米国政府は、今年のこれまでに12億ドル(約1,320億円)相当の仮想通貨を押収

米国政府は、今年のこれまでに12億ドル(約1,320億円)相当の仮想通貨を押収し、前年の1億3700万ドル(約150億7000万円)から大幅に増加したと発表

内国歳入庁(IRS)のサイバー犯罪担当ディレクターであるJarod Koopman氏は、政府によって押収された仮想通貨に関するいくつかの情報を共有した。

Jarod Koopman氏は、通常、脱税や虚偽の申告、不正利用の調査、仮想通貨の追跡などの情報を扱っている。

Jarod Koopman氏は、仮想通貨の押収が連邦捜査局(FBI)、国土安全保障省捜査局、特別護衛機関などが関与するグループ作業であると指摘している。

Jarod Koopman氏は、逮捕、押収、捜査令状など、あらゆる種類の執行行為を行う際には、全員が一丸になると説明した。

Jarod Koopman氏は、適切な監視を行うために押収時には複数の捜査官が関与し、秘密の鍵は本部のみで管理しているので、改ざんされることはないとしている。

事件が解決すると、米国連邦保安局(USMS)は押収した仮想通貨をオークションにかけており、これまでに185,000BTC以上がオークションにかけられている。

押収額は、2019年に約70万ドル(約7700万円)相当2020年には1億3700万ドル(約150億円)相当に達している。

仮想通貨での犯罪が絶えない仮想通貨市場。仮想通貨に関した犯罪の発生に応じて押収額も増えていくことだろう。だが一方で、監視する機関がそれぞれの役割をこなして市場の動向を監視しておくことも重要な要素となる。これからも、仮想通貨市場と監視体制について注目していきたい。

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この記事は、 Bitcoin.com「US Government Has Seized Cryptocurrencies Worth $1.2 Billion So Far This Year」を参考にして作成されています。