トロン(TRON/TRX)ってどんな仮想通貨なんだろう、、、

そのように疑問を抱いてはいませんか?

たしかに先日、国内取引所のビットポイントへの上場が発表されたトロンがどんな仮想通貨なのか、気になりますよね。

この記事では、コインパートナーがトロンの特徴・将来性・取引所など詳しく解説します!

これを読めば、トロンの概要についてしっかりと理解することができるでしょう。

仮想通貨トロン(TRON/TRX)とは

トロン(TRON/TRX)とは、ブロックチェーンを用いてクリエイターが自由に作品をデジタル資産として発表できるプラットフォームです。

トロンはクリエイターを支援し、エンターテイメント業界を発展させることを目的としています。

トロンはプラットフォーム名で、通貨単位はTRXです。

トロンのICO時には、人気があり30秒ほどで完売となりました。

2021年3月現在、トロンは時価総額ランキング27位となっています。

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(ビットポイント公式)

開発者 Justin Sun 
通貨単位 TRX
 供給上限 1000億TRX※
 ブロック生成速度 約15秒
承認システム PoW
備考 ERC20トークン

トロン(TRON/TRX)の特徴

動画などのコンテンツを投稿できるプラットフォーム

トロン(TRON/TRX)は、動画などのコンテンツを自由に投稿できるプラットフォームです。

トロンの違いをYoutubeを例に考えてみます。

Youtubeのような広告収入に頼った動画配信サービスでは、コンテンツの内容が加味されず釣り動画のようなものが生まれてきました。

つまり、従来の配信サービスでは、動画を見てもらえなくても広告さえ流れてくれればお金が発生しています

トロンでは、このような現状を変えるためにコンテンツの面白さに対してお金が発生する仕組みを作り上げました。

トロンでは、面白いコンテンツに対して、視聴者が投稿者に直接投げ銭のようにトロン(TRX)を支払うことができます。面白いコンテンツが今までよりも正常に評価されます。

クリエイターたちが正しい評価を受けるようにし、その結果としてトロンのコンテンツ全体の質が上がることを目的としています。

トロンでは、分散型ストレージ技術を用い、みんなのPCの空き容量をか借り、そこにコンテンツを保存します。

個人でICOができる

TRONではTRON20トークンというトークンを発行することで、それを個人ICOという形で販売出来ます。

現行のサービスとしては、valuのようなものです。

クリエイターが作品を作るときに費用がかかるがその資金がないというときにTRON20トークンを発行し、それを売ることで資金調達をします。

買い手もそのクリエイターが人気になればコインの価値があがり、儲かるという仕組みです。

全てのTRON20トークンはTRXと交換可能です。

ICOとは、暗号資産(仮想通貨)(ICOトークン)を発行し販売することで資金を調達する資金調達方法のことです。別名「新規暗号資産(仮想通貨)公開」とも言われています。 ICOは、現在世界的に規制されている傾向にあります。
 

マーケティングが活発

トロンのマーケティングはとても活発です!

週ごとの成果をTwitterで報告したり、ロードマップを公開していたり、様々な企業と提携を結んでいてマーケティングも活発です。

リップルの開発にも関わったトロンの創業者であるJustin Sun氏のTwitterは特に注目です。彼は、Twitter場で重要な発表など行うので、多くの方の関心を常に惹きつけています。

その他にも来日して日本の取引所に上場することを匂わせたり、様々な取引所の上場コインリストに入っていたりとマーケティングがうまいことが分かります。

提携先が豊富

トロンは、続々と大企業との提携を発表しています。

トロンの提携先を簡単に4つ紹介します!

Peiwo:ストリーミング配信

Peiwoは、トロンの創設者でもあるJustin Sunが創設した音楽・映像ストリーミングアプリです!

Peiwoのユーザー数は1000万人で毎日のアクティブユーザーは100万人以上といわれています。

16〜25歳の若者がメインターゲットとなっており、顔出しをせずにストリーミング配信をすることができます。

この配信では、トロン(TRX)を投げ銭サービスに使用する事ができます!

Game.com:ブロックチェーンゲーム開発

Game.comは、ブロックチェーンの技術を活用したゲームを開発する企業です。

トロンは、Game.comとの提携により「LOVE.PET」というサイト場でペットを育成するゲームをリリースしました。

LOVE.PET内のキャラクターをトロン(TRX)で購入する事ができます!

Obike:自転車シェアリング

Obikeは、東南アジアで人気を得ている自転車シェアリングサービスです。

ユーザー数は、アジアだけで200万人、全体で1000万人以上います。

Obikeでは、スマホアプリを使い、近くの駐輪スポットから自転車を自由に借りたち停めたりする事ができます。

こちらのサービスでもトロン(TRX)で支払う事ができます。

Baofeng:中国版Netflix

Baofengは、Netflixのような動画配信サービスです。

Baofengは、2億人を超えるユーザーを抱えており、市場価値は日本円で約325億円ほどと言われています。

Baofengは、動画配信サービス以外にもネットワーク回線事業にも携わっており、今後トロンのメインネット回線として使用する事ができるようになるようです。

トロン(TRON/TRX)のロードマップ

TRONのロードマップは全部で6段階に分かれています。

また、10年規模でロードマップが製作されています。

1.Exodus(2017年8月~2018年12月)

P2Pの分散型ストレージの土台を作り、ユーザーが無料でデータをアップロード、配布、保存が出来るようにして、信頼性の高いプラットフォームを作ります。(これをTRONではデータの開放と呼んでいます。)

2.odyssey(2019年1月〜2020年6月)

