​仮想通貨市場は全面的に一時上昇も価格を伸ばしきれず

ボラティリティーが徐々に少なくなり、現在の暗号資産(仮想通貨)相場は落ち着きを見せている。

今日の17時ころにやや動きを見せた。

全面的に上昇する結果となったが、どの通貨もレンジをひげ抜けの展開やラインまで届かない上昇で強気相場まではなっていない。

今回上昇したものの、上げ幅的には5000円・率でいえば1%とあまり変動していないことがわかる。

ビットコインのボラティリティに関しては去年10月以来の低水準となり​

(10月と現在のボラティリティの比較  出典:Trading View)

この画像のように、ビットコインを含む暗号資産(仮想通貨)市場ではボラティリティーが小さくなってから、大きな価格変動が起こることが多い。

上の画像は日足レベルのマクロ視点(相対的に)で見ているが、1時間足のミクロ視点(相対的に)で見てもそのような価格変動の仕方は多い。

今後どちらに動いていくかはテクニカル分析をみながら各通貨確認していく。

​ビットコイン(BTC)

 26日17時現在のビットコインの価格は395,400円となっている。前日同時刻の価格389,000円と比べて1.5%の上昇となっている。

しかし、まだ40万円までは上昇しておらず、396,999円を背に長いひげを付けて反発させている。​

現在の重要ラインは、下が39万円(黒ライン)と上が40万円(ピンクライン)である。

26日17時現在のビットコインの価格は395,400円となっている。前日同時刻の価格389,000円と比べて1.5%の上昇となっている。

 ​イーサリアム(ETH) ​

26日18時現在のイーサリアム(ETH)の価格は119.0ドル(13,067円)となっている。前日同時刻の価格117.4ドル(12,892円)と比べて0.91%の上昇となっている。

イーサリアムは17時ころに一時122ドル(13,397円)をマークしたが、長いひげを付けて反発している。

重要ラインとしては、下は水色ライン(116ドル)​、上は紫ライン(120ドル​)がカギとなっている。

​​26日15時のイーサリアム(ETH)の価格は118.6ドル(13,023円)となっている。昨日同時刻の価格118.7ドル(13,034​円)と前日と比較してもあまり変化はない。

 ​リップル(XRP)​

26日18時現在のリップル(XRP)の価格は0.323ドル(35.47円)となっている。前日同時刻の価格0.318ドル(34.92円)と比べて1.17%の上昇となっている。

リップルは一時急上昇し高値0.325ドル(35.69円)をマークしたが、赤ライン付近で反発することとなった。

現在の重要ラインとしては、上は赤ライン(0.324ドル:35.6円)、下は黄緑ライン(0.318ドル:34.9円)オレンジラインが挙げられる。

​暗号資産(仮想通貨)リップル(XRP)の価格は、25日16時で0.321ドル(35.25円)。前日同時刻比の価格0.320ドル(35.14円)と比べると価格に変動はない。​

 ​ビットコインキャッシュ(BCH)​

 26日18時のビットコインキャッシュの価格は14,00円となっている。

ビットコインキャッシュは17時ころに価格を伸ばし14,111円まで価格を上昇させたが、現在は長いひげを付けて反発している。

価格を上昇させたものの、大きく上昇することができなかったため、まだ強気相場とはいえないであろう。

​ビットコインキャッシュ(BCH)の26日12時の価格は13,848円。前日同時刻比−1.1%と少し下落した。直近の値動きとしては、前日25日17時に13,659円の安値をつけた後反発し現在に至る。