米国を拠点とする仮想通貨取引所コインベースのCEOブライアン・アームストロング氏は、レイヤー2スケーリングソリューションが仮想通貨経済を変革すると前向きな姿勢を示している。

レイヤー2が仮想通貨経済のユースケースを促進する|ブライアン・アームストロング氏

コインベースの第1四半期決算説明会でブライアン・アームストロング氏は、レイヤー2スケーリングソリューションが、手数料の低減と取引時間の短縮により、仮想通貨のユースケースの爆発的増加を促進すると見ていると述べた。

「インターネットがダイヤルアップからブロードバンドに移行したときと同様に、レイヤー2ソリューションはブロックチェーンのスケーリングを支援する。そして、このスケーリングが仮想通貨経済における多くの新しいユースケースを促進すると信じている。」

CEOはさらに、何十億ものユーザーをweb3に取り込むために設計されたコインベースのイーサリアム(ETH)レイヤー2であるBaseに注目し続けている。

「Baseは、取引手数料と確認時間を劇的に削減し、平均的な仮想通貨取引にかかる時間を1秒未満にし、世界のどこでも0.01ドル(約1.5円)未満にするという我々の目標に近づいている。Baseにおける開発者の活動は、第1四半期に8倍に増加した。過去30日間で、Baseはレイヤー1のイーサリアムネットワーク全体の2倍以上のトランザクションを処理している。私たちはプロトコルのアップグレードを通じて手数料を約80%削減し、Baseをより速く、より安く使えるようにした。手数料は現在、たいていの場合0.01ドルを下回っている。」

ビットコイン(BTC)に関しては、スポット市場の上場投資信託が仮想通貨市場全体の再活性化に貢献したとアームストロングは語っている。

「ETFは多くの注目を集めたと思う。しかし、私たちが目にしているのは、仮想通貨全般に注目が集まると、業界のあらゆる種類の商品にエネルギーと関心が生まれるということだ。」

\discordを使って/

仮想通貨のニュースを逃さずチェック