によって自動で執行された契約という意味では、スマートコントラクトの事例であるといえます。上の契約とは、の話に当てはめると、 制約条件を満たす額のお金(買うものの値段)を入れてボタンを押すと、商品が出て来るという契約を定義する人が訪れてお金を入れてボタンを押す商品が出て来るお金が自動販売機のものになる と言った工程のうち2~4は自動で執行されます。 スマートコントラクトのメリット

​このEtherトークンのようにプラットフォームを利用する際に必要なトークンをプラットフォーム型トークンと言います。 また、Etherトークンは送金や決済にも利用できるので暗号資産(仮想通貨)型トークンでもあります。

プラットフォーム型トークンはETHトークンの他にも取引所のQUOINEXが発行したQASHトークンが挙げられます。QASHトークン​は暗号資産(仮想通貨)の交換するプラットフォームを理想としていて、トークンセールでは1日で85億円調達した期待値の高いトークンとなっています。QASHトークンについては下記の記事をご覧ください!

取引所の口座ををいちいち国内と海外で作るのめんどくさい・・・暗号資産(仮想通貨)が全体的に流動性が低くて思うように取引ができない・・・なんて思っていませんか?QASHはそんな問題を解決しちゃう「LIQUID」プラットフォームの代表通貨です!この記事ではQASHやLIQUIDの細かい仕組みからメリット、デメリットまでホワイトペーパーよりわかりやすく解説しています!QASHを買うならQUOINEX!目次QASH(キャッシュ)とは?ICOが大成功?QASHのJPY建てチャート!!上場後の価格(price)変動を解説!QASHの問題点と将来性!QASHの仕組み!ホワイトペーパーからわかることQASHのメリット!QASHのデメリット【QASHの入手方法】オススメ取引所3選【QASHの保管方法】オススメWallet3選QASHに関する気になるQ&AまとめQASH(キャッシュ)とは?ICOが大成功?QASHとは、QUOINE株式会社が発行する暗号資産(仮想通貨)で同社が提供する通貨取引プラットフォーム「LIQUID」を代表するものです。2017年11月6日AM1:00から9日AM00:59までの3日間ICOが行われました。当初は11月の1ヶ月ほどICOを実施する予定だったのですが、同月中盤に予定されていたビットコインのSegwit2x実装が暗号資産(仮想通貨)界に大きなダメージをもたらすとされていたため、運営が投資家たちのことを考慮して3日間に短縮されました。1QASH=0

 

トークンプラットフォームの種類 

​トークンは既存の暗号資産(仮想通貨)のブロックチェーン上のプラットフォームで発行されるものでしたね。このプラットフォームは下記4種類に分類され、それぞれのプラットフォームに違った特徴があります。

CounterParty

​これはビットコインのブロックチェーン上のプラットフォームです。XCPというCounterParty間のトークンを0.5XCP支払うことで新たにトークンを発行できます。CounterPartyを利用し発行されたトークンは送金手数料や送金速度はBTC(ビットコイン)に依存するので、手数料は高く、決済は遅くなってしまいます。

CounterPartyについて下記の記事で詳しく解説しています。

目次Counterparty(カウンターパーティー)とは?Counterpartyの最新チャート分析!相場から見る最新価格推移Counterpartyのリスクと将来性は?コインパートナーの見解Counterpartyの仕組み・特徴Counterpartyのここがすごい!Counterpartyにはデメリットも・・・【Counterpartyの入手方法】XCPが取引できる取引所3選【Counterpartyの保管方法】使いやすいウォレットCounterpartyまとめ Counterparty(カウンターパーティー)とは? Counterparty(カウンターパーティー)とは、ビットコインのブロックチェーン上に作られた、分散型合意形成に基づく金融プラットフォームです。 ビットコイン2.0と呼ばれるプロジェクトの一つで、ビットコインのブロックチェーンを利用して独自のトークンを発行したり、イーサリアム上のスマートコントラクトをそのままビットコイン上で実行できるようにしたりと様々な新機能がそなわっています。Omniなど、ビットコイン2.0と呼ばれるプロジェクトの中では最も実績のあり、注目されているプロジェクトと言えるでしょう。 Counterpartyの最新チャート分析!相場から見る最新価格推移 これは2016年12月から2017年12月までのチャートです! アルトコインバブルで6月頃に上がりましたが、中国でのICO規制などにより8月は下がりました。その後9月にも大々的なアップデートがあり、その期待感から価格は上昇するものの、実際にはあまり変化がなかったので緩やかに下降しました。また11月18日にアップデートしてSegwitの導入などでより早く取引できることが信頼の上昇につながり価格が上がっていると考えられます。 Counterpartyのリスクと将来性は?コインパートナーの見解 Ethereumとの競合 Counterpartyはビットコインのプラットフォーム上でイーサリアムのスマートコントラクトを実行可能になったので、イーサリアムでできることは理論上ではビットコイン上で全て実行可能となりましたが、スケーラビィティの問題があるためいまのところはイーサリアムの需要が完全になくなるということはなさそうです。 Counterpartyはデフレ通貨

 

