イーサリアムのテストネット、上海アップグレードリハーサルでフォークに成功

イーサリアムの上海アップグレードが来月に迫る中、同ネットワークのセポリアテストネットがアップグレードに成功し、予定されているハードフォークをシミュレートしている。

イーサリアムのブロックチェーンのセポリアテストネットが、3月にメインネットで行われると予想される上海ハードフォークをシミュレートしたアップグレードに成功した。

今後予定されている上海ハードフォークとカペラハードフォークの名前を組み合わせた「シャペラ」アップグレードは、2月28日にテストネット上で成功した。

上海は実行層クライアント側でのフォーク名、カペラはコンセンサス層クライアント側でのアップグレード名だ。

大きな変更点としては、バリデータがビーコンチェーンからステークしたイーサ（stETH）を実行レイヤーに戻して引き出すことができるようになったことである。

バリデータはイーサリアムブロックチェーン上で検証するために32イーサをステークする必要があった。

彼らは今後、32ETHを超える報酬を引き出し、検証を続けることが許可される一方、完全に引き出したい人は32ETH＋報酬をすべて受け取り、検証を中止することができる。

上海フォークがメインネットで稼働する前の次のステップは、3月に開始される予定のイーサリアムGoerliテストネットでアップグレードをリリースすることである。

＼無料アプリを使って／