コンテンツ提供者は自分の作ったコンテンツに対して著作権を持ち、そのコンテンツに対して適切な利益を貰えるようにします。つまり、ブロックチェーンを使ってTRXをネットワーク上で使えるようにします。

3.Great Voyage(2020年7月〜2021年7月)

ブロックチェーンを使ってコンテンツ提供者への所得の計算、TRX所有者への配当金の支払い、サポーターの管理という3つの問題を解決します。

4.APOLLO(2021年8月〜2023年3月)

コンテンツ提供者が自由に独自トークンを発行出来るようになります。

5.Star Trek(2023年4月〜2025年9月)

開発者がTRONで自由にオンラインゲームプラットフォームを構築できるようになります。コンテンツをブロックチェーン上に書くことの実用的な利用です。

6.Eternity

開発者は自由にゲームプラットフォームを利用してゲームを設計し、開発のための資金を確保し、投資家がゲームに投資出来るようにします。

エンタメ業界発展のための暗号資産(仮想通貨)であるTRONの大規模アップデートについてCEOジャスティン・サンが詳細を発表しました。主なものとしては、メインネット公開、トークンへの移行、Super Representativeの選挙についてでした。

 

 

トロン(TRON/TRX)の今後・将来性

トロンは、将来Youtubeなどの全てのエンタメサービスに取って代わる存在になる可能性があります!

特徴で述べたようにトロンは、提携が強く多くのユーザーを巻き込んできています。今回紹介した企業以外にも、今後中国版Amazonと呼ばれているアリババとも提携するのではないかと言われています。

このように大きく期待ができるトロンですが、もちろん懸念点もあります。

Youtubeなどの競合はあまりに強いのではないか、10年間ものロードマップを描いているが、その間に別のより良いサービスが別で誕生するのではないかなどです。

また、ブロックチェーン技術を使っているためトロンには中央管理者が存在しません。

これは、良い点でもありますが、動画を規制する人が存在しません。法律に触れる行為や著作権の問題がある動画が出てくる可能性があります。その際に動画を削除できる人がいないと社会的に問題視される可能性があります。

トロンは、今後エンターテイメント事業を席捲する可能性もありますが、未だ課題が多く残っているのが現状です。

トロン(TRON/TRX)のおすすめ取引所

ビットポイント(BITPoint)

BitPoint(ビットポイント)

ビットポイント(BITPoint)は、東証二部上場のリミックスポイントが運営する暗号資産(仮想通貨)取引所です。

2021年3月17日よりトロン(TRX)が新規上場しました!トロンが上場するのはビットポイントが国内初ということもあり、SNSでも大きな話題となっています。

ビットポイントの口座開設は最短一日で完了しますので、今のうちにビットポイントに登録して、トロン上場に向けて待機しておくのが良いでしょう。

最短5分で登録

ビットポイントの詳細を見る

 

トロン(TRON/TRX)のおすすめウォレット

My Ether Wallet

My Ether Walletは、ERC20トークンを保管出来るデスクトップウォレットです。

イーサリアム系のトークンを扱う人はほぼこのウォレットを使っているといっても過言ではありません。

セキュリティはハードウェアウォレット程高くはないので、もしセキュリティに万全を期す場合には、オフラインのPCを一台用意して、オンラインに繋がないようにしましょう。

My Ether Walletの利用はこちらから!

MyEtherWallet(マイイーサウォレット)はイーサリアムの保管に最も人気のウォレットです。この記事ではMyEtherWalletの特徴や作り方、使い方を初心者向けに画像付きで解説します。
 

 

imToken

imTokenはモバイルウォレットです。特徴としては手数料を自分で好きなだけあげられるということです。

これは一見なんの価値もない機能にみえますが、ICOの時などに早くトランザクションを承認して欲しいときにはすごく便利な機能です。

ImTokenの登録はこちらから

 

トロン(TRON/TRX)についての気になるQ&A

トロン(TRON/TRX)は開発者が儲けるために作られた詐欺コインなの???

1月5日にRedditにTRONの開発者であるJustin Sun氏が過去3週間で60億円相当のTRXを売ったという投稿がされて、開発者がそんなに売るということはscam(詐欺)なのではないかという疑惑が生じました

この疑惑は、問題になっているアカウントが、「Justin」という名前なので開発者本人のものだと指摘されましたが、Justin Sunは自身のTwitterで「このアカウントは自分のものではない。もし自分が登録するなら英語名のjustinではなく自分の中国名のYuchanを使うよ。」と反論し、この疑いは晴れました。

whitepaperがコピペって本当?

TRONのホワイトペーパーがIPFSやFilecoinのコピペであることが2018年1月8日に判明しました。

これに対しJustin Sunは、「ホワイトペーパーは中国語版がオリジナルであり、他の言語の英語、韓国語、日本語、スペイン語のバージョンは有志によって翻訳されています。そのため、翻訳には多くの重要な情報が欠如しています。」という回答を出しました。

つまり、中国語版はコピペじゃないけど他の言語はコピペの可能性があるということでしょうか。

トロン(TRON/TRX)まとめ

トロン(TRON/TRX)は暗号資産(仮想通貨)を使ったクリエイターを支援するサービスです。

分散型ストレージを利用してエンタメ業界を発展させようとしています。

コピペしていたり細部はかなり雑でscamの心配も少しあるのが怖いですが、提携企業も多いですしかなり長期的なロードマップを持っていて、最終的には今かなり市場が成長しているゲーム業界にも進出しようとしています。

そのため、長期的にみたらかなり将来性の高い通貨だと思います。

しかしそれはあくまで開発が続いていればの話で、2025年まで開発が続いているかがTRONの将来を決める鍵になるでしょう。

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