執筆現在(9月24日14時現在)、依然として10,280ドル(約108.3万円)前後を推移している仮想通貨ビットコイン(BTC)。

しかしBloombergによると、現在のビットコイン(BTC)価格は非常に過小評価されているといい、主要なチェーン指標に従えば、「15,000ドル」に到達していてもおかしくないという。

 ビットコイン(BTC)価格は「15,000ドル」に到達してもおかしくないが…

Bloombergの仮想通貨アナリストMike McGlone氏によると、現在のビットコイン(BTC)価格は、非常に過小評価されているという。

同氏は、「ここ最近のハッシュレートの推移」と「アクティブなビットコインアドレス数の推移」のふたつのデータを考慮すると、「ビットコイン(BTC)価格はいつ『15,000ドル(約158.1万円)』に到達してもおかしくない。」との自身の見解を語る。

「ここ最近、ビットコイン(BTC)のハッシュレートは増加し続け、先日過去最高値を更新しました。さらに、アクティブなビットコインアドレスの数も着実に増加傾向にあります。特に、ビットコインアドレスの30日間平均を単純に2017年頃のデータと比較しても、ビットコイン価格は『15,000ドル』に近い価格に相当します。」

(Source: Glassnode「BTC: Number of Active Addresses(30d Moving Average)」)

しかしMike McGlone氏は、「これはあくまでチェーン上の指標にすぎず、必ずしも15,000ドルまで回復することを意味しているわけではない」点も強調する。

ここ数日間、ビットコイン(BTC)をふくむ多くの仮想通貨市場は不安定な状態が続いている。

そのため、Mike McGlone氏の掲げたデータをひとつの指標としつつも、引き続き慎重な姿勢でビットコイン(BTC)市場を見守っていく必要がある。

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この記事は、Cointelegraphの「Bloombergは「このチェーン指標によればビットコイン(BTC)価格は15,000ドルであるべきだ」と示唆しています。」を参考にしています。