2019年に入ってから、トロン財団はBitTorrentと提携した独自暗号資産(仮想通貨)の開発で注目を集めている。

CEOであるJustin Sun氏はBitTorrentとの共同事業に関する今後の展望を説明

今年の上半期までに大きな動きが起こる可能性を示唆した。 

仮想通貨トロンCEO、注目の最新事業の今後を語る

トロン財団は現在、BitTorrentと提携して独自暗号資産(仮想通貨)BitTottrnt Token(BTT)の開発をしていることで有名だ。

このファンダメンタルズの影響もあって、暗号資産(仮想通貨)トロンは年始に130%の価格上昇を記録。市場での注目を集めている。 

暗号資産(仮想通貨)Tronは先月比+130%の価格高騰をしている。そんな中、創設者のJustin Sun氏は暗号資産(仮想通貨)番組CNBC Crypto Traderに出演。Tronの特徴や今後の展望について語った。

 暗号資産(仮想通貨)市場に存在感を放つ一大事業について、トロンCEOであるJustin Sun氏は中国メディアChainDDに対して以下のように語っている

「我々が目的としているのは、単なるソフトウェアのアップロードではない。(ネットワークに)暗号資産(仮想通貨)を導入することで、ユーザーは製品を使おうとし、理解しようとするのだ。」

暗号資産(仮想通貨)を導入することによるネットワーク拡大の期待が膨らんでいるが、市場ではトロンが大量のトークンを持つことで中央集権化が進むとの批判も集まっている。

こうした批判に対して、Sun氏はイーサリアムはEOSを列挙。

両ネットワーク共に管理主体が大量の暗号資産(仮想通貨)を持っているものの、Vitalik Buterin氏のようなリーダーシップは市場に必要であると反論している。

さらに、Sun氏はButerin氏がトロンのBTT事業が称賛していることのも言及。

今後については「今年上半期までにBitTorrentユーザーを暗号資産(仮想通貨)市場に招待する」との展望を明らかにしている。