人気の国内仮想通貨取引所であるコインチェックは、Hashpaletteとのパートナーシップを発表し、NFTエコシステムの最初の取引所を立ち上げた。

Hashpalette社は日本国内のメディア企業と協力して、ユニークなNFT資産の作成と交換のためのエコシステムを開発している。

リップルとイーサリアムの相互運用システムを導入

DeFiが大流行しつつあるなかで、国内仮想通貨取引所コインチェックは、初期取引サービスに参入する準備を始めている。

Coincheckは火曜日、HashpaletteのPLTトークンを配布するための、来るべき初期取引サービス(IEO)の計画を発表した。

これは日本初のIEOだとのことだ。

Hashpaletteは、イーサリアム上の代替不可能なトークン(NFT)を使って、マンガ、スポーツ、音楽といったコンテンツを宣伝する。

一方、PLTトークンは、Paletteブロックチェーンのプラットフォーム上の流通市場で交換された商品の支払いを容易にする。

今回の発表は、DeFiが大きな見出しを飾る可能性がある一方で、IEOとNFTも仮想エコシステムの一部として成長していることを示している。

Initial Exchange Offering(IEO)は、2017年の仮想通貨市場で人気が出たInitial Coin Offering(ICO)と同じように機能する。

プロジェクトが成熟するにつれて価値が高まると予想されるコインやトークンと引き換えに、プロジェクトに対して資金を提供することが可能だ。

一方で、ICOはイーサリアムウォレットを持っていれば誰にでもトークンを販売していたが、IEOは理論的にはより綿密な調査の対象となる。

これらのプロジェクトは、取引所がレビューを行い、公表された目標を達成する見込みのある正当なプロジェクトとして承認した後に一元化された取引所を通じてのみ利用可能となる。

Hashpaletteは2020年3月に設立され、ソフトウェア開発会社のLink-Uとブロックチェーンのイノベーション企業であるHashPort (いずれも日本国内が拠点)のジョイントベンチャーの成果だ。

Hashpalette IEOの正式なリリース日はまだ決まっていないが、Coincheckの共同発表によると、同取引所は2019年8月から商用化の準備を検討しているという。

\無料アプリを使って/

暗号資産(仮想通貨)のニュースを逃さずチェック

この記事はDecrypt「コインチェックはIEOを日本の暗号投資家に持ち込みたい」を参考にして作られています。