仮想通貨投資信託の週間平均投資額が800%以上増加していると、世界最大の仮想通貨運用会社のGrayscaleが明らかにした。

同社によると、機関投資家は現在、世界的な経済不安に対するヘッジとして、仮想通貨に注目しているという。

仮想通貨投資信託の週間平均投資額が800%増加

仮想通貨投資信託の週間平均投資額が800%以上増加していると、世界最大の仮想通貨運用会社であるGrayscaleが明らかにした。

同社のIR・事業開発ディレクターであるRayhaneh Sharif-Askary氏は、コロナウイルスがビットコインを後押しする上で重要な役割を果たしていると、Coinscrum marketsのポッドキャストで述べている。

コロナウイルスと政策的な意味合いは、ビットコインが資産の貯蔵庫として見られるようにするための舞台を設定した。機関投資家は、当社の商品を通じて仮想通貨に積極的にロングポジションを取っている。前例のない金融刺激策が提示されている世界で、インフレヘッジとして利用できる希少資産を探しているからだ。

(出典元:Coinscrum markets)

同社は今年の第1四半期の間に、全商品で5億ドル(約537億円)もの資金調達を行った。

その中で投資家たちは3億9000万ドル(約419億円)をGrayscaleビットコイン投資信託に、1億1000万ドル(約118億円)をGrayscaleイーサリアム投資信託に投資した。

もともと個人は、税制面で有利な退職金口座を利用してエクスポージャーを得るために、Grayscaleの商品に惹かれていた。

しかし、現在では資金流入の90%が機関投資家を経由していると同社は述べているおり、その関心の高さが窺える。

今後も仮想通貨投資信託の市場は広がっていくのか、今後の機関投資家の動きに注目したい。

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