マイクロストラテジー社、ビットコイン肯定派セイラー氏のCEO退任後もBTC購入・保有継続の方針
先日退任が発表された、マイクロストラテジー社の元CEOマイケル・セイラー氏、及び同社の動きに注目が集まっている。
現在同社は平均取得価額30,664ドルで「129,699 BTC」のビットコインを保有しているところ、同社の継続的なビットコイン購入の動きは、業界屈指のビットコイン肯定派セイラー氏の影響が大きいとみられてきた。そのため、今回同氏のCEO退任によって、同社がビットコインを手放すのではないかとの懸念も一部で広がっていた。
しかし、同社の声明によると、「今後もビットコインの取得及び保有を続ける」方針であるという。セイラー氏については、「イノベーションと長期的な企業戦略に注力するべく、引き続き取締役会の議長及び投資委員会委員長としての役割を維持し、同社のビットコイン買収戦略を引き続き担当していく」形となる。
この点について、セイラー氏は、「会長とCEOの役割を分割することで、ビットコイン取得と保有、及びエンタープライズ分析ソフトウェア事業の成長という2つの企業戦略をより適切に追求できるようになると信じている」とコメントしている。
マイクロストラテジー社は、先日行われた財務報告において、2022年第2四半期のデジタル資産の減損損失は9億 1,780 万ドルであったことが明らかとなり、業界内外から注目を集めていた。
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この記事は「MicroStrategy’s $2,983,077,000 Bitcoin Trove Not for Sale After CEO Michael Saylor Steps Down」を参考にしています。