ビットコイン(BTC)は10,000ドルに再挑戦か?著名人らの見解は
ビットコイン(BTC)は3月に3,700ドル(約39.6万円)の安値をつけて以来、半減期後の現在まで比較的好調をキープしている。
著名アナリストたちは、現状のビットコイン(BTC)市場を強気だと評価し、今後の動きに期待を寄せる。
「ビットコイン(BTC)市場は2019年以降の下降トレンドを打破した。」
著名トレーダーのひとりBenjamin Blunts氏は、ここ最近続くビットコイン(BTC)のレンジ相場は、市場にとって非常に重要な役割を果たしていると考えている。
同氏によれば、ここ最近のビットコイン(BTC)価格がもみ合いを続けているような傾向は、2019年に14,000ドル(約149.9万円)に到達して以降長らく続いていた下降トレンドを打破するものだという。
「直近3日間のチャートに着目すると、14,000ドルの高値に到達していこう継続していた下降トレンドがすでに崩れていることがはっきりとわかる。」
「数週間中に大幅下落する可能性も視野に。」
しかし、一部には短期的に見るとビットコイン(BTC)価格が急落する可能性があると考えるトレーダーもいる。
著名な金融アナリストであるPreston Pysh氏は、今後数週間のうちにビットコイン(BTC)価格が大幅な下落を記録する可能性があると、自身の弱気な見解を述べた。
Preston Pysh氏のこのような見解の背景には、半減期後の採掘難易度(ディフィカルティー)やマイナー収益性の変化が存在しているようだ。
先日ブロックチェーン分析会社のCoin Metrics社も、半減期以降ビットコイン(BTC)のハッシュレートが約30%以上下落していることを発表しており、今後のマイナー降伏の動きには細心の注意を払う必要がある。
「ビットコイン(BTC)マイナー降伏に心配しすぎることはない。」
昨年末、著名アナリストのCharles Edwards氏は、「マイナーの降伏が必ずしもビットコイン(BTC)価格の下落につながるわけではない。」と主張している。
Charles Edwards氏が共有した以下のデータは、 過去にマイナーが降伏した際にビットコイン(BTC)価格が急上昇したことを示唆している。
同氏はこのデータを踏まえ、「長期的に見ればビットコイン(BTC)は強気状態にあり、マイナーの降伏に対して過度に恐れる必要はない。」と述べていた。
ビットコイン(BTC)価格、長期的には強気との見方が一般的か
著名なアナリストやトレーダーたちは今後のビットコイン(BTC)価格の動きについて、さまざまな予想を展開しているが、やはり「短期的には弱気、長期的には強気」という見方が一般的か。
執筆現在(5月17日12時現在)、ビットコイン(BTC)価格は約9,530ドル(約102.1万円)となっており、十分に10,000ドル(約107.1万円)に再挑戦可能な位置につけている。
ビットコイン(BTC)価格の上昇に向け、今後もますます期待は高まっていく。
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