ハイパーインフレにあえぐベネズエラでビットコインATMの設置が始まった。
暗号資産(仮想通貨)の売却・購入が簡単になり、普及を後押しする起爆剤となることが期待される。
ビットコインATMの普及でインフレ下の資産保護が簡単に
ベネズエラで初のビットコインATMが設置されたと暗号資産(仮想通貨)メディアDecryptoが報じた。
ベネズエラは年率44万%のハイパーインフレに襲われており、価値が下がり続ける法定通貨ボリバルに代わって暗号資産(仮想通貨)で資産を守ろうとする動きが高まっている。
設置されたのはコロンビアとの国境近くにあるサン・アントニオ・デル・タチラ市のコンビニ。
首都カラカスまで普及するには時間と実績が必要だろう。
ビットコインATMの誕生により、ビットコインを現金に換えたり、その逆を行うのが簡単・便利になる。
ベネズエラほどではなくともインフレ率の高い国では法定通貨の価値が目減りしていく傾向がある。
物価が上昇しても資産価値を減らしたくないという需要を受けてビットコインなど暗号資産(仮想通貨)の人気は高まり続けるだろう。
ビットコインATMの普及は、そうした動きを後押しする起爆剤となりうる。
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