米大手メディアBloombergの金融リサーチ部門は、ビットコインと金が「2020年に上昇する最有力候補」と報告した。
同社は現在のビットコインの価格帯を、これから大きな変化を迎えるための『強気の休息』と見なしている。
Bloombergの金融リサーチ部門は、コロナウイルスの大流行で資産が急騰するための理想的な条件を作り出す中、ビットコインと金が上昇する「最有力候補」であると報告した。
Bloomberg Intelligenceのストラテジスト、 Mike McGlone氏はKitcoを介して以下のように述べている。
この激動の年に上昇した数少ない資産の中で、金とビットコインはさらなる価格上昇の基礎を築いている...私たちのグラフィックは、金が3月の暴落の前に1オンス1,700ドルという重要な抵抗線の上に固まっていることを示している。この水準を超える日が続くと、金は階段状のラリーで次の動きをするための基盤を固めていく。
ビットコインは、9,000ドルから10,000ドルの間で同様に価格が形成されている。
私たちは、このベンチマークがビットコインの復活だけではなく、10数年の歴史の中で何かを大きく変えるための強気の休息と見なしている。
株式市場からの乗り換えがあれば、金とビットコインは上昇することになるだろう。
Source: Bloomberg Intelligence/Kitco
これまで歴史的に、ビットコインと金の相関関係は低いままであった。
しかし、投資運用会社のVanEckによると、最近ではこの2つの資産の相関関係が大幅に上昇しているという。
短期的には、コロナウイルスのパンデミックによって引き起こされた市場の売却は、ビットコインと伝統的な資産クラス、特に金との相関性を高めている。また、潜在的にビットコインが安全な投資先というステータスが高まっていることも暗示している。
このままビットコインは安全資産としての価値を高めていけるのか、今後の動きに注目したい。
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著者: CoinPartner 編集部 atsusi