短期的には弱気見解、一方中長期的には強気意見「ビットコイン、遅くとも年末までには13,000ドルへ急騰」とも

執筆現在(101715時半現在)11,350ドル(約119.6万円)前後での推移を続けている仮想通貨ビットコイン(BTC)

12,000ドル到達が待ち望まれながらもなかなか11,000ドル(約115.9万円)台半ばから抜けられないビットコイン(BTC)について、ある著名アナリストは「今後数日間で、一度11,000ドルに向かって下落する可能性が高い」との弱気な見解を示した。

 「ビットコイン(BTC)、数日以内に11,000ドルまで逆戻り」短期的には不安との見解も

ここ数日間、11,300ドル(約119.1万円)台での推移を続けているビットコイン(BTC)は、「11,400ドル(約120.1万円)」の主要なレジスタンスラインを突破できずにいる。

この現状について、著名アナリスト「Mac」氏(MacnBTC)は、以下のチャートを示した上で、「ビットコイン(BTC)が12,000ドルまで到達する前に、一度11,000ドルに向かって下落する可能性が高い」との見解を示す。

Mac」氏によれば、一旦10,800ドル~11,000ドル付近まで下落した後は、このレベルで跳ね返り、「再び12,000ドル(約126.5万円)に向けて準備をする」と考えられるという。

(Source: BTC/USD from TradingView.com「Chart of BTC's price action over the past few months with a market cycle analysis by crypto trader Mac (@Macn on Twitter).」)

ビットコイン(BTC)の マクロトレンドは依然「強気」、市場の期待感高まる

一方、長期的な目線でみれば依然「強気」との見解も広がっている。

Civic社のCEO(最高経営責任者)であるVinny Lingham氏は、ビットコイン(BTC)市場のマクロトレンドに大きな期待をよせる。

Vinny Lingham氏は、「ビットコイン(BTC)のマクロトレンドが依然として強気である」ことを強調したうえで、「今後12か月でビットコイン価格が3〜5倍ほどに上昇する可能性もある」との自身の見解を語る。

2016年以来、私は“ビットコイン”においてこれほど強気ではありませんでした。(中略)ビットコイン(BTC)価格は、今後12か月で3〜5倍になる可能性がありますが、5倍以上になった場合は、バブルゾーンに戻るでしょう。」

また、人気仮想通貨市場アナリスト「Polar Hunt」氏(@polar_hunt)も、Vinny Lingham氏と同様に強気な見解を語る。

Polar Hunt」氏は、以下のチャートを共有し、「ビットコイン(BTC)価格が11月末まで、遅くとも年末までに『13,000ドル(約137.0万円)』まで押し上げる可能性」を示唆した。

ここ最近のビットコイン(BTC)の価格変動は、2013年から2016年にかけて見られた市場サイクルに似ています。これは、ビットコインがすぐに強気な動きを見せるであろうことを示唆しています。このままいけば、ビットコインは11月末まで、遅くとも年末までには『13,000ドル』にまで押し上がる可能性があります。」

(Source: BTC/USD from TradingView.com「Chart of BTC's price action over the past few years with a market cycle analysis by crypto trader Polar Hunt (@Polar_hunt on Twitter).」)

202010月ははやくも後半にさしかかり、ここから年末にかけてビットコイン(BTC)をはじめとした仮想通貨市場への期待感は日に日に高まっている。

アナリストらは様々な見解を示しているものの、やはり中長期目線では強気な意見が多いか。

引き続き、ビットコイン(BTC)市場に注目していきたい。

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この記事は、bitcoinist.comの「BITCOIN LIKELY TO HIT $11,000 BEFORE $12,000 AS PRICE HITS KEY RESISTANCE.」を参考にして作成されています。