ERC-20

​これはイーサリアムのブロックチェーン上のプラットフォームです。ERC-20間のERC-20​トークンを支払うことで新たにトークンを発行できます。発行するコストは固定されていません。ERC-20を利用し発行されたトークンは送金手数料や送金速度はEther(イーサー)に依存します。イーサリアムにはスマートコントラクトが実装されているためトークンとしての付加価値が他のプラットフォームで発行するより高くなります。なのでトークンセールの9割はイーサリアムのプラットフォームであるERC-20で発行されています。

​ERC-20について詳しくは下記の記事をご覧ください。

2018年、コインパートナーが最もおすすめする暗号資産(仮想通貨)はこちら!! 目次ERC20とは?トークンにも違いがある?ERC20に対応するおすすめウォレット!ERC20準拠の token list(トークン一覧表)!ERC20 まとめ ERC20とは? 暗号資産(仮想通貨)への投資をして、または投資に興味があって情報収集をしている際に、ICOに興味を持った方も多いのではないでしょうか。「ICO参加して爆益出したわww」など、超ハイリスク・ハイリターンな投資ですが、ICOについて調べる中で、「ERC20ってなに?」と疑問に思った方のために、コインパートナーが徹底解説します!※2018年4月26日現在、ERC20にトークンが無限生成できるバグが見つかり、多くの取引所でERC20トークンの入金を停止しています。 ERC20って暗号資産(仮想通貨)なの? 結論から言うと、ERC20は暗号資産(仮想通貨)ではありません。ERC20は特定の暗号資産(仮想通貨)の名前ではないので、「ERC20の相場の動きが~」や、「ERC20~枚買った」などといった使い方はしない、ということですね! ICO(initial coin offering)とは、資金調達をしたいスタートアップが新たな暗号資産(仮想通貨)(トークン)を発行・販売して資金調達をする方法のこと (下記事より抜粋)ですが、その発行されたトークンが、スタートアップごとに全く異なる仕組み(プログラミング言語など)をしていると、受け取る側がそれぞれに対応することになり大変なので、「みんなでルールを統一しよう」となってできた、トークンに対する技術的な統一された仕様(についての議論)がERC20(Ethereum Request for Comments: Token Standard #20) になります。 バラバラに作ると受け手が混乱する ICOとは?暗号資産(仮想通貨)を用いた新たな集金方法!参加方法やおすすめ案件を解説!今世界で大注目の新しい資金調達の方法であるICOですが、実際にどうやって行うのか、またどうやって参加するのか、メリットやリスクはなんなのか、わからない方も多いかと思います。そんなICOについて解説してみました。続きを読む ICOについて詳しく知りたい方はこちら! 

 

Mosaic 

​これはネムのブロックチェーン上のプラットフォームです。1年ごとに120.45XEMを支払うことでトークンを発行できます。Mosaicを利用し発行されたトークンは送金手数料や送金速度はXEM(ネム)に依存します。

MonaParty

​これはモナコインのブロックチェーン上のプラットフォームです。XMPトークンというMonaParty​間の​トークンを0.5XMP支払うことでトークンを発行できます。MonaPartyを利用し発行されたトークンは送金手数料や送金速度はMONA(モナ)に依存します。

トークンはどうやって買えばいいの? 

​実際にトークンセールでトークンを買うにはどうしたらよいのでしょうか。順番に見ていきましょう!

買うトークンを決める。ホワイトペーパーを読もう

​まず参加するトークンセールを決めましょう。トークンセール情報をまとめているサイトがありますのでそこから探してみるのも良いでしょう。

  • ​2000件あまりのICOプロジェクトをまとめる「COINJINJA
  • プレセール前のICOプロジェクトをまとめる「CryptCurrencyMagazine

気になるトークンセールを見つけたら必ずホワイトペーパーを読むようにしましょう!ホワイトペーパーは「企業が発行する公開文書」でトークンの発行主である企業または個人がどのような事業を計画しどのような技術でそれを進めていくのかを記しています。これをしっかり読みとり、あなたの投資判断の材料にしてください!

トークンを購入するための暗号資産(仮想通貨)を入手 

​参加するトークンセールを決めたら次はトークンを購入するための暗号資産(仮想通貨)を買いましょう!トークン購入の際に必要な主な暗号資産(仮想通貨)はBTC(ビットコイン)、ETH(イーサー)、XEM(ネム)の3種類がほとんどで、そのなかでもETHを使い資金調達が行われることが多いため、取引所に登録しETHを購入しましょう!

イーサリアムの購入にはGMOコインがおすすめです!

東証一部上場のGMOインターネットグループが運営するGMOコインは「安心」「安全」な暗号資産(仮想通貨)取引所です。

24時間365日取引可能で取引手数料は全て0円のGMOコインはサイトだけではなくスマホアプリでも取引可能なので初級者から上級者まで人気のあるおすすめの取引所です!

今口座開設していただくだけで2000satoshiのビットコインをプレゼントするキャンペーン中です!!!

GMOコイン公式ホームページ


ウォレットの作成 ​

​取引所でETH(イーサー)を購入したら次はイーサリアム系専用のウォレットをダウンロードしましょう!イーサリアムウォレットは有名なMyEtherWalletだけでなく沢山のウォレットがありますが、コインパートナーが最もおすすめのイーサリアムウォレットをランキング形式でBEST6まで紹介しています。是非ご覧ください!

イーサリアムのウォレットを探しているけど、どれを買えばいいのかがわからない。そう悩んではいませんか?最近ハッキング事件が多発している中でウォレットの必要性は増しているけど、種類が多すぎて違いがよくわからないですよね。そんなあなたに朗報です!暗号資産(仮想通貨)にとっても詳しいイーサリアムのウォレットを実際に使ってみて、最もおすすめのイーサリアムウォレットを選びました!この記事では写真とともにおすすめのイーサリアムウォレットBEST6をランキング形式で紹介しています。もうウォレット選びに迷うことはありません!自分にぴったりのウォレットを見つけ今日から安全な暗号資産(仮想通貨)ライフを送りましょう。Ledger Nano Sをいますぐ購入!目次イーサリアムを保管するにはウォレットを作成する【第1位】スタイリッシュなハードウェアウォレット Ledger Nano S!【第2位】安全性抜群のTrezor!【第3位】一番人気で日本語対応もしているMyEtherWallet【第4位】iOSやAndroidに対応!スマホアプリでも使えるJaxx【第5位】気軽に利用できるmetamask【第6位】イーサリアム公式のmistイーサリアムのウォレットに関するQ&Aイーサリアムのウォレットまとめ イーサリアムを保管するにはウォレットを作成する イーサリアムなど暗号資産(仮想通貨)を保管するには専用のお財布のようなものが必要で、このお財布のことをウォレットと呼んでいます。ウォレットは通貨の保管だけでなく指定した相手に送金することもできます。 イーサリアムや他の暗号資産(仮想通貨)の取引というのはブロックチェーンを用いて各アドレスに通貨の増減を記録していくというものでした。ウォレットはこのアドレスを管理して人々によりわかりやすく通貨の管理や運用をさせるためのものであるということもできます。 とりあえずイーサリアムの取引をする人は必ずウォレットを作るようにしましょう。

 

プレセールまたはクラウドセールでトークンを購入 

​参加したいトークンセールが決まったら買ったETHを指定されたアドレスに送金します。そうすると後日、そのトークンセールのトークンを自分のウォレットに受け取ることができます。受け取った後はその事業が完成するまで気長に待つのみです。買ったトークンが暗号資産(仮想通貨)型トークンでしたらトークンが上場した時にトークンの価値が高くなりその差益分は利益になります。

また他の種類のトークンでも、その事業が利益を生めばサービスや商品を提供してもらえたり、配当として収益を受けれたりできるます。ですが、事業が失敗し持っているトークンの価値がゼロになってしまうことも多いです。なのでホワイトペーパーを読み、事業とその事業主を吟味することは非常に大事になってきます。

~トークン購入の流れ~

  • ホワイトペーパーなどから買うトークンを決める
  • 暗号資産(仮想通貨)取引所からイーサリアムを購入する
  • ウォレットの作成する
  • 最後にトークンを購入する

 


詐欺が横行?トークンセールの問題点とは ​

実は​トークンセール、ICOでの資金調達額は急上昇し多くの投資家が集まっている反面、詐欺や不正が相次いで発生しています。

ICOの80%が詐欺だとする見方もあり、ICO規制を強化する声が強まっています。中国と韓国では既にICOは禁止されており、アメリカやシンガポールではトークンを証券化する流れとなっています。

ではなぜトークンセール(ICO)では詐欺や不正、また事業失敗が発生しやすいのでしょうか!??

主に2つの理由が考えられます。


​トークンセールの明確な基準がない

​問題の1つとして明確な基準がないことがあげられます。暗号資産(仮想通貨)やトークンセールに対する法律はまだまだ整備されておらず誰でもトークンセールを行うことができるので悪だくみを考える人が増えます。​事業者が顔を出さなくてもトークンセールをすることができちゃうんですね。そのような事業者が売っているトークンを一獲千金を夢見た投資家が買ってしまうことが多々あり詐欺にあってしまうのです。

投資家が経営に参加できない

​トークンセールが詐欺でない場合でもトークンを買った投資家は事業の経営に参加できません。なのでその事業がとても素晴らしく将来性があるものでも経営者が非力で経営がうまくいかず倒産してしまうこともあります。

トークンセールに投資する際は経営者が誰なのかもしっかり確認し、それも踏まえて投資するようにしてください!

まとめ​

トークンセールとはICOのことで事業を進めたい会社もしくは人が事業資金を集めるために新しいオリジナルトークンを発行してそれを購入してもらいお金を集める資金調達方法​でした。

トークンセールは特にプレセールでは安く買うことができ、そのトークンの価値が上がれば爆益を生み出すこともあります

しかし、詐欺や事業失敗が多いことも事実で、トークンセールに参加する際はホワイトペーパーをよく読みどのような事業をやろうとしているのか、また、経営陣は誰なのかをしっかり確認し投資先を吟味する必要があります。

トークンを買ったら後は気長に価値が上がるのを待つだけですね!!