オーストラリア仮想通貨取引所Swyftx「従業員の21%削減する」ことを発表、市場低迷など背景に

オーストラリアに拠点を置く仮想通貨取引所であるSwyftxが、コスト削減のために「従業員を21% 削減する」と発表した。今回の動きの理由としては「不況、インフレ、及び仮想通貨市場の弱気傾向」等が挙げられている。

同社共同最高経営責任者のアレックス・ハーパー氏、及びライアン ・パーソンズ氏は、「現在の経済情勢により、74人の従業員を解雇しなければならない」と説明するとともに、以下のように述べた。

「ご存知のように、私たちは不確実なビジネス環境で事業を行っており、20年以上にわたって見られなかった国内インフレ率、金利の上昇、すべての資産クラスにわたる非常に不安定な市場、そして世界的な景気後退の状況にあります。(中略)（今回の動きは）個人の才能やコミットメントを反映したものではなく…、経済の不確実性と戦うための最後の手段です。」

仮想通貨取引所Swyftxとは

Swyftxは、2018 年に上述の両氏によって共同設立された仮想通貨取引所。主にオーストラリアとニュージーランドに、600,000 を超える企業及び個人投資家を抱えている。同社は、320 を超える仮想通貨へのアクセスを提供することでも注目を集めていた。

先日には、ロビンフッドがスタッフ340人に相当する全体の23%を削減する旨を発表するなど、仮想通貨関連企業におけるコストカットの動きが顕著であるところ、引き続き各社の動向を見守っていきたい。

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この記事は「Australian Crypto Exchange Swyftx Cuts Its Workforce By 21% Amid Bear Market」を参考にしています。