米億万長者投資家のスタンレー・ドラッケンミラー氏がインフレーションが進む中、金よりもビットコインを所有したいと発言している。
同氏は年初からの弱気相場が続いていることに関して、株式市場の低迷はまだ終わっていないと述べている。

インフレの上昇相場では金よりもビットコインを保有

米著名投資家のドラッケンミラー氏が、米国経済がリセッションに陥ると警告し、インフレが進む中では金よりもビットコインを所有したいと述べている。
Sohn Investmentカンファレンスに登場した同氏は、ほとんどの経済指標が悪化していることを指摘し、弱気相場に入って6ヶ月が経過したものの、この現状が続く可能性が高いと予想している。
特に米労働省が発表した5月の消費者物価指数は前年同月比+8.6%で1981年以来最も高い水準になっており、厳しい状況が続くと警告している。

不況なしにインフレが下がることはないため、これからは不況が到来すると思います。
資産バブルと市場の崩壊の度合い、ウクライナ侵攻や中国のゼロ金利政策を考えると、私は2023年のどこかで不況になると強く思っています。

このような市場の中、ドラッケンミラー氏はビットコインなどの仮想通貨の将来性に期待を寄せている。

今から5~10年後、ブロックチェーンが経済における真の力になっていなければ私は非常に驚くでしょう。
私は仮想通貨を興味深いものと思っており、それを監視しています。
もしインフレの上昇相場になるなら、私は金よりもビットコインを所有したいです。

一方で同氏はビットコインをインフレのヘッジと考えてはいるものの、仮想通貨が他の資産に対して弱気となるなら金を保有すると述べている。

ビットコインは以前から金と比較されているものの今年に入ってからは相関関係が弱まっており、4月には50日相関係数がマイナス0.4程度を記録して2018年以降で最も低くなったとBloombergが報じている。
現在のビットコインは、大きな下落を見せているテクノロジー株との結びつきが強くなっており、6月13日時点で年初来から-40%以上の下落となっている。

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この記事はBeInCryptoの「Billionaire Stanley Druckenmiller Says He Would Rather Own Bitcoin as Recession Beckons」を参考にして作られています。