ウォーレン・バフェット氏関与のデジタル銀行Nubank、仮想通貨ユーザーが180万人を突破

デジタル銀行Nubank、仮想通貨ユーザーが180万人を突破

デジタル銀行Nubankが、サービス開始わずか2ヶ月余りで、180万人以上もの仮想通貨ユーザーを獲得したことが明らかになった。

ここにいう「ユーザー」とは、Nubankのアプリを通じて少なくとも1度は仮想通貨を購入したことのあるユーザーを表している。7月下旬にNubankによって報告された「100万ユーザー」から、約1ヶ月半でおよそ2倍にまで成長したことがわかる。

また、Nubankは、ラテンアメリカ地域の銀行サービスで約7,000万人の顧客にリーチしている。これらにはブラジルの6,640 万人、メキシコの320万人などが含まれるほか、同社の投資サービス顧客数は約600万人となっている。

Nubankとは？ブラジル国内の仮想通貨サービス拡大が加速

Nubankとは、伝説の投資家ウォーレン・バフェットがその立上げに関与していることでも知られており、バランスシートの現金約１％をビットコインに割り当てる計画も発表されたことで、仮想通貨業界から大きな注目を集めていた。

Chainalysisの「2022 Crypto Adoption Index」で第7位にランクインしているブラジルでは、デジタル銀行や投資アプリを通じて消費者が利用できる仮想通貨取引サービスが急速に成長している。例えば、Mercado Libre・PicPay・BTG Pactual・XPなどは、過去1年以内に仮想通貨をローンチした企業のひとつであり、BinanceやBitsoといった世界的仮想通貨取引所はすべて地元の顧客に対応している。

現在のNubank は、顧客数に基づいてブラジルで5番目に大きい金融機関であるとみられているところ、引き続きその動向に期待が高まる。

この記事は「Nubank logs more than 1.8 million crypto users in Brazil」を参考にしています。