イーサリアムの大型ハードフォーク「コンスタンティノープル」が、2月28日頃に行われることが告知された。
このハードフォークは以前、実行直前に脆弱性が見つかり一時延期になっていたもので、今回満を持しての実行となる。
イーサリアム大型ハードフォークの実施は2月28日
イーサリアムの大型ハードフォーク「コンスタンティノープル」の詳細な内容について公式のアナウンスが発表された。
実行ブロックは7,280,000ブロック目で、2月28日(木)を予定しているそうだ。前後数日にずれ込む可能性もある。
カウントダウンタイマーはこのリンクからみることが可能だ。
今回のハードフォークに関して、イーサリアム保有者がなにか特別なことを行う必要はない。
取引所にイーサリアムを預けている場合は取引所ごとにそれぞれ対応するので各取引所を確認していただきたい。
ただ、ハードフォーク以降前後で送金を行った場合に、正常に送金できない可能性もあるため、移行し終わるまで保管し続けるのが懸命だ。
また、今回のアップデートの内容を簡単にまとめた。
- EVM内のビット演算が軽量化される:イーサリアムを利用する際に手数料が安価になり、処理が高速化する。
- 新規コードが追加される:新しい演算やコントラクトを作成可能。
- 新しいオペコードを追加:コントラクト手数料が安くなる。
- ディフィカルトボムの延期とブロック報酬の調整:プルーフ・オブ・ステーク(PoS)が実装段階になるまでブロックチェーンを凍結させない。