先の読みにくい不安定な状況が続く仮想通貨リップル(XRP)は、執筆現在(10210時半)時点で0.244ドル(約25.76円)を推移している。

昨日、一時は0.250ドル(約26.40円)に達し、強気への兆しを見せていたリップル(XRP)だが、依然として苦しい展開が継続される。

しかしそんな中、リップル(XRP)市場において大口投資家「クジラ」が増加しており、強気トレンド突入の可能性に再び注目が集まっている。

 リップル(XRP)市場「クジラ」が増加、再び「0.30ドル」まで上昇なるか?正念場続く

市場分析データの提供などを行うSantimentによると、ここ数日間で「100万~1,000万」のXRPを保有するアドレス数が大幅な増加を記録しているという。

さらにSantimentは、「10月13日以降、約14頭もの新たな「クジラ」がネットワークに加わった」とも報告した。

一般的に、価格下落時の「クジラ」の増加は、その後の価格上昇の予兆として捉えられるケースが多い。

このSantimentの報告を受け、米大手仮想通貨メディアcryptobriefing.comは、「リップル(XRP)市場における「クジラ」の増加は、購入圧力の高まりにつながり、すぐに価格上昇へと反映される可能性があります」と報じるなど、じわじわとリップル(XRP)市場の期待感は高まりつつある。

(Source:Santiment「XRP Holders Distribution.」)

合わせてcryptobriefing.comは、今後のリップル(XRP)価格上昇のカギとして、「0.2471ドル(=約26.09円)」を掲げる。

「過去2ヶ月間、リップル(XRP)は「0.2471ドル」付近のラインで上昇を妨げられてきました。ここを突破できれば、一気に「0.30ドル(約31.67円)台」までの上昇への扉が開かれます。しかし万が一、再びこのラインで跳ね返された場合は「0.20ドル(約21.12円)」付近にまで急落する可能性があるということにも注意が必要です。いずれにせよ、現在リップル(XRP)が重大なハードルに直面しているということは明白です。」

(Source:cryptobriefing.com「XRP/USD on TradingView.」)

2020年末までのトレンドを決定づける上で、現在のリップル(XRP)市場は正念場にある。

「クジラ」の増加を好材料に、再び価格上昇への兆しが見られるのか。

引き続き、リップル(XRP)をふくむ仮想通貨市場全体に細心の注意を払っていきたい。

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この記事は、cryptobriefing.comの「Whales Loading Up on XRP, Aiming for $0.30.」を参考にして作成されています。