世界的な大手決済企業は、アイルランドで仮想通貨サービスとサポートの提供を開始
世界的な大手決済企業のPayPal社は、アイルランドで新しいチームを編成し仮想通貨サービスとサポートの提供を開始すると発表した。
PayPal社は、アイルランドの首都のダブリンとダンダルクのオフィスで、仮想通貨分野の法令遵守や規制、不正取引防止チェックを実施する人材を募集しはじめている。
提供するサービス内容は、正確な取引履歴を維持しようとする技術や仮想通貨および各国の中央銀行が管理する通貨であるデジタル通貨(BCDC)をサポートすることである。
PayPal社は、ビットコインの取り扱いを最初に開始し、2020年10月からデジタル通貨の分野に拡大している。
PayPal社は、米国の顧客にビットコインやイーサリアム(EHT)などを購入するサービスを提供しており正確な取引履歴を維持しようとする技術のサービスを拡大する。
PayPal社の最高経営責任者であるDanSchulman氏は、仮想通貨に関する事業は軌道に乗るとみていると述べた。
DanSchulman氏は、ビットコインとイーサリアムの取り扱いを増やすことで、新しい投資が殺到し市場への大きな推進力となったとしている。
DanSchulman氏は、世界中でPayPalの拡大を進めていき、近い将来に英国にも展開すると考えている。
世界的に決済サービスの展開が進んでいる仮想通貨市場。仮想通貨の取引システムの技術向上とともに普及が進んでいくことだろう。だが一方で、各国の法令や規制を遵守することも重要な要素となる。これからも、仮想通貨市場と各国の法令や規制との関係について注目していきたい。
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この記事は、COIN INSIDER「PayPal to increase crypto operations with Irish expansion」を参考にして作成されています。