9月26日に仮想通貨取引所のKuCoinのホットウォレットから、仮想通貨の流出事件が発生した。

同社の今回の被害額は現段階で公式発表されていないが、ユーザーの損失に関しては同社が全額補填するとのことだ。

仮想通貨取引所のKuCoinがハッキング被害

KuCoinのリスク管理システムが、9月26日午前2時51分(UTC+8)に異常なトランザクションを検出した。

その後も異常な警告が続き、同日午前3時15分(UTC+8)に同社はこの事件に対処するため、対策チームを設置した。

今回の流出はビットコイン・イーサリアム・ERC20トークン等となっており、被害総額は現段階で公式発表されていない。

一方で、一部では被害総額が1億5000万ドル(約158億円)相当に上るのではないかと見られている。

同社は今回損失を受けたユーザーに対しては、全額補填対象になるとTwitterに投稿している。

今回のインシデントの原因を特定しておりますので、確認でき次第、随時お知らせいたします。
今回の事件でユーザーが影響を受けた場合、KuCoinおよび弊社の保険金で完全に保証されますのでご安心ください。

同社は現在、ハッキングされた資金や犯人を追跡するために、法執行機関やその他の仮想通貨取引所と常に連絡を取り合っているとのことだ。

私たちは、Huobi、Binance、OKEx、LINE BITMAX、Bybitなどの多くの主要な暗号交換所、およびこれに取り組むためのブロックチェーンプロジェクト、セキュリティ機関、法執行機関と連絡を取り合っています。
いくつかの対策が講じられており、詳細は近日中に更新されます。

ハッキング被害が相次いでいる仮想通貨市場であるが、イメージ改善のためにも今回の事件がすぐに解決されることに期待したい。

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この記事はEthereum World Newsの「KuCoinが1億5000万ドルのハッキングによる全ユーザーの損失をカバーする」を参考にして作られています。