歴史的にみるとビットコイン(BTC)価格は、毎年第2四半期に大幅な上昇を遂げる傾向にあるため、投資家の間で4月以降の急騰について、強気意見が多数飛び交い始めた。

2020年も第2四半期をむかえ、さっそくビットコインは好調な値動きをみせている。 

怒涛の3月が終わり、ビットコイン価格は4月以降好調を取り戻せるか

ビットコイン価格指数によると、2020年第1四半期、ビットコイン価格は10%の損失となった。

コロナウイルスの影響もあり、3月には日々激しい価格変動を記録したビットコインだが、第1四半期全体で見ると、比較的大きな損失は被らなかったようだ。

そしてむかえた第2四半期。

5月にはビットコイン半減期も控えており、市場全体が大きく揺れ動くことが予想される。

ビットコイン価格、過去8年間の第2四半期ではどのような動き?

2020年第2四半期のビットコイン価格変動について、米暗号資産(仮想通貨)メディアは、以下のように述べている。

「3月は、コロナウイルスに対するトランプ大統領の厳格な対応が長引く可能性と経済不況の恐怖が原因となり、投資家はリスクを避けてビットコイン市場からやや距離をとっていた。しかし、過去のデータが示すように、第2四半期はビットコインが大きな利益を生む傾向にある。よって、世界経済の不況とは正反対に、(ビットコインのみならず)暗号資産(仮想通貨)全体に明るい兆しが垣間見える。」 

上の記録(=CoinDeskより引用)が示すように、過去のデータによると、ビットコインは過去8年間のうち6年間で価格上昇を遂げている。

2013年と2018年の第2四半期は利益をあげられていないが、損失は1桁に限定されていた。

また、2019年第2四半期に見られた162%もの価格上昇は、四半期別にみると、過去3番目に上げ幅である。

ビットコイン市場に、複数の著名アナリスト好感示す

米メディアによると、多くのアナリストは、「コロナウイルス危機の中で、世界政府と中央銀行による金融機関への介入が、ビットコインの魅力をますます高める可能性がある。」との見方をしているという。

特にベテラン投資家のジム・ロジャース氏は、第2四半期のビットコインについて、以下のように予測する。

「コロナウイルスが世界経済に与える影響は、すぐには収束しないだろう。よって、(4月以降は)株式市場のトレンドと、暗号資産(仮想通貨)市場のトレンドは必ずしも一致するとは限らない。」

2020年第2四半期に突入し、ビットコイン投資家の間でも強気意見が飛び交い始めたのは好材料だ。

今後、ビットコインのさらなる飛躍に、期待は高まる一方である。